お嬢様は寝バックがお好き?

この体験談は約 7 分で読めます。

会社のお偉いさんがセッティングしてくれた飲み会。
そこに招待されてたのがM子。
その二週間ばかり前にやった展示会で、外部からバイトで来てもらった子だった。
変な意味じゃなく彼女を気に入ったお偉いさんが、いつの間にか後日の慰労会っていう名目で約束を取りつけていたんだとか。
さすがに出世する人は違います。

展示会の時から、俺ら若手は「あの娘イイネ!」って意見が一致してた。
上品で穏やかな雰囲気。
長身スレンダーな22歳。
過剰じゃない明るさ。
“清楚なお嬢さま”ってのが俺の第一印象。

でも裏方で駆けずり回るのが展示会での若手の役目だから、チラっと雑談程度は出来ても、連絡先を抑えるまでの芸当は誰もしていなかった。
それが期待もしてなかった飲み会って形で再会出来たんだ。

ただM子が来るのがギリギリまで確定しなかったそうで、当日になって突然、若手男子限定で招集という流れ。
意地悪なことに特別ゲスト有りってことは伏せられてた。
強制参加じゃなかったから、仕事の都合や別口の予定ありとか、飲み会は基本的には嫌いな奴とか、そんなのも多くて、ほんの数人しか集まらなかった。
後から悔しがってたのもいたな。
さらに俺の幸運は続いた。
俺以外にはそれぞれ事情があって、一次会終了時点で全員自主脱落。
サバイバルレースを戦う必要さえなく、俺に棚ボタチャンスが。

二人だけの二次会にお誘いするとすんなりOK。
実はM子も展示会の時から俺がちょっと気になってたんだとか。
普段そんなにモテるわけでもないっていうのにね。
二次会でそれを知って一気に打ち解けた。
そこまでは名字で呼んでた俺も、「M子さん」に切り替え。
今後の継続が見えた俺はすっかり余裕。
今日は紳士的に振舞って好感度UP狙いでいいや、って。
いい娘だから大事にしたいっていうのと、即日ヤラせるような軽い娘であって欲しくないっていう誠に勝手な思い込みです。

ちょっと浮かれた俺はつい飲み過ぎた。
そろそろ送ってあげるね、と店を出た途端にグラっときた。
まだ大丈夫そうだが、これで車に揺られたら逆噴射ありそう。
まずいぞこりゃとM子を見ると、あっちもちょっと変。
どうやら俺と同レベルの危機状況みたい。
いや、フラフラで顔色も悪いし、俺以上だよ。
普段よりずっと飲んじゃったらしい。
それでも自分より俺のことを気遣ってくれるんで愛しさ倍増。

路上ダブルノックダウンじゃ洒落にもならん。
その隙にM子がどこぞの馬の骨にお持ち帰りされたら悲しすぎるし。
お互いに危なっかしい状態って判ってるから、『ご休憩』をM子も反対しなかった。
だいぶ楽になったはずなんだがM子はずっと涙目。

「まだ苦しい?しばらく横になった方がいいよ」

「服を脱いだ方が楽だよ」とまではさすがに言わなかったけど。
それでも上着を脱ぎ、ブラウスの首元のボタンを緩めてM子はベッドに横になった。

「大丈夫?◯◯さんも少し横になって」

「うん、そうさせてもらう」

俺もM子の隣に横になって手を繋ぐ。

「M子ちゃん・・・君を抱きたい。でも無理かな、まだ調子悪い?」

返事はないが強く手を握り返してきた。
しばらくして・・・。

「汚れてると恥ずかしいからシャワー・・・」

一緒を恥ずかしがるのを無理強いしても得はない。
俺が先に済ませてM子を待つ。
バスタオルを体に巻きつけて現れたM子。
飛びかかっちゃいたいほどエロい。
いやいや、あくまで紳士でなければ。

巧みに俺の腕をすり抜けてベッドにうつ伏せになるM子。
寄り添って髪を撫でながらキス。
でも、うつ伏せって変じゃね?
仰向けにしようとするが協力してくれない。
そして意外な言葉が。

「変なこと言う女だって思わないでね」
「ん?」

「後ろから・・・バックでして欲しい・・・」
「ほあ?」

そりゃ、俺はバックも好きだよ。
でも正常位も騎乗位も座位も、えっとそれから・・・色々好きなんだよ。
いきなりバックから始めたことってあったか?
ああ、あるか、でもなんだかなあ。
別にバック好きが変態だとは思わんが、清楚なお嬢さんイメージがちょっと崩れる。
せっかくいいムードになって、初めてのお手合わせ。
オーソドックスに行きたいんですけど。

「どうして?」って聞いても答えてくれない。

よし、流れの中でなんとかするぞ!と決意。
しかし、べったりうつ伏せになっていられちゃ、タオルを取り払うのも困難。
力づくは嫌だから、お願いして彼女に取ってもらう。
これでオールヌード。
ただし、見えるのは背面のみ・・・。
首筋から背中、そしてお尻と続くラインは色白で滑らかそう。
丁寧に丁寧に手のひらでマッサージっぽく撫でてみた。
見た目通りのスベスベ。
ついでに背骨にそって指圧。

「お嬢さん、ちょっとお疲れですねえ」

要らないギャグはやっぱり滑った。
指圧はさっさと切り上げて唇と舌を這わせた。
最初はくすぐったそうだったM子の反応もやがて変化。

「フフフ・・・」みたいだったやつが、「フ・・・ウフ・・・ウ・・・ァ、アン・・・あっ」みたいな。

でもこれだけで十分な性感を引き出してやれる自信はありません。
一般的なツボである乳首に行くべき段階。
側面から前に手を回して責めるが常道。
・・・なんだが、M子はビタッと前面をマットレスに密着させて隙間を与えてくれない。
耳たぶを甘噛みしながら、前にスペースくれるように口説くんだけど、イヤイヤって首を振る。
仕方ないから、耳たぶから背中経由でお尻まで、唇を密着させたまま下っていく。
柔らかなお尻のホッペを開いてみると、そこにはチョボンとすぼまった綺麗なアヌス。
舐めるに抵抗はないので舌先を伸ばす。
しわに沿ってチロチロしてやるとピクンと腰が浮く。

「あ、そんな所・・・イヤ・・・」

「外側だけだよ、乱暴しないから心配しないで」

その言葉に安心したのか力が抜けた。
少しずつだがお尻がせり上がって来た。
でもお尻だけで、上半身のガードは緩まない。
クリトリスも目視確認出来たので舌先確認ヘ移る。

「アッ・・・アア~ン・・・」

ここまでで一番の反応ぶりに、俺も俄然頑張る。
愛液も湧き出して盛り上がって参りました。
内部のお湿り具合と襞具合を指で試したいんですが、微妙な角度でトバ口までしか入りません。
それでもなかなかに窮屈そうな膣内は濡れ加減も良さそう。
しばらく指マンで奉仕する。

「痛くないよね?」
「ウン・・・気持ちイイ・・・でも」

「でも?」
「・・・入れて・・・入れてください」

素直な良い子。
でもやっぱり正面からも愛したい俺は何度目かの折衝。

「M子ちゃん、仰向けになってごらん。もっとキミをよく見たい」

それでもイヤイヤと首を振る。

「恥ずかしい・・・このまま愛して」

どうしてもバックですか?
こっちは恥ずかしくないんですか?
よほど何かあるんだと訝しがるも、それでも突入したいとチンポはいきり立ってる。
ここらで可愛い口でもしてもらいたいところだったけど、妙なモノを押し込んで、収まっている胃袋を刺激しちゃ拙いかなと諦めた。
そいつは後のお楽しみということで。

「心配しないで。ちゃんと避妊するからね」とコンドームを装着し、ご要望に沿って後ろから。

膝を立ててお尻を高く突き上げる、まではしてくれない。
うつ伏せで全身を伸ばしたまま僅かにお尻をピョコンと上げているだけ。
さっきの指マンの時からずっと。
それでも入り口には当てられるからゆっくりと膣内へ。

「アウ・・・あん・・・」

甘い喘ぎに勇気百倍。
しかし、このスタイルだと奥までは絶対に届かない。
俺のチンポ長は平均のはずだが、大きくストロークさせたらあっさり抜けてしまう程度のはまり具合。
入り口付近が一番感じる女もいるから、これでも十分なのかもしれない。
でもやっぱり、深く一つになりたいよ。
幸い前に手が入るスペースは出来ていたから、ここを糸口にするしかあるまい。
両手を前に差し込んで、M子の腰を後方から抱え込む状態。
もちろん右手でクリを探り当て、指先で転がしてやる。
ビクッと体が震えるリズムに合わせて少しずつ腰を引き上げる。
肘や膝を支点にして奮闘する俺はレスラー気分。
腰の位置が高くなるにつれてチンポも潜り込んでいく。
力で無理矢理引き上げられる不安定感と貫かれる快感が入り交じっているのか、M子は訳の分からない状態らしい。

「あ、イイ・・・そこ、アウ・・・ハアハア・・・」

ようやく俺の視界からチンポの姿が隠れた。
見えるものといえば、括約筋で連結された二ヶ所の入り口がヒクヒクしている光景。
それにしてもM子の格好はなんか不自然だ。
顔は横を向けて枕に押し付けている。
右手は胸の前に回り、そこに上半身の体重を預けている。

「苦しくない?両手ついて四つん這いになってごらん」

「このまま・・・このままで・・・あ、感じる」

あくまでその姿勢を崩さないM子。
俺も気持ち良くなってきてるわけだし、M子もこれがお好みってんだからこれで追い込む。
ゆっくり大きく出入りするチンポにピンク色の秘肉が絡みついてくる。
ああ、たまんね!
俺の腰の回転数もヒートアップ。
M子の喘ぎも激しくなる一方。

「どう、気持ちいい?イケそう?」
「ウン・・・いいの、ア、当たるゥ・・・」

「俺も・・・すごくイイ・・・一緒にいこうな」
「ウン・・・一緒によ、あ・・・来て来て!」

もうこれ以上の我慢は毒。
一番深く入ったところで一気に引き金を絞る。
チンポだけじゃなく俺の全身に快感が走った。
M子もググッと締め付けながら昇りつめたようだった。

『なぜM子は仰向けにならないのか?』

もうある程度の見当はついていたが確認しなきゃ。
うつ伏せのままグッタリしているM子に寄り添い、まずは今のエッチを誉めまくり。
嘘つく必要なくて楽だったけど。
で、核心に迫る。

「私、胸が小さいから。それを見てガッカリされると凄く悲しくて、だから出来るだけ見られたくないの」

アホくさ。
別に俺は平気なんだけど。
スレンダーなのは判ってたけど、『Bの78』なんだって。

以前に付き合ってた奴にずいぶん酷い言われ方をしたらしい。
だったらそいつもとっとと別れりゃいいのに、貧乳を罵倒しながらM子を抱いていたんだそうだ。
そこまでじゃないにしても、胸を見た途端に露骨に表情が変わったりする奴もいて、すっかりコンプレックスを持ったってことだった。
それ以降は俺がインチキカウンセラーとしてM子の悩み解消に尽力したんで、だいぶコンプレックスも無くなったようだけど。

俺の場合、胸の大小よりも足の綺麗さにクラッとなるんで、全然問題なかった。
胸は小さいけれど乳輪&乳首は綺麗なピンクだから、こっちを責めるのも楽しかったし。
もちろん色んな体位も抵抗なくしてくれた。
正常位の感度は凄く良かったから、フィニッシュはこれが定番になってたな。

残念ながらその後、俺は転勤。
しばらくは遠恋だったんだけど最終的には消滅しました。

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