オンラインゲームで出会った彼女[前編]

この体験談は約 10 分で読めます。

かなりヘタレな内容ですが、一応、寝取られです。

今年の3月から4月にかけての話です。
書くことで楽になりたいという思いで書く。

まず自分の基本スペックから話す。
都内の大学、理系の学部3年(3月の時点では2年)。
顔は、えなりかずきをもう少しシャキッとした感じを想像してもらえばいいが、要するに見るからに真面目なキャラで通っている(´・ω・`)

出会いもなく、これまで付き合ったことなし。

オタ趣味とかはないが、最近はオンラインゲームを少しやっていた。

彼女とはそのゲームで出会った。
ぐいぐい引っ張ってく性格で、最初ネカマかと思った。
ゲームの中で僕は、彼女に振り回されるなかで、次第に仲良くなった。

呼吸がぴったりあっていた。
彼女は僕がゲームにログインするのを待って、一緒にゲームの中を旅するようになった。

彼女も都内の大学生で、大学の学年でいうと1個下だった。
僕がやっているブログを、教えてないのに彼女が勝手に見つけてから、コメントをくれるようになった。

僕は旅行に行くのが好きだった。
もちろん1人で(´・ω・`)
今度京都に行く話を、ブログに書いた。

そうしたらメールがきた。

「京都はよく遊びに行くから案内できるし、オフで会わない?」

オフで会うといっても実態は旅行のお供。
彼女は、ゲームの中と同じように京都で、僕を振り回しつつ旅するつもりだった。

根が真面目でヘタレな僕は、女の子からの提案にむしろおそれおののき「悪いよ・・・」と返したが結局(以下略

シングルの洋室を2つ、僕が予約した。
なぜか現地集合になった。
3月の下旬。

こう書くとエロゲの強引な展開に見えるが、実際にはゲーム内で毎日何時間も2人会話を交わす中で、友達として好意を感じて自然にこうなったことを補足しておく。

ネトゲの女の子。
そのイメージから顔とか期待してなかったし、こっちも気軽だったが。

目印の服装でポツンと大階段に腰掛ける彼女を見て、僕は最初、いやあれは別な人だ、彼女はまだ来ていないのだと思った。

が、僕に気付いた彼女が「小ちゃん?」

とてつもなくかわいかった。
これまで出会った人のすべてを超越していた。
芸能人に例えるの難しいんだが、見る人の想像のためにいうと、矢田亜紀子を可愛い系にし体を小さくした感じ。
いやまじで。
まじですから。

旅の内容は省略。
とにかく彼女は無計画この上なかった。

疲れきって宿について、じゃあ明日、といって部屋に戻り、備え付けの風呂に入ってパジャマに着替えてテレビを見ていた。

ノックが聞こえて、出ると彼女がいた。
このときの用件が何だったか、覚えてない。

僕が風呂出たてなのを見ると、「あ、私もお風呂入る。じゃまた後で」と言って帰っていった。

僕は気が気じゃなかった。
部屋に来ても絶対に襲ったりすまいと思った。
根が真面目なんでw
可愛いことは確かだが、高嶺の花すぎて恋心はなかった。

やがて彼女は来た。
僕はベッドに腰掛けて、前にあるテレビを見た。
彼女は、僕から少し離れた位置に腰掛けた。

僕に合わせたのか彼女もパジャマ姿だったが、普通の服みたいなパジャマで露出度高くないし透けてもない。

だが、風呂上がりの黒い髪が、いい匂いを放ってきて、普段そういう経験がない身としては、これだけで僕のモノが、雲を呼び、空を目指し。

パジャマの下に何も履いてなかったので押さえつけるものがなく(゜Д゜;)
僕が困っているうちに、彼女がふとこっちを見て、気付かれてしまった。

視線がじーっと。

「あ、あの、ごめん、△×□%#$」

僕がしどろもどろになると・・・。

彼女は無表情かつ無言で、いきなり僕のパジャマ下の前の部分を持って引き下げ、僕のモノを露出させてしまった。
びっくりして僕が固まっていると、彼女は、僕のパジャマ上のボタンを外していった。

そして、彼女は僕の胸にそっと顔を近づけて、頬をくっつけた。
濡れた髪と頬の感触が柔らかかった。
昼の時にさらに増して可愛らしかった。

僕は上半身を彼女に押されてベッドに倒した。
つまり、ひざの下だけベッドから下ろして寝ている状態。
彼女は、僕のモノを手にとって、僕の腹のほうに向けた。
亀頭がヘソの下の部分にくるような状態。

で、彼女は、舌を口からほんのちょっとだけ出して、僕のモノを、つー、つー、と舐めはじめた。

これはフェラなのか?
ビデオとかで知っているものとは全然違って、卑猥さがなく、とてつもなく可愛らしかった。

肉体的刺激はかすかだが、精神的刺激がものすごくて、腰がつい動いてしまったりしながら、すぐに僕はイッてしまった。
激しく出たので、自分のあごにまでかかってしまった。

彼女は、表情をあんまり変えないまま、白いの出しっぱなしの僕をそのまま放置して、無言で帰っていってしまった。

30分くらい何もできなかった。
やがて起きて後始末をしたが、彼女に嫌われたかもしれないと思って泣けてきた。

が、次の日の朝、彼女は満面の笑みで。

「おはよ!」

一目惚れしてしまった。
(もう会って1日経ってるのに一目惚れというのも変だが)

清水寺の上のとこで、向こうの岩まで目をつぶって歩くことになって、そのとき彼女は手を繋いできた。
親指と4本の指で僕の手をそっと挟む繋ぎ方だった。

嬉しくて、そこで売られていた星座別のお守りをつい買ってしまった。

しかし、その夜は何も起こらなかった。
何もできなかった。ヘタレなもので_| ̄|◯

帰りは2人で新幹線に乗って帰ることになった。
乗る前に買った肉まんがおいしかった。

はじめて彼女が、大学の近くで一人暮らししていることを知った。
彼女は、夕飯を作っておごるといった。

ここまできてはじめて、僕は、自分はこれに応えなくては前に進めないんだ、ということに気付いた。
ただ、今日のところは夕飯だけ食べて帰ろうと思った。

入ると右がバストイレ、左が台所で、その先に居住空間。
ベッドが置かれているせいか狭く感じる。
でもきれいに片付いている。

夕飯は、彼女が料理したというより、途中で買った惣菜を盛り付けたものだった。
ネトゲやってるとこうなる(´д`)

食べたら帰るつもりだったが、彼女が僕の腕を無言でそっと掴んで、僕はまた固まって動けなくなってしまい、おとといと同じようにベッドに寝かされてズボンを下ろされてしまった。

そう書くと伝わりにくいんだが、彼女のそうした行動は1つ1つが可愛らしくて、卑猥さが全然なかった。

このままだとおとといと同じく、僕がイクだけになってしまう。
そう思って、彼女が舐めようとするのを、手で制した。

そうしたら彼女は、僕の胸に頬をくっつけて、そこではじめて一言いった。

「小ちゃん。私じゃだめ?」

「△×□%#$?!」

喉がカラカラに渇いて言葉が出なかった。
胸から顔を上げる彼女に、僕は口を半開きにしたまま、ぶんぶんと首を振った。

彼女は優しい顔をして、それで、キスした。

肝心なとこなのに悪いんだがそれほど詳しい記憶はない・・・。
たしか彼女が電気を消して、僕は服を脱がせた。
ブラを外すことができなかった_| ̄|◯

彼女の体は、ちょっとぽっちゃりしていて、やや小ぶりでお椀型の胸をしていた。

胸を吸うと、彼女は吐息まじりに「・・・あ。・・・あ」と、かすかな声を出しはじめた。

そのあと、下の方に手をやると、かなり濡れていた。
中に指を入れると熱くなっていてびっくりした。

そっちの方を攻めてみたものの、胸と違って、あんまり感じてないみたいだった(´・ω・`)

入れようという段階になって、彼女は起き上がって、ゴムを渡してくれた。
準備いい(´д`)

しかし入れようとしても、全然入っていかない。

知識を総動員して、舐めてすべりをよくしてみたりいろいろやったが埒が明かないので、僕は、上になって入れてみて、と他力本願な頼みをした。

彼女はちょっといやそうな顔をしたが、上に乗って、僕のものを手に取り、腰を沈めた。
入った。
熱かった。
彼女はちょっと微笑んだ。

僕はそのつながった状態をキープしながら体を起こし、彼女をゆっくり倒して、正常位にした。

このときはじめて、彼女が少し下付きで、膝を腹につけるような感じで曲げないと正常位で挿入できないことが分かった。

動かすと、彼女はまた吐息まじりに「・・・あ。・・・あ」と小さく声を出しはじめた。

目をつぶってかすかに応える彼女がとてつもなく可愛くて、まだ激しく動いていないのに、終えてしまった。

しばらく抱き合っていたが、彼女はまた僕の胸に頬をくっつけた。
この仕草が好きなんだろう。
僕も好きになっていた。

この年で体力が全然ないんだが、それを見ていると、またむくむくと復活した。

二回目は、正常位の状態で入れることができた。
でもまたすぐイッた(´・ω・`)

僕のものは体力の限界で復活せず、そのまま抱き合って寝た。

女を知った僕は、毎日のように彼女の家に通った。

体位を変えるとかそういうことが思いつかなくて、ずっと正常位のままだったが、それだけに集中したおかげでだいぶ向上してきた。

「・・・あ。・・・あ」という彼女のため息の中に、ときどき「・・・あ・・・いやあ・・・」というのが混じるようになって、そのとき彼女が感じてることがわかった。

そのタイミングを掴んでくると、ときどき「・・・いやあ・・・ああっ」と言って腰をくっと動かすようになった。

そのうち、彼女は不意にびくっとなって、軽くいってくれるようになった。

お互いに新学期がはじまっても、僕は自分の都合をそこそこに切り上げて大学から彼女の家に直行していた。

彼女の家で肌を合わせ、そのあと自宅に帰ってからは、ゲームのほうで彼女と遊んでいた。
それ以外、特にデートらしいことは一切なかった。

新学期でいろいろする手続とか、購入する物、いきなり出た課題、ゼミ、研究その他、自分のことを全部棚にあげてしまっていた。
グループでやっていることも放っていた。
このままではいかなくなって、大学にこもった。
連日大学に泊まっても能率がはずまなかった。
彼女と現実に会うことも、ゲーム上で会うこともできなかった。
携帯がないので連絡はメールのみで、それもあまりしていなかった。

僕がゲームにログインしなかったら彼女は誰と旅するんだろう。
危険なとこにどんどん勝手に進んでしまう彼女と一緒に楽しめるやつなんているのか。

どちらかというとゲーム上の彼女のことを気にしていた。

10日ほどして一応落ち着いてきた日。
夜8時くらいになっていたが、大学から彼女の家に向かった。

30分ほどで着く。
ドア窓から明かりがもれている。
高揚する気持ちを抑えながら、チャイムを鳴らした。

出ない。

電気つけたまま、どこかにいってるのかな。
そう思って外を見てぼーっとしていた。

不意にドアが少し開いた。
鳴らしてから数分経っていた。

「小ちゃん・・・」

つぶやくような声だった。
彼女はパジャマ姿だった。
無表情で、動揺した様子もないかわりに喜んだ様子もなかった。

僕は不意に記憶がよみがえった。

京都の夜、彼女が僕のモノをそっと舐めたときのこと。
あのときと同じ表情。
同じ姿。

いやな予感がした。

僕は無言で、ドアを完全に開いて中に入った。
彼女は抵抗しなかった。

そしてベッドに目を向けた。

見知らぬ男が横たわっていた。
目を見開いて驚いている。

僕も、その男も、身動きできないまま互いを凝視した。

男は、ひざから下をベッドから下ろしている。
ベッドに腰掛けた状態から上半身を倒してベッドに横たえた状態。
ズボンとトランクスは下げられ、Tシャツは上にまくりあげられている。

股間を隠しているが、へその辺りから胸のほうへ白いものが飛んでいる。
果てた後だった。
実に情けない格好だった。

そして気付いた。
この格好は、以前の僕じゃないか。

僕が京都の宿でされたように、この男も、彼女に、かわいらしい仕草でモノをそっと舐められ、白いものを自分の胸に撒き散らしたんだ。
男の顔は、可もなく不可もなくといった感じだったが、遊んでいるようには見えず、真面目で気が弱そうだった。

要するに僕と同類の男だった。

そして、僕が歩んだのとまったく同じ道をいま歩んでいるんだ。
ドアの方にいた彼女が、僕の腕をそっと掴んで引き寄せた。

僕は、なんて運が悪いんだろうとそのときは思った。

彼女は僕にとってもうすべてで、浮気しようと何でも、僕のそばにいてくれれば。
これほどの彼女なら。

ただ、いま思うと、他にも同類の男がいた可能性はもちろんあって、僕が不意に来訪したために、その中の1つにぶちあたることはある意味当然な展開だったのかもしれない。

僕はドアのあたりまで返した。

「小ちゃん・・・」

そういって彼女は、そっと僕の胸に頬を寄せた。
たぶん男からは見えてない位置だろう。

僕は真実に気がついたのに、あまりのことに混乱していたし、彼女がこの行動に出たことで、僕は怒りとか嫉妬とかそういう黒い感情をぶつけることが出来なくなってしまった。

彼女はやっぱり僕のことが一番好きなんだろ。
だからいいんだろ。
大丈夫だろ。

彼女は僕に外に出るように、動作で促した。
抵抗できなかった。
彼女は僕を見つめながらドアを閉めてしまった。

僕はしばらく呆然としていたが、男が追い出されて出てくるかもしれないと思い、階段とは反対側に行って隠れて見ていた。
しかし、10分ほど待っても男は出てこなかった。
僕はドアの前に戻り、様子を窺った。
中を覗きたいと思ったが不可能だった。

声だけでも聞けないかとドアの隙間に耳をあててみる。
聞こえない。

しかし、いろいろ耳をあてるポイントをかえたり、あて方を工夫したりした結果。

・・・かすかにきこえるΣ(゜Д゜;)

テレビの音はするが、二人の声はきこえない。

隣人が気付いたらかなりやばい状況だが、必死だった。
僕は、雑音の中に彼女の声を必死に探そうとした。

・・・と、やがて電気が消え、続いてテレビの音が止まった。

これから起こってしまうことを僕は怖れた。
でも一方でそれを精一杯聞こうとした。

「アアァ・・・」という脱力した声が聞こえてきた。

男の声だ。声でけえよ。
声までもが情けないやつだ。

あんな男に、僕の可愛い彼女が、やられてしまう。
小ぶりの胸や、濡れて熱くなってるところを観察されたり、指で弄られたり、舐められたりしてしまう。

男の声から、中で起こっていることはだいたい推測された。

「ンアアァ・・・ウッ・ウッ・ウッ・ハッ・・」

彼女が、入れられてしまったのを悟った。
あの濡れてあったかいところに、僕じゃない男のモノが。

僕は、自分がどうにかなってしまいそうだった。
脳みそをかきまわされているみたいだった。

でも、さらに追い詰められた。

「・・・いやあ・・・」

はっきりそうとは聞こえなかったが、男の声にまじって、別な声が聞こえたことは確かだった。

男の声がうるさいが、もう一度聞こえた。
声がかすかすぎて、脳が勝手に補完してしまうので、どこまで真実のものとして聞こえているのかは自信がない。
ただ、男の声以外の声がきこえ、それは、彼女が男のモノを出し入れされて感じている声としか受け取りようがなかった。

僕が、その声をきくようになるのは、何度も彼女としてからなのに。

(あの男は、僕よりもうまいのか?それとも、あの男はすでに、彼女と何度もやっているのか?)

男の声はだんだん高ぶり、そして「アァ・・・」と果てた。

あまり長くなかった。
僕と同じくらいか。

しかし、行為はまだ終わらなかった。
しばらくすると、また男の情けない声が聞こえ始めた。

僕は聞き続けて、(あ、いま入れられたな)とか、(だんだん出し入れが速くなってるな)とか、状況を分析していた。

それが終わっても、まだ限界が来ないようで、間隔が空いた後に再びはじまっていた。
僕は、敗北感を感じて家に帰った。

ひたすら自慰にふけった。
ベッドに横になって、彼女が舐めてくれたときと同じ体勢になってずっと。
もう股間が痛くなっても収まらなかった。

外が明るくなってきた頃、ようやく眠くなった。
寝て、起きたら昼1時を回っていた。

大学はもうさぼった形だ。

そのときになって、僕はようやくパソコンをつけようと思った。
彼女からメールが来ていないかと。

そしたら・・・来てたΣ(゜Д゜;)

喉がつまるような思いをしながら、それを開けた。

僕は、許す気まんまんだった。
許すというか、彼女は僕の全てだった。
彼女が僕に戻ってきてくれるなら、何でもよかった。

・・・件名なし、内容なしの空メールだった。

念のため、反転すると文字が出るかとか、何か仕掛けがないか確かめたが、何もなかった。
意味がわからなかった。

君に話すことはもうないよ、ということなのか。
謝るつもりはないよ、ということなのか。

しかしそれならメールを送ってくる必要自体がない。

逆にこのメールに返信ちょうだいということなのか。
でも、いつも自分から動いていく彼女の性格から、他人に返信をよこさせるような行動は想像できなかった。

苦悩するまま夜になって、ふと、ゲームにログインしてみようと思った。

ゲーム内で、僕と、彼女との友人登録は削除されていなかった。彼女はログインしていた。
(登録していると相手の状態が分かる。片方が友人登録を削除すると、もう一方もたぶん削除される)

しかし、いつも僕がログインするとチャットで話しかけてくる彼女は、一向に話しかけてこなかった。
僕も話しかけるのが怖かった。
いつも待ち合わせしているゲーム内の場所にいっても、彼女は来なかった。

僕のブログに、彼女のコメントがつくことはもうなかった。

僕は悲嘆にくれた。

終わり。

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