妹がヤクザの奴隷に堕ちていた[第2話]

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駅のホームに滑り込んだ電車から多くの乗客が吐き出され、改札に向かって人の流れが作られます。
私はその様子をベンチに座ってぼんやりと眺めていました。
妹を絶頂に導いたあと、男は妹の下着を直し、以前のように妹の分泌物によって汚れた指を妹に舐め取らせて綺麗にさせてから、開いたドアからさっさと出て行ってしまいました。
妹も何事もなかったかのように少し火照って赤らめた頬のまま階段を上がっていきました。

一方、私はというと、その2人とは対照的に、射精後の脱力感から電車を降りてすぐホームのベンチにへたり込み、つい今しがた目にしていた光景を思い出していました。
車内で後ろから痴漢に大事な所を弄くられて感じている妹の横顔・・・。
その顔はまだ幼い中学生だとばかり思っていた妹のそれではありませんでした。

由紀、感じていたな・・・。
そして、あの男にイカされていた・・・。
もう間違いない。
あの男はこれまでも、そしてこれからも由紀を嬲り者にするつもりなんだ。
でも俺に何が出来る?
由紀があの男にイカされているところを目の前にしながら何も出来ず、挙句の果てには自分の快感のために由紀を見捨ててしまったこの俺に・・・。

私はその日は結局、会社には体調を崩したと嘘をつきズル休みをしてしまいました。
電車内での妹の表情が、そして電車を降りる際に私に意味ありげな視線をよこし、あのいやらしいニヤけた笑みを見せた男のことが頭から離れなかったからです。

(これからどうしようか・・・)

あれから自宅の最寄駅へととって返した私は、しかし家に帰ることもなく駅前の喫茶店で暇を持て余していました。
さっきからコーヒー1杯で何時間も粘っていましたが、昼食時になって徐々に客が増えてきた店内で店の主人の冷たい視線を受け、なんとなく居心地の悪さを感じていました。
本当ならさっさと出て行きたいところですが、朝の強烈な体験のせいでそのときは何もする気が起きませんでした。

そんなとき、ぼぉーと外を見ていた私の目に、駅の構内から出てきた妹の姿が飛び込んできました。
今日は土曜日で午前中に授業が終わるのでもう帰ってきたようです。
店の窓ガラス越しにその姿を確認した私は慌てて勘定を済まし店を飛び出しました。
店の前の広めの道路を挟んだ反対側の歩道を妹は同じ制服を着た1人の女の子と歩いています。
私はその女の子に見覚えがありました。

その子は沙織(仮名)といって、妹に今の学校を受験するように勧めた妹の親友です。
身長も高めでスラリとした妹とは対照的に、150センチに届くかどうかという身長とその背の高さにはアンバランスな大きめの胸が特徴的な子です。
顔は妹が美人系の顔だとすると、沙織ちゃんは可愛い系で、まだ小学生と言ってもいいくらいです。
また妹が背中の中程まで髪を伸ばしているのに対して、沙織ちゃんはショートカットと何から何まで妹とは正反対の子でした。
そんな沙織ちゃんは性格も妹とは正反対で、言いたいことは何でもびしっと言ってしまうとても元気で明るい子で、ちょっと内気な妹とどこが合ったのだろうかと見ているこちらの方が不思議に思ってしまうくらいです。
それでも小学3年生のときに同じクラスになって以来、妹と沙織ちゃんは親友としてこれまでずっと一緒に過ごしてきたのでした。

妹は楽しそうに喋る沙織ちゃんの話をニコニコ聞きながら、時折相槌を返しているようです。
そんな2人を見ながら私は道路の向かいの歩道を2人の後をついて行っていました。

(俺は何をやっているんだろう・・・。これじゃ妹のストーカーみたいじゃないか)

自分の姿を想像して私は情けない思いに囚われました。
それでも妹の後をつける足を止めることが出来ません。

妹と沙織ちゃんは交差点で信号待ちをしているようでした。
2人で何か楽しそうにおしゃべりしています。
そして信号が青に変わり横断歩道を渡りきったところで妹はおかしな行動に出ました。
沙織ちゃんに二言三言何か言うと、沙織ちゃんと別れて別の方角へと歩き始めたのです。

(変だな・・・、沙織ちゃんの家はウチの近くだからこんな所で別れる必要はないのに)

不安に思った私は急いで妹の後を追おうと思ったのですが、間の悪いことに信号に引っかかってしまい足止めを喰らっていました。
そうこうしているうちに妹は角を曲がり、その姿が見えなくなってしまいました。
信号が変わるまでの間、私の頭の中ではまたしても良からぬ考えばかりが浮かんでいました。

由紀はどこへ行くつもりなんだ?
まさか、あの男と会うのでは?
あの男は私たちの最寄駅から乗り込んできているようだ。
もしかしたら意外とこの近くに住んでいるのでは?
だとしたら妹は男の部屋に行くつもりなのか?
その部屋で電車の中では出来ないもっと淫らなことをするんじゃないか?

考えれば考えるほど頭の中はごちゃごちゃになって混乱するばかりです。
ようやく信号が変わったとき、私は思わず走り出していました。
急いで妹が入った路地へと向かいますが、そこにも妹の姿はありません。
焦った私は闇雲に辺りを探し回りました。
そうして走り回っていると運のいいことに妹の姿を見つけることが出来たのです。
妹は人気のない路地に面した古びたマンションに入っていきます。
そこは築何十年になろうかというほど古ぼけた5階建ての建物で、剥き出しのコンクリートの壁にはいくつもの亀裂が走っています。
普段からまったく手入れがされていないのであろう汚れたエントランスを抜けて、妹は奥のエレベーターへと乗り込んでいきました。

私はすぐにでも後を追おうと思ったのですが、その衝動をなんとか堪えて、そのマンションの部屋の玄関ドアが見える通りに場所を移し、妹が現れるのを待ったのです。
しばらく待っていると妹は4階の玄関前の廊下に現れました。
そしてそのまままっすぐ進み、左から3番目のドアの前に立ち止まり、インターホンを押しています。
妹がインターホンを押してしばらくすると、ドアを開けて1人の人物が顔を覗かせました。
私はその人物の顔を見て思わず、「あぁ・・・」と声を漏らしてしまいました。
その人物は誰あろう、朝電車の中で妹に対して痴漢行為を働き、その陵辱の限りを尽くしたあの男だったのです。

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妹が男の部屋に入って3時間ほどが経過しようとしていました。
私はその間、男のマンションを見張れる通りを一歩も動くことができずに、ただ妹がその部屋から出てくるのをじっと待っていました。

由紀は今頃何をしているのだろう・・・?
やはりあの男とセックスをしているのだろうか?
一体由紀とあの男の関係はどういうものなんだ?
電車での様子を見るととても普通の恋人同士には思えないが・・・。

男の部屋のドアを見張りながらも、私の頭の中では妹と男のことについての疑問が渦巻いています。
そうして私が何もできずに悶々としていたとき、男の部屋のドアが開き、男と妹が連れ立って出てきました。
どうやらこれから2人してどこかへ出かけるようです。
男はニヤついた笑みを下品な顔に張り付かせて妹に何かを言っています。
それに対して妹は恥ずかしそうに顔を伏せて何か答えましたが、私の居た位置からでは当然2人の会話は聞こえません。
それでも男が妹を辱めようとしていることは想像に難くありません。

2人はそのままエレベーターに乗り込んだため、私は2人のこれからの行動を監視すことを決め、近くの電柱の陰でマンションの玄関から2人が出てくるのを待ちました。
しばらくして出てきた2人は路地を表通りに向かって歩いていきます。
このとき私は妹の服装の変化に気付きました。
妹は真面目な子で、スカートの丈はいつも膝丈の今どき珍しいタイプです。
ところがそのときの妹のスカートは、街を歩く女子学生のように膝上20センチくらいのミニスカートだったのです。
そのスカートはちょっと風が吹くたびに捲れて下着が見えそうになります。

(なんだ?由紀はなんであんな短いスカートを穿いてるんだ?)

普段の妹からは考えられない姿に私の頭の中は疑問符ばかりが浮かびます。
2人の後をつけながら監視を続ける私は、妹の様子がおかしいのに気付きました。
男と並んで歩く妹ですが、その歩き方がどことなくぎこちないのです。
若干内股気味で歩く妹は歩くスピードが緩くなったり、ときには立ち止まり俯き気味で何かに耐えているような素振りを見せます。
そのたびに男は妹に対して何か話しかけ、妹のお尻を叩いて先に進むように促します。

(由紀はどうしたんだろう?またあの男に何かされているのか?)

私は妹の様子に疑問を抱きつつも2人への尾行を続けます。
男は妹を連れたまま表通りに出てブラブラと歩き回り、時折思い出したように妹のお尻を撫でたりして楽しんでいるようでした。
妹はというと、男の悪戯に抗議の声を上げることもなく、相変わらず頼りない足取りで男について歩いています。
そうして2時間ほど辺りをぶらつき、あるいは店で洋服などを見て冷やかしながら連れ立って歩く2人は私の家の近所にある大きめの市民公園の中に入っていきました。
その公園は子供達の遊ぶ広場だけでなく森の中をハイキングコースが作られており、そのハイキングコースを一歩でも外れれば外界から隔絶されたように人気のない森が広がっています。

公園に入った2人は迷うことなくハイキングコースの方に向かっていきました。
私は2人に取り残されないようについていきます。
ハイキングコースを中程まで来たところで、男は辺りに人気がないのを確認しながら妹の肩を抱き、コースを外れ森の中へと入っていきました。
私は2人に気付かれないように間隔を空けて後をつけていたので、突然の2人の行動に驚き慌てて2人の入っていったところへ駆けつけました。

私がそこに辿り着いたときには2人はすでに森の奥に入っており、私は2人は見失ってしまいました。
焦った私は急いで森に入って2人を探しました。
しかし鬱蒼と木が生い茂る森の中は太陽の光も満足に届かないため常に薄暗く、2人を探し出すことは容易なことではありません。
それでもここまで来て諦めるわけにはいかない私はなんとか2人を探し出そうと森の中を歩き回ります。

そうして10分ほど経った頃でしょうか、2人を捜す私の耳に人の話し声のようなものが聞こえてきました。
私はその声を頼りに相手に気付かれぬよう細心の注意を払って森の中を進みます。
そして森の中の少し開けたところでとうとう2人を発見したのです。

私が2人を見つけたとき妹はすでにセーラー服を脱がされ、樹齢百年は超えるであろう巨木にもたれかかり、男とキスを交わしていました。
2人のキスはとても濃厚で見ているこちらが恥ずかしくなるほどです。
男は妹の可憐な唇を割って舌を口中に侵入させています。
ペチャペチャと音を立てながら舌を絡ませながら男は妹の口の中に唾液を送り込み、妹はその唾液をすべて飲み干しているようです。

「んっ・・・んっ・・・ふぅ」

妹は鼻から甘い吐息を漏らして男の激しいキスに応えていました。

「ぷはっ・・・はぁ、はぁ」

男との長いキスを終えた妹は頬を赤く染め荒い息を吐きます。
妹はもうすでに瞳は欲情に濡れ、すっかり発情しきった淫らな雌の顔になっていました。

「へへっ、今日はまたずいぶん愉しんだみたいだな」

男はそう言うと妹の胸に手を伸ばします。
妹はおそらく朝に見た黒いパンティーとお揃いなのだろう黒いレースのブラジャーを着けていました。
まだ中学生らしいあどけなさが垣間見える妹にまるでアンバランスなその下着は、そのアンバランスさゆえになんとも言えないいやらしさを感じさせます。

「ぁん・・・」

男の手が妹の胸に触れただけで妹は艶かしい声を上げます。
男は片手で胸を揉みながら、もう片方の手で器用にスカートのホックを外し、チャックも下ろしてしまいます。

(いよいよスカートの中に朝に見たあのいやらしい下着を着けた妹の下半身が見える)

そう思ったとき私はそこに信じられないものを見てしまったのです。
すとんとスカートが落ちたそこには、なんと妹の一糸纏わぬ股間があったのです。

(なんてことだ・・・由紀は今日街を歩き回っている間ずっとノーパンだったのか!)

私が我が目を疑っているそのとき、男が妹の股間に触れました。

「うぅん!」

「すっかりこいつがお気に入りになったのか?」

私が男の言葉の意味を図りかねていると、男は妹の秘唇の中に指を入れ、そこから何かを取り出しました。

「あぁん、はぁ・・・ん・・・あぁぁ・・・」

「まったく中学生のくせにバイブを咥え込んでノーパンで街を歩き回っておまんこをびしょびしょに濡らすとはな。由紀はとんでもねぇスキモノだよなぁ、えぇおい」

男の言葉に私は激しいショックを受けて固まってしまいました。
あの大人しくて真面目な妹がまさかこんなことをしていたなんて・・・。
男が妹の性器から取り出した小型の卵のようなバイブは愛液に濡れ、妹の体温によって温められて湯気を立てているようにさえ見えました。

「あぁ・・・、やだ・・・これ以上由紀をいじめないで・・・」

妹は悩ましい声で抗議しますが、とても本気で嫌がっているようには見えません。

「ふん、何がいじめないでだ。由紀はこういうのが好きなんだろ?」

「そんな・・・違う」

「違わねぇよ。由紀はこうやって恥ずかしい目に遭わされておまんこ濡らして感じる変態なんだよ」

「あぁ・・・」

男は言葉で妹を嬲りつつ妹のブラジャーも剥ぎ取り、とうとう森の中で妹を素っ裸にしてしまいました。
男は妹の胸をゆっくりと揉み始めました。

「んぁぁ・・・はあん、んぅ・・・んっ」

ゆっくり乳房を下から掬い上げるように揉み上げられ、妹は甘い吐息を漏らします。
男は絞り上げるようにして妹の乳房を掴み、その頂点に息づくピンク色の乳首に舌を這わせました。

「ああぁん!」

これまでの淫らな行為によってすっかり感じて硬くなっていた敏感な部分を舐められ、妹は中学生とは思えない喘ぎ声を上げました。

「すっかり乳首もビンビンに立たせて、こっちの方はもうそろそろ我慢も限界なんじゃないのか?」

男は片手を妹の股間に差し込み、指先で割れ目を開きました。

「んあぁぁ・・・ダメっ・・・、お、お願い・・・もう・・・」

「んー?何がお願いなんだ?はっきり言わなきゃわからねぇよ」

「あぁ・・・そんな・・・」

男はもうすっかり快感に溺れきっている妹を焦らすように、パックリ開いた割れ目からはみ出しているピンク色のビラビラを擦ります。
もはや我慢の限界に達している妹はその刺激だけでも堪らないという風に腰を揺すり、「はぁ、はぁ」と荒い息を吐きながら潤んだ瞳で男を見つめています。
そのときの私はすっかり2人の行為に引き込まれてしまいました。
そして男の性技によって喘がされている妹を見て、すさまじい興奮で股間を大きくしていたのです。
それでも私は妹がこんなことをするとは信じられませんでした。

(こんなのは妹じゃない!)

頭の中で目の前の妹の行為を必死で否定しようとしている私に、しかし男は残酷な現実を突きつけました。

「さぁ、何が欲しいんだ?はっきり言ってみろ!」

妹を弄びながら命令口調で男が告げたそのとき、私は聞いてはならない言葉を聞いてしまったのです。

「ぁぁ・・・由紀の・・・由紀のおまんこに・・・ご主人様の・・・逞しいおチンポを・・・下さい!」

妹のその言葉を聞いたとき、私の中で何かが壊れたような気がしました。

「よーし、よく言えたな。じゃあいつものようにやるんだ」

男がそう言うと妹は男の前に跪き、ズボンのベルトをカチャカチャと外していきます。
そしてそのままボタンもチャックも外した妹はゆっくりと男のズボンとトランクスを脱がし始めたのです。
妹によって下ろされた下着の中から、以前電車の中で見たグロテスクな男の肉棒が勢いよく飛び出してきました。

「ああぁ・・・」

男の大きな一物を目にした妹の口から恐れとも喜びともとれる溜息が漏れます。

「さぁ、これから由紀をたっぷり喜ばせてくれる物だ。しっかり奉仕するんだぞ」

男がそう言うと・・・。

「失礼します・・・」

妹は一言男に断り、その巨大な一物に指を這わせます。
そしてゆっくりと肉棒の先端部分をその可愛い舌で舐め始めたのです。

「あむっ、んっんっ」

ピチャピチャと音を立てながら妹は男の逞しい肉棒全体を舐め上げていきます。
その間も指を絡みつかせて肉棒の根元や黒々とした陰毛に覆われた玉袋を刺激することを忘れません。

「よーし、もういいぞ。そろそろ咥えろ」

(ああ・・・)

男がそう命じたときの妹の顔は今でも忘れられません。
妹は男に命じられるまま、まるで大切な宝物を目の前にした子供のように、愛おしそうに男の肉棒を咥え込んでいったのです。

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「はむっ・・・、ふん・・・ん・・・んふっ・・・」

男の肉棒を咥えた妹は、懸命に頭を前後に揺らしフェラチオを続けます。
頬が凹むほどの勢いで肉棒を吸い、喉の奥まで迎え入れて男に奉仕しようと必死になっている妹を見て、私の中の快感もぐんぐん上昇していきます。
ジュパッ、ジュパッといやらしい音を立てて男の肉棒をしゃぶる妹は、以前見たAV嬢のフェラチオにも引けを取らないほどの迫力があります。
そうしてしばらく妹の奉仕を愉しんでいた男はおもむろに妹の口から一物を抜き取ると、こう命令したのです。

「へへ、なかなか口でやるのも上手くなったじゃねぇか。よし、それじゃあそろそろ犯してやるからその木に手をついてケツをこっちに向けろ」

私は覚悟していたこととはいえ、この男の言葉に改めて強いショックを受けました。
妹は13歳という年齢ですでに男を知っているのです。
いえ、それだけではなく、その男によって幼い身体に快感を覚えこまされた挙句、まるで奴隷のように扱われ、妹自身もその扱いを受け入れてしまっているのです。
妹はよろよろと立ち上がると、男の命令通りに背後の木に両手を突き、男に向かってお尻を突き出すようなポーズをとりました。

「へっ、何回見てもいい眺めだぜ」

男はそう言うと妹の細い腰をがっしりと掴み、妹の割れ目に肉棒の先端を合わせました。

「あぁ・・・早く・・・」

妹が甘い声で催促します。
しかし男は妹の言葉には耳を貸さず、亀頭の部分で妹の割れ目の入り口をなぞりながら、「もう一度、どこに何が欲しいのか言うんだ」と命令します。

「ぁん、そんな・・・ぁっ・・・ぅん・・・酷い・・・」

妹の声は泣きそうになっています。

「言え」

それでも男は冷酷にそう告げるだけです。

「うんッ・・・はぁ・・・お、お願いっ・・・します・・・由紀の・・・おまんこに・・・おチンポを・・・ぅん、ご主人様の・・・おチンポを、入れてください!」

妹の哀願にニヤニヤと笑みを浮かべつつ・・・。

「よしよし、そこまでお願いされちゃあ聞いてやらないわけにはいかねぇな。ほら、これからご褒美をくれてやるぜ。たっぷり愉しみな!」

男はそう告げると一気に妹の蜜壷に肉棒を叩き込みました。

「あああああっっっーー!」

妹はその一突きでイッたらしく、一際大きな喘ぎ声を上げたかと思うと背中をピンと伸ばし、頭を仰け反らして固まってしまいました。

「なんだー?もうイッたのかよ。まだまだ本番はこれからだぜ!」

そう言うと男は容赦なく妹の蜜壷に猛烈な挿入を開始しました。

「あん!あん!あん!あん!」

男が肉棒を一突きするたびに妹の口からは規則正しい喘ぎ声が溢れてきます。

「どぉだぁー、由紀!俺のチンポは!」

「ああー、いいですぅ!ご主人様のチンポは、最高ですぅー!」

「どこがいいんだよ!答えろ由紀!」

「ああっ、んっ、お、おまんこが、由紀のおまんこがいいんですっ!ぁん!もうダメッ、壊れるッ・・・ユキのオマンコ、壊れちゃうゥゥ!」

抽挿を繰り返しながら問いかける男に妹はあられもない嬌声を上げて答えます。
目の前での男と妹の激しいセックスを見ながら私は激しい興奮のあまり、たまらずに自らの怒張を引っ張り出して扱き始めました。
地面に生い茂る雑草がガサガサと音を立てるのもかまわずに、私はひたすら自慰に没頭していきました。
私のいる位置からほんの10メートルもない位置では、男が妹を激しく突き上げています。
男の肉棒がまだ成熟しきっていない妹の膣に出入りする様がはっきりとわかります。
男の肉棒が引き抜かれるたびに膣内に溜まった妹の愛液が掻き出され、妹の太股から足首にまで垂れていきます。
そして男の肉棒によって肉ヒダがズルズルと引き出され、逆に突き入れられるときにはズブズブと膣の奥深くにめり込んでいくのが見えます。

「ああぁーー、いいよぉー!イボイボが・・・、チンポのイボイボが由紀のおまんこに擦れて気持ちイイィ!」

妹は男の激しい抽挿に息も絶え絶えといった様子で感じています。

「ああっ・・・、由紀・・・由紀ぃ・・・イクよ・・・お兄ちゃんもイッちゃうよー!」

妹の喘ぎ声を聞きながら、私はひたすら自分の怒張を扱き続けます。
そして私の快感が頂点に達しようとしたとき、妹の切羽詰った声が聞こえてきました。

「はぁ、あん!ああぁんっ!ご主人様・・・、もう、もうっ!」

「んー、なんだなんだまたイクのか?だらしのない奴隷だな。奴隷がご主人様の俺より先にイッていいと思ってるのかよ」

「ああっ、ごめんなさい・・・。でも・・・、んっ・・・あぁっ・・・でもご主人様のチンポが・・・気持ちッ・・・よすぎるからぁー!」

「しょーがねぇーなぁー、わかったよ。ならとりあえず、イケッ!」

男はそう言うと腰の動きを一段と速めました。

「アン!アァアーー、イクッ!イキマスーーー!」

「よおーし、イケッ!」

男が最後の一突きを妹の蜜壷の奥深くに突き刺しました。
ズンッッ!という音が響いてきそうな突き上げを受けて、妹は顔を上げ、背中を反らしたかと思うと、「イクゥゥッッッーーー!」と絶叫し、ゆっくり崩れ落ちていきます。
そしてその瞬間と同時に私の快感も絶頂を迎え、目の前の地面に大量の精液を撒き散らしてしまったのです。

「ほら、いつまで休んでんだ。俺はまだまだイッてねぇんだぞ」

私と妹がまだ絶頂の余韻の中にいるにも関わらず、男は未だ放出していない肉棒を妹の中で動かし始めました。

「ぁ・・・、待って・・・ご主人様・・・」

「ダメだ、今度は俺がイク番だぜ」

絶頂のために足腰の立たない妹を無理やり抱え上げ、男は抽挿を再開します。

「ああぁ・・・そんなぁ・・・」

男は弱々しい声を上げる妹を抱き上げ、いわゆる駅弁と言われる体位で再び妹を責め始めました。
身体に力が入らない様子の妹は、それでも男の首に両腕を回し抱きついて男の責めに耐えています。
一方陰で見ていた私は男の力強いセックスに圧倒されてしまい、呆然として2人の絡み合う姿を見ていることしか出来ません。
しかし、妹が再び男の逞しい肉棒によって幾度目かの絶頂に追いやられるのを見て、どうしようもない敗北感を覚えてノロノロとその場を後にしたのです。
立ち去る私の後ろ姿をニヤニヤとニヤけた顔で見送る男に気付かないまま・・・。

<8>

翌日の日曜日、妹は朝から親友の沙織ちゃんと一緒に遊びに行くと言って出掛けていきました。
以前までの私ならその行動には何の疑問も持たなかったことでしょう。
しかし朝の電車内での男の痴漢行為、そして前日の森での激しいセックスが私の妹に対する信頼をすべて奪い去ってしまいました。

(ひょっとして由紀は今日もあの男のところに抱かれに行ってるんじゃないか?)

妹が出て行ってからはその思いが頭の中を駆け巡り、せっかくの休日だというのに私の心はまったく休まることがありませんでした。
本当ならこんな心配など直接妹に問い詰めるか、それでなくても沙織ちゃんに今日のことを聞いてみれば済む話です。
しかし意気地の無い私の心は残酷な真実を突きつけられることを恐れて、どうしても最後の一歩を踏み出すことができませんでした。

その日の昼過ぎ、私は悶々とする気持ちを少しでも紛らわせようとリビングで1人テレビを観ていました。
退屈なお笑い番組を観るとはなしに見ていたのですが、そのときふとおかしな音がしているのに気付きました。
それはブーンという低いモーター音のようなもので、すぐ近くから聞こえてきます。
音の出所を探してその辺りに散らかっている雑誌や洋服をひっくり返してみると、ソファーにあった妹の服の下に携帯電話を見つけました。

その携帯は妹のものでした。
我が家では、父がいない代わりに母が毎日夜遅くまで働いており、また私も高校に進学してからは少しでも家計の足しになるようにとアルバイトをしていたため、妹が1人になる時間がどうしても増えてしまいました。
小学生だった妹を1人残しておくことに不安があった私と母は、妹に早くから携帯を持たせて連絡を取るようになっていたのです。

(由紀のやつ、携帯を忘れてやがる。しょうがないやつだなぁ)

心の中で妹のおっちょこちょいに苦笑しつつ何気なく携帯の画面を見たとき、そこに不思議なものを見つけました。
そのとき携帯の画面には電話をかけてきた相手の名前が表示されていました。

『近藤』

初めて見る名前です。
妹は交友関係が広い方ではなく、友達付き合いがある子の名前は大体把握しています。

(中学に入って新しく知り合った子だろうか?)

そんな風に考えていると電話は振動を止め、切れてしまいました。
普通ならなんでもないことなのでしょうが私は無性に気になってしまい、悪いとは思いつつも妹の携帯の着信履歴を見ることにしたのです。
すると驚いたことに妹の携帯の履歴には『近藤』という名前が頻繁に登場します。
それは親友であるはずの沙織ちゃんよりも多いくらいです。
そのときの私の中では不安と疑問が徐々に膨れ上がり、ある一つの考えに到達しようとしていました。
そうです。
その考えとは、履歴にあるこの近藤という人物はあの男であり、妹はずっと以前から男と親密に連絡を取り合っているというものです。

その日の夕方6時頃になって妹はようやく帰宅しました。

「ねぇお兄ちゃん。私、この辺りに携帯忘れていかなかった?」

妹は帰宅するなりそう訊ねました。

「ああ、そこのソファーに置きっぱなしだったぞ。携帯なのに忘れてどうすんだよ」

私は内心ドキドキしながらも妹に携帯を渡します。

「なぁ、由紀・・・その携帯なんだけど・・・」

「ん、なーに?」

私は近藤という人物について聞き出そうとしましたが、妹に見つめられるとどうしてもそのことが切り出せません。
万が一妹の口から真実を聞くのが恐かったからかもしれません。

「私の携帯がどうしたの?」

「・・・いや、なんでもない」

結局またしても私の意気地の無さが出てしまいました。

「そう?変なお兄ちゃん。あ、そーだ。私が出かけてる間、電話なかった?」

「さぁ、俺は気付かなかったな・・・」

そう私が返事をする間に妹はボタンを操作して何やら熱心に画面を見つめています。
おそらく履歴を見て、電話がなかったかどうかを確認しているのでしょう。
そのときボタンを操作していた妹の指がパタッと止まりました。
その表情は悪戯を見つかった子供のように緊張していました。

「どうした?」

「えっ!あっ、ううん、なんでもないよ」

そう言うと妹は足早に2階への階段を上り自室へと消えていきました。

(間違いない・・・)

私はそのときの妹の様子で確信しました。
やはり近藤というのはあの男だ。
そして妹はその近藤とかなり以前から付き合いがあるのだ、と・・・。
私の足は自然と妹の部屋へと向かっていました。

妹に会ってどうするのか?
近藤との関係について聞き出すのか?
そのあとはどうする?
どう考えても妹と近藤の関係は普通じゃない。
2人を別れさせる?
そんなことができるのか?

妹の部屋の前でそんなことをずっと考えていたような気がします。
そのとき部屋の中から妹の声が微かに聞こえてきました。
その声にハッとなった私は妹の部屋のドアに耳を押し当て、妹の声にじっと耳を澄ませました。

「・・・ごめ・・・なさい・・・きょ・・・は・・・仕方が・・・そんな・・・おねが・・・しま・・・それだけは・・・」

部屋からは妹の抑えた声が聞こえてきます。
何やら妹の様子がおかしい、それが分かっても私には何もできませんでした。
妹は間違いなく近藤と連絡を取っているのです。
それが分かっているのに何もできない自分の不甲斐無さに情けなくなりながらも、ただ妹の部屋の前で妹の声を聞いているだけでした。

「・・・わかりました・・・」

妹が電話を終えた気配を感じ、私は慌てて1階のリビングに引き返しました。
そして、ソファーに座って2階の妹の様子を窺いそわそわしていると、2階から妹が下りてきて、「お兄ちゃん、ごめん。沙織が試験勉強のことで聞きたいことがあるって言うから、これからちょっと沙織ん家に行ってくる」と言いました。

「ちょっとって、こんな時間からか?」

「うん・・・、それで帰りが遅くなるかもしれないからご飯の用意、お願いできないかな?」

妹の言葉に私は確信しました。
妹はこれから近藤と会うつもりなのです。

「ああ、わかった。気を付けてな」

そして、それが分かっていながらも私は妹を止めることが出来ませんでした。

<続く>

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