夫より少し大きいだけなのにそれは私の脳天を痺れさせた

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年に2回、元夫が親権を持つ2人の子供の誕生日に元の家族4人で食事をします。
去年で4回目。
上の子供は小学6年生、下の子供は小学4年生になりました。

私は23歳で結婚して、32歳で離婚しました。
私のわがままで、元夫を単身赴任させてしまいました。
赴任先は緑に囲まれた田舎・・・私は田舎が嫌いでした。
面倒なご近所付き合い、灯りに集まる巨大な虫・・・。
私は新幹線の駅がある都市部を離れたくなかったんです。
夫が帰って来るのは月2回。

そんなとき私は、夫の他に心を寄せる男性に巡り会いました。
彼は下の子供の幼稚園で知り合ったバツイチのお父さんでした。
当時私は31歳、彼は夫より2歳若い35歳。
自宅で設計事務所をしていました。
子供達が仲が良いので、自然と親しくしておりましたが、気が付いたら恋に落ちてしまいました。

上の子供が学校へ出かけ、下の子供を幼稚園に送った帰りに彼の家にお邪魔することが多くなり、ある日ついに抱かれてしまいました。
たぶん夫より2~3センチくらい長いだけ・・・たぶん夫より1センチくらい太いだけ・・・。
それだけなのに、脳天を痺れさせるくらいの快感が私を襲いました。
浮気、不倫、不貞・・・。
いけないことだとわかっていても、体も心も彼のものになっていきました。
彼に抱かれ、性的快楽の中で乱れて、勝手に喘ぎ声を出していると思います。

夫にはさせたことがない、いやらしい写真の撮影も、彼に頼まれると断れませんでした。
夫には見せたことがない破廉恥な姿をデジカメに写されて、恥ずかしさに股間を湿らせていました。
週5日、月曜から金曜の午前中、私は夫以外の男性のアレを受け入れ、夫以外の精液を浴びていました。
夫のことは嫌いではありませんでしたが、その思いは愛よりも情でした。
彼に対する思いは、恋であり、愛欲でした。
でも、夫が単身赴任を終えるまでと心に言い聞かせていました。

彼に抱かれる日々が2年を迎える頃、夫が単身赴任を終えて戻るという情報が入りました。
私は迷わず夫婦の寝室の床に、彼と私の破廉恥な映像が記録されたメモリーカードを落としておきました。
それで呆気なく夫婦の暮らしが終わりました。
肩を震わせて、私ではなく自分を責める夫が不憫でした。

「お前が幸せならば好きなようにしなさい」

夫に深々と頭を下げて、私は彼のもとに行きました。
今は彼が夫です。

新しい夫との間に子供も生まれました。
夫は私が前の家族と会うのが辛いと言います。
私は、元夫との上の子供が中学になったら、もう会うのをやめようと思いました。

去年の12月、上の子供の誕生日に元の家族4人と食事した時、元夫にそのことを告げました。
元夫は子供達を先に返し、私をホテルに誘いました。
元夫と・・・不倫です。

「最後にお前との思い出が欲しい。頼む、撮らせてくれ・・・」

夫は携帯電話のカメラで私を撮影しました。
私のアソコを写しながら、「相当に可愛がられてるんだな・・・」と呟きました。
今の夫は基本的に毎日、私を抱きます。
前の奥さんとの離婚原因は毎日のセックスだったそうです。
愛しているけれど、これでは体が持たないと、泣きながら出て行ったそうです。
私は毎日だろうと1日に2回だろうと、今の夫のアレが体を貫く快感に中毒になっています。

4年ぶりに元夫に抱かれました。
気持ちはいいけれど、湧き上がるような充足感に欠けました。
満たされないセックス・・・きっと私と元夫は体の相性が今の夫と比べて良くないんだと思いました。

「もう、行かなくちゃ。彼が待ってる。あまり遅くなると・・・」

「そうだな。もう俺の妻じゃない。他人の妻だったな。ごめんよ。お前の髪の匂い、忘れないよ」

元夫は私を抱き締めて、そう言いました。
帰りの新幹線、窓の外を流れる元夫達が暮らす町の灯りにサヨナラと呟きながら、元夫が子供達に話す様子を想い描きました。

「ママは遠いところに行くそうだ。年2回のお誕生会は今日で最後・・・」

今頃あの人、子供達に話してるんだろうなあ・・・軋んだ音を立てて、胸が痛みました。

それから数年が経ち、お墓参りに行った後、元夫と子供達の様子が気になり、昔暮らした家を久しぶりに訪ねてみました。
遠くからそっと様子を窺がっておりましたら、中学生になった上の子供が幼稚園くらいの小さな子供と庭で遊んでいるのが見えました。

(誰だろう?)

そう思っていたら、下の子と一緒に30歳くらいの可愛い顔をした女性と元夫が出てきました。

きっと元夫の再婚相手とその連れ子ではないかと思いました。
元夫は10歳以上も年下の可愛らしい女性と再婚したようで、とても幸せそうに見えました。

私は、元夫の愛よりも今の夫との性愛、心よりも性器の交わりを選んだ悪女です。
幸せそうな元夫の笑顔を遠くから眺めてホッとした自分と、かつて私が元家族と幸せに暮らした空間を懐かしむ気持ちと、そこにはもう私の存在は完全に消え失せた淋しさが混ざり合って、涙がこぼれてしまいました。
涙で滲む幸せそうな元家族に頭を下げて私は駅へ向かいました。

「ママー!」

懐かしい下の子供の声にふと立ち止まりましたが、その「ママ」は私のことではないとすぐに悟り、そのまま振り向かずに駅に向かって歩きました。

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