弟が私のことを女として見るようになった[後編]

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私は家に帰ると、すぐに剛の部屋に行った。

「ねえ、剛。まだ駄目なの?」

そう言うと剛のやつ、顔を真っ赤にして私を睨んできた。

「そんなに怒らないでよ。せっかく治してあげようと思って来たんだから」

私は剛に優しく言った。
すると剛はプイと背中を向けた。
口も聞きたくないって感じ。
でも、そんなのは予想通りの反応。
私は剛を背中から抱き締めてやった。

「こら、何を不貞腐れてるのよ」

私はからかうように言った。

「離せよ」

剛は身をよじった。
私はしっかりと抱き締めて剛の頬にキスをしてやった。
すると剛は驚いたように私を見た。

「剛は毎日オナニーをするくらい女の子に興味があるんでしょう?セックスがしたいんでしょう?だったら姉さんが、女の子のこと、少し教えてあげるよ」

そう耳元で囁きかけた時の剛の驚いた顔といったらなかった。

「どうなの?女の子の体は見たくないの?」

私は精一杯蠱惑的な笑みを浮かべた。
色仕掛けで男に迫るなんて初めての経験。
だけど、「男なんて簡単」って深雪が言っていたけど本当だった。
すぐ引っ掛かった。

「姉さん、本当に裸を見せてくれるの?」

剛は俯き加減で私を見ながら訪ねてきた。

「信じないの?」

物は試しと私は剛の前で服を脱いでみせた。
私は学校から帰宅したばかりだからまだ制服のまま。
ウチの学校の制服って、可愛いって結構人気があるんだけど、脱いでしまうと可愛いも何もないよね。
私は制服を脱いですぐにブラウス姿になった。
ブラウスも脱ぐとすぐに下着姿になった。
下着は白のブラジャーに花柄のパンティだったと思う。
相手が弟だったから、ストリップみたいなことも悪ふざけのノリでできた。
他の男の子の前でやってみせろと言われても、きっと出来なかったと思う。

「どうかな?」

そう言って剛の前に立って私の体を見せてやった。
剛ったら顔を真っ赤にして、しどろもどろになりながら私を見つめていた。

「ねえ。剛は童貞よね?」

この態度を見れば一目で分かることだけど、からかい半分で聞いてやった。
すると剛はもっと顔を赤くして頷いた。
その様子に私は笑った。
たぶん嬉しかったのだと思う。

「だったら女のアソコとか見たことないよね?」

「ないよ」

剛が小声で言う。

「それなら私の見せてあげようか?」

そう言うと剛はびっくりしたように私の方に目を向けた。

「マジ?」

「もちろんマジ。その代わり見るだけよ」

「うん」

剛はあっさり頷いた。
でも後で知ったけど、男のこういう時の約束ほどあてにならないものはない。

私はパンティを脱いで床にぺたんと座った。
すると剛はもう夢中って感じでそこを見た。
顔を近づけて血走った目で。

「姉さん、少し匂うよ」

そういえば学校から戻ってシャワーも浴びてない。
それなら汗と尿の匂いが残っていても不思議はない。

「恥ずかしい」

私が慌てて股を閉じようとすると、剛は私の足を押さえた。

「もう少し見せてよ」

剛は声を大きくして言った。

「もっと匂ってみたいよ」

そんな変態みたいなことを言う。
男なんてみんなこんなもの。
女のアソコの匂いが大好き。
でも、あそこは排泄をするとこなんだけどな。

「もう、変態なんだから」

私は呆れて言った。

しばらく剛は私のアソコの匂いを思い切り吸い込んだりしてたけど、ふいに私のアソコにしゃぶりついてきた。
まったく、おしっこだってまだ付いている女のアソコを舐めるなんて、本当に変態なんだから。
私も思わぬ剛の攻撃に驚いて逃げようとしたけど、剛は物凄い力で私を押さえつけて私のアソコを舐めてきた。
しかも手で思いきり広げたりも・・・。

「もう、舐めるだけよ」

私は諦めて剛のしたいようにやらしてやった。
だって、逃げようとしても力一杯押さえつけて、私のアソコに顔を押しつけてくるから。
私は156センチで体重は50キロもない。
剛は一つ年下でも男だし、身長はもう170センチを越えている。
体重も70キロくらいあったかな。
振り払えるわけがない。
しばらく黙って剛のやりたいようにやらしてあげるしかないって諦めた。

剛の行動は、指で膣を弄られると爪が当たって痛かったし、とても手慣れたものとは思えなかったけど、執拗に私のアソコを舐めたりキスしたりを繰り返しているうちに、剛の舌が私のクリに当たったりした。
そのときは思わず腰がビクンと跳ねて、「あう」と声が漏れた。
そしたら剛は、ますます張り切って攻めてくる。
私も中学の時からオナニーとかしているから、性感も開発されていた。
剛の攻撃に次第に私自身が夢中になってきた。
だって、自分の指なんかよりずっと男の舌で攻められる方が感じる。
以前、習字に使う筆を使ってオナったことがあるけど、そのとき以上の快感だった。

私はもう、自分のアソコを舐めているのが弟だってことは、すっかり忘れてしまった。
気がついてみると息も荒くなってて、体がどうにかなった感じ。
腰を中心にズンズンって感じで快感が広がって、もう止まらない。
後で知ったけど、私はいつの間にか両足を思いっきり開いて、腰を浮かして剛の顔を押しつけていたらしい。
しかも、「あう」とか「あん」とか、アダルトビデオそのものみたいな声を出していたと言う。
剛の方も私を感じさせてやらないとって、変な使命感に燃えたって言ってた。

そして私はとうとうイッた。
腰が痺れたように感覚がなくなり、頭が真っ白になった。
エクスタシーの頂点ってやつ。
その瞬間、私はお漏らしまでしたみたい。
剛が怒っていた、剛の顔にモロにかかったって。

その後、私はお漏らししたまま股をだらしなく広げた姿勢で息も絶え絶えで横になった。
剛はと言えば、ペニスが久しぶりにおっきくなって、パンツの中で射精したって。
今考えると、射精してくれたのは良かったかも知れない。
でないと剛のやつ、私の中に入れていたから。
私だってあの時、勢いのまま入れてきたら、素直に従っていたと思う。
股を開いて自分から剛のモノを入れてやったかも。
だって、あのときはもう、そのことしか考えられない状態だったから。
後で冷静になって、危なかったなって、ぞっとした。

ともかく、際どいところで近親相姦は免れた。
でも剛の方はあれ以来、私を見る目が変わった。
もう、姉を見る目ではない。
あれは1人の女を見る目。
完全に私の体を狙ってるって感じ。
何かあると、「またアレをやらして」って言う。
でも今度やらせると本当にバージンまで奪われそうで怖い。
剛を牽制する意味でも、早いとこ彼氏でも作ってやってしまいたい。
でも剛が許さないだろう。
いつの間にか私を自分の女だと思っているみたいで、私に男が近づくのを嫌がる。
でも私もあの時のことを思い出すと体が熱くなる。

夏休みに入って、家には昼間、親がいないのをいいことに、何度か剛とペッティングを繰り返してしまった。
最後の一線だけは守っているけど、こんな様子でいつまで続くかな。
最初は、剛の自信を取り戻してあげようと思っただけなのに・・・。

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