彼女の寝取られ癖を目覚めさせてしまった[第3話]

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その後も元カノに俺の過去の浮気や、元カノと付き合う前の女とのセックスの話を事細かにすることになった。
キスをし、俺が話し始め、元カノが感じ始めると、乳首に軽く触れただけでイッた。
元カノは俺の話で想像し、それだけで十分に感じ、少し触れただけでイクようになった。

痴漢されても抵抗しないように、あるいは自分から痴漢されるように命令していた女との話が、元カノのお気に入りだった。
その話のときは、話しながら俺が痴漢のように元カノのお尻を撫でる。
元カノはストッキングの上から指が触れただけでガクガクと崩れ落ちた。
おまんこは愛液にまみれ、ストッキング越しによく濡れてるのがわかった。
それでも触るのをやめず、「その娘はノーパンミニスカで俺のために毎日電車でおまんこを撫でられてたんだよ」という囁きに、お尻を撫でられながら仰け反ってイッていた。

しばらくはこんなセックスが続いた。
挿入しないでイカせるだけの日も多かった。
よって、しばらくは複数プレイもしなかった。
元カノは泣いたりしなくなったし、自分の求める快感のため毎晩のように求めてきた。
俺は期待に応えて少し話を大袈裟にはしたが、過去の話をし続けた。
同じ話でも求められればした。
彼女の質問にも丹念に答え、元カノの性的満足を満たすことに必死になった。
しかし彼女はより深く求め始めた。
これまでの話だけでも十分満足していたが、あの号泣した日の深い感覚を欲しがった。

彼女の欲求は元々の俺と同じ。

「内緒で浮気して欲しい」だった。

それをやられれば深く傷つく。
過去の傷も思い出す。
それでも興奮が欲しい。
彼女はそう言った。

元カノが営業くんと寝て帰ってきた時に感じた俺の気持ち。
それに近い。
いや、考えてみればそれ以上だ。
元カノはすでに今まで浮気された深い傷がある。
本当はそんな目に二度と遭いたくないのが元カノの本当の気持ちだ。
俺は迷った。
どうすればいいのか?

結果、俺は他の女を元カノに内緒で抱いた。
俺は仕事で知り合った元カノと同い年の女性と浮気した。
浮気相手の女性(田中さん)は、エロい雰囲気はあまりなく、時折寂しそうな雰囲気を醸し出す女性だった。
田中さんは俺に彼女がいるのを承知で、俺と何度か寝た。
セックス自体は最初、きわめて保守的で、言葉責めすら受け入れず、ただ恥ずかしがるだけだった。
それでも俺はいやらしい言葉を並べ立て、田中さんに「おまんこ」という単語を言わせては興奮していた。

田中さんのフェラは前彼の仕込みが良かったのかじっくりと長く、根っこまで吸い付くバキュームタイプだった。
俺はソファに座ったまま長い時間、田中さんにフェラさせた。
時に、そのまま口の中に出した。

「おまんこにください」と哀願されて、初めてフェラを止めて挿入した。

そうやって自分好みにしていった。

3度か4度抱いても、俺は元カノに田中さんの話をしなかった。
だが俺は分かっていた。
元カノはすでに俺の浮気に感づいていることを。

浮気した俺が家に帰ると毎回、「おかえり」と言いながら首に手を巻きつけて抱きついてきた。
首元の匂いを確認しているのがわかった。
その日は必ず元カノに求められた。

「ねえ?浮気してくれた?」

何度も聞かれた。
時には元カノが上になって、「ホントのことを言わないと入れてあげないからね」と、チンポをおまんこでぐにゅぐにゅと擦られながら焦らされた。
それでも俺は話さなかった。
地味な下着しか穿いたことのなかった田中さんにスケベな下着を買い与え、おもちゃをおまんこに突っ込んで撮影した。
田中さんは俺に彼女がいるのが興奮すると言い始めていた。

「彼女にできないことを私の体でしてるんでしょう?」

チンポを突っ込まれながら俺に確認してくる。

俺は、「そうだよ。こんなスケベなこと、田中さんにしかしないよ」と言いながら顔射した。

田中さんは顔にかかった精液を指でなぞり、その指をいやらしく舐め、「美味しい」とAV女優のように振る舞った。
俺はそのままチンポも長いフェラで掃除させ、田中さんの小さな胸を撫で回しながら、「でも俺は彼女とは別れない」と言った。
田中さんは笑った。

「そんなの望んでないから。私、前彼とよりを戻したの。あなたと付き合ったら大変w」

俺は少し驚いた。
が、そのままフェラし続ける田中さん。
また勃起し、俺はもう一度田中さんのおまんこに挿入した。

田中さんが一番興奮するのは撮影だった。
スカートを自分で捲らされ、下から下着丸見えの姿を俺に撮影される。
垂れ流す唾も構わず、フェラしている顔にフラッシュを焚く。
撮られれば撮られるほど興奮は増し、パンティにはべっとりと愛液が滲んでいる。
そのパンティにカメラを向けると、田中さんはおまんこを開いて腰をクネクネと動かし、感じる自分を止められなかった。
太ももまで愛液を垂らし、ハメ撮りされ、彼女はイッた。

「誰にも見せないでね」

終わると必ずそう言いながら、自分の痴態を1枚1枚確認していた。

俺はその写真の入ったデジカメを、元カノの目に触れる場所にわざと置いた。
元カノは写真を確認するまでもなく、俺が誰とどこで浮気しているか知っている。
俺はケータイにロックはかけてなかったし、田中さんや他の女にもエロいメールや誘いメールを送っていた。
元カノは絶対全てチェックしているし、分かっている。
それでも俺を責めないってことは、元カノも俺が気づいているのを分かっているからだろう。
だから何も言わなかったのかもしれない。
傷つきながら、俺が帰ってくるのを待っていたのだ。
そして、それをネタに抱いてくれると思っていた。
しかし俺はなかなか本当のことを言わない。
それがリアルな浮気だから。

だが、ある日。
元カノはカメラを見てしまった。
俺が帰る前に。
俺が帰ると、元カノはベッドの上でカメラを見ながらバイブをおまんこに突っ込んでいた。
素でいる俺を見ることもなく。
オナニーをやめない。
俺の名を呼びながら何度も果てていた。
おまんこの奥までチンポが入っているエグい写真で、彼女はブルブルと震え、大きくイッた。
俺は横でそれを見ていた。
彼女はぐったりと俺の膝の上に頭を乗せてきて、「気持ちいいの」とつぶやいた。
その晩、俺たちはセックスせずに眠った。

次の日も元カノは浮気の件について一切触れなかった。
俺は、(やりすぎたか?)と内心パニクっていた。
強い後悔にも襲われていた。
やり過ぎなのは間違いない。
しかし、これくらいの事をして初めて元カノは本気で興奮すると確信してもいた。

そんなふうに戸惑う俺を尻目に、週末には突然、元カノに激しく求められた。
浮気の詳細を事細かに伝えさせられ、2日間ほぼセックスばかりしていた。
俺はどう言えばいいか今も分からないが、とにかく戸惑っていた。
セックスの後、浮気の趣旨をちゃんと話そうと思っても、元カノは聞きたがらなかった。
要するにセックスの間しか、その話をしなかった。
俺はやはりやりすぎたんだと思った。
深く後悔していた。
そんな毎日がしばらく続いた。

ある日、俺は田中さんの画像を全て捨てた。
すると元カノは驚いたように、なぜ消したのか問いただしてきた。

俺は素直に、「失敗した。やりすぎた。そんなつもりじゃなかった」と話した。

元カノは聞いてくれたが、心がそこにない感じだった。
俺は思い切って言った。

「俺はお前じゃないとダメなんだ。もう浮気はしないから許してくれ」と。

その言葉を聞いた彼女は、話しにくそうに、少しずつ俺に向かって話し始めた。

「あなたは田中さんをまた抱きたいでしょ?」
「自分の色に染めて興奮したいでしょう?私の時みたいに」
「田中さんじゃなくてもいいのよね。誰でもいいんだと思う」
「それがあなたが一番興奮することで、私や田中さんじゃないとダメなわけじゃないでしょう?」

俺は反論したが、半分は正解だなと思った。

「あなたは愛してる人をいくら傷つけてでも、自分の求める興奮を選び続けると思う」

俺は何も言えなかった。
そう言いながらも元カノは、「抱いて」と言ってきた。
おまんこに手を持っていかれる。
ものすごく濡れていた。

「あなたは私を沢山傷つけるけど、それでしか私は興奮しないの」
「でもずっとは耐えられない。きっと私はあなたと近いうちに別れると思う」
「でも今は嫌。沢山いやらしいことを私でして。沢山傷つけて。誰にでも抱かれるから。どんな事でも聞くから」

彼女は俺の手をおまんこに当て、腰をぐりぐりと指先に押し付ける。
その腰の動きを見ただけで俺は勃起している。
それらの言葉はいわゆるプレイ的なものとは違ったと思う。
だから俺は悲しくもなり、震えるほど興奮もした。

俺はとっくの昔に間違ってしまった。
そして今、大切なものを失おうとしている。
何より、大切なものを傷つけ続けてきた代償なんだ。
にも関わらず、彼女の声、言葉、表情、動きの全てに興奮を覚えている。

もう元カノに心も体も預けていた。
それしかできなかった。
彼女はいやらしい表情で俺を見ていた。
元カノはしゃがみ、俺のチンポを愛おしそうにフェラチオする。
俺は我慢できず、彼女に抱きつく。

「今日は私ね」

元カノが俺の上に跨がった。
優しくいやらしい言葉責め。
声をあげてしまうほど気持ちいい乳首責め。

「元カノ様。捨てないで。愛してます。捨てないで!一緒にずっといて!」

叫ぶ情けない俺。

「ふふ。いっぱい気持ちよくしてくれる?」

そんな俺を見て、楽しそうに微笑む元カノ。
俺は悲しみの中で、セックスの間だけは彼女が本当に俺を愛してくれていることを感じていた。
そして元カノの体と、ツボを突かれたプレイと、愛情に溺れながら、あっという間に射精した。

そんなふうに数ヶ月を過ごした。
日常では常に心をもやもやとさせて、セックスで爆発させる。
浮気はその後、一切しなかった。
元カノは俺の浮気をものすごく求めてきたが、もうそれは出来なくなっていた。
俺は元カノを失うのが本当に恐怖だった。
耐えられなかった。
彼女のこれまでの傷を癒すことは出来ない。
俺にその資格はない。

浮気をしなくなってからも彼女は、俺のケータイもPCもチェックしていた。
俺を信じないのが当たり前なのだ。
俺の言葉には全く意味も説得力もない。
こんなことになぜ今まで気付かなかったのだろう。

俺は後悔しながら彼女を抱いた。
元カノが拒むことはなかったし、毎回素晴らしいセックスだった。
だが、俺はとにかく怖かった。
彼女を失うのが。
いくら抱いても、その気持ちが無くなることはなかった。
そんなある日、元カノが俺にあるホームページを見せてきた。

「ここに2人で行かない?」

それはカップル喫茶だった。
新宿にある『O』という老舗だ。
ハードな店で有名だった。

俺は元カノを他の男に抱かせることに興奮していたが、元カノの前で他の女を抱くのは抵抗があった。
だが元カノが求める浮気が出来ない精神状態になってしまい、それは元カノを満足させられないことをも意味する。
浮気が元カノを失うことになる一番の理由にも関わらず、浮気しなければ元カノを満足させられない。
そんな状況だった。

そういう意味では、この店はうってつけだった。
目の前でするのは今までの浮気とも感覚が違うはずだ。
そして視覚的にも彼女を興奮させられる。
何より今の俺たちはセックスで繋がっている。
そんなふうにも考えていた。
そうしたのは自分なのに。

俺は元カノに求められるまま、歌舞伎町裏のカップル喫茶に2人で行くことにした。
それまで単独男性を中心としたプレイしかしてこなかった俺たちにとって、カップル喫茶は未知の場所だった。
単独さんとのプレイは結局、俺が主導権を握ることになる。
あれこれと指示を出し、自分と元カノの興奮を引き出すように動いてもらう。
失礼な言い方だが、『生きている道具』のような存在だ。
しかし、カップル喫茶は違う。
カップル同士はつねに対等だ。
俺は元カノとの今の関係を超気にしながらも、新しい刺激にドキドキしていた。
元カノもそうだった。

中に入れてもらうと、マスターと奥さん、そして飼い犬が迎えてくれた。
エントランス部分である程度の説明を受け、荷物を預ける。
ドアの向こうからは80年代の音楽が漏れている。
マスターの後をついて行き、ドアが開かれた。
そこには2組のカップル。
いわゆるバーのような場所で、男性は下着のみ、女性はコスチュームを身に着け、俺たちを見ていた。
俺たちは緊張しながらも彼らを見る。
小さく会釈する。

(自分たちに近い趣味の人たちか・・・)

そう心の中で思ったのを覚えている。
プレイルームやシャワー室、ロッカーの説明を受け、彼らが座っている場所に一緒に座った。

40歳くらいの男性が俺に、「初めてですか?」と聞いてくる。

俺は、「ええ。初めてです」と答えた。

元カノは興味津々に部屋の中を見渡している。
俺より余裕がある様子だ。

スタッフに「シャワー浴びますか?」と促され、2人でシャワーへ。
シャワーから戻ると2組ともプレイルームの方に移動しているようで、カウンターには誰もいない。
俺たちはホッとしながらお茶を飲んでいた。
するとプレイルームから聴こえてくる喘ぎ声。
興味本位で覗くと、2組のカップルがお互いのパートナーを交換しセックスしていた。
交換セックスが終わると、その2組が戻ってきて、普通に俺たちに話しかけてくる。
俺たちは状況を受け入れながらも戸惑い、とにかく雰囲気に慣れようとしていた。

しかしそのすぐ後、ラッシュのように新しいカップルが店にやって来る。
ほんの30分で8組程度になった。
ドアが開くたびに俺の元カノを一瞬だが舐めるような目で見る男たち。

(この中の誰かとやるのか?)

なんだか俺も元カノも不思議な気分だった。
しばらくすると、最初に声を掛けてくれたカップル(男性40歳くらい、女性20代後半)がプレイルームに誘ってくれた。
俺は元カノに確認をとり、小さなOKの空気が流れたので思い切って元カノの手を取り、立ち上がってプレイ部屋に向かった。

結果から書くと俺は勃たなかった。
とてもキレイな20代後半の女性だったが、ダメだった。
キスをし、前戯をし、フェラチオをさせた。
元カノにどう見られているかはあまり気にならなかった。
というか、気にする余裕が俺になかった。

見知らぬ女性とプレイを始めた直後から、沢山のカップルが自分の近くでプレイを始めていた。
他の女性の喘ぎ声、汗の匂い、おまんこの愛液の匂い、勃起した他人のチンポがおまんこへ入る音・・・。
それらがどの方向にもあった。
元カノは40代男性に導かれるまま、動じることもなくプレイをし、控えめながら声も出していた。
だが俺は全然ダメだった。
フェラで勃たせてもらっても、あっという間に中折れした。
だいぶ足掻いたが諦め、女性に謝ると、「初めてだからしようがないわ。男性にはよくあることよ」と笑顔で返された。
俺はその女性と壁にもたれて、自分の彼女が中年男にやられるのを眺めていた。
他のカップルのセックスを眺めていた。
興奮はしなかった。
不思議な場所に迷い込んだ気分だった。

元カノは40代の男性をおまんこできっちりイカせた。
終わると2人が俺の所に来て、「元カノさん、素晴らしい体だよ。いいねー。またお願いね」と男が言った。
女性も元カノの体を触りながら、「ホントキレイな体ねー」と笑顔で褒めていた。
俺はなんだか全員に申し訳ない気分になって、「役立たずですみません」と謝った。
元カノに感想を聞くと、「あっちはイマイチだったけど優しい人ではあった」と冷静に解説してくれた。

その後も俺たちは何組かのカップルに誘われたが、丁寧にお断りし、1時間後には店から退散した。
マスターに、「まあ気長に頑張りなよ」と帰り際に慰められた。

「勃たなかったね」と帰り道に彼女にも言われた。

俺はしょんぼりして、「うん」と答えた。

「もう行くのやめる?」とも聞かれたが、「うーん」と曖昧な返事をして家路を急いだ。

帰ってからのセックスでは見事にギンギンのチンポが元カノに挿入された。
元カノがやられたことや、元カノの前で他の女性と絡んだことよりも勃たなかったことがショックだった。
しかし帰ってきて初めて、あの酒池肉林な世界観に興奮していた。
全く役立たずな話だ。
男なんてこんなもんだ。
元カノは俺を慰めるように母性的に抱いてくれた。
他の女性との絡みをもっと見たかったと嘆いてもいた。

「またいこっか。ダメかも知れないけど」と元カノに言った。

「いいよ。大丈夫だよ。俺君ならできるよ」と、また慰められた。

<続く>

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