夫婦で寝取られに目覚めたのかもしれない[第3話]

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奈緒はかなり素直な性格なので、暗示にはかかりやすいのだろう。

(もしかすると、このまま奈緒が落とされるかも・・・)

そんな心配が現実的になり、俺は胸が引き裂かれそうな気持ちになった。
だが、そんな思いとは別に、普段エッチに関しては消極的な奈緒が快感に負けてしまう姿が見たいとも思っていた。

そんな時、アキラが俺にウインクをして、声を出さずに口の形だけで『もっともっと』と合図を送ってきた。
どうやらさらに奈緒を追い込むつもりのようだ。
俺は少し悩んだが、やはり欲望には勝てず・・・。

「怜奈ちゃん、アキラがもっと過激にって言ってるよ」

「ええ?これ以上って・・・無理ですよぉ」

「そうだね。俺もこれ以上すると奈緒が本当にヤバそうだから、後は怜奈ちゃんに任せるよ」

「え?奈緒、そうなんですか?」

そう言うと怜奈は後ろを振り返り、奈緒の状況を確認した。
そして顔を戻すと、少し考えて・・・。

「で、でも、これ以上って、どうすればいいんですか?私、彼氏いるし、エッチは無理ですよ」

「エッチ以外で過激にっていうなら口でじゃない?」

「えー?く、口も無理ですよぉ」

「別に俺がして欲しいワケじゃないし・・・」

「うぅ、なんかイヤですね・・・その言い方」

「だから別に無理する必要無いって」

これは作戦でもなんでもなく俺の本音だった。
奈緒を抱かせるなんてイヤだという気持ちと、快楽に流される奈緒が見たいって気持ちで揺れていた。
その決断を怜奈に委ねたのかも知れない。

「わ、わかりました。私やります」

「え?マジ?」

「はい、マジです。ここまで来て今さら止められませんよね」

怜奈はゆっくり顔を下げると俺の股間に顔を寄せ、先っぽをチロッと舐めた。

「やだぁ、なんか味するし・・・」

怜奈は文句を言いながら、それでも俺の先走りを舐め取るように丁寧に舌で綺麗にしてくれた。
不思議なもので、さっきまであんなに悩んでいたのに、実際に怜奈に舐められると、もっとして欲しくて堪らなくなってくる。
奈緒のことも、もっといやらしい奈緒を見たいという気持ちにどんどん傾いてしまっていた。

「怜奈ちゃん、そろそろ咥えてよ」

「あのねぇ!勘違いしないで下さいよ。これは別にヨシ君を気持ち良くさせる為にしているわけじゃないんですからね!」

「うお、いいねぇ、そのセリフ。ツンデレだね」

「なんですか?それ?」

「まっ、いいから、いいから。早く咥えてよ」

「うぅ・・・」

怜奈はちょっと睨んだが、諦めたようにゆっくりと咥えたかと思うと、いきなりジュポジュポっといやらしい音を立てて吸い付きながら顔を上下に動かした。

「うへっ!たまんねー。怜奈ちゃんの彼氏って幸せ者だね」

俺が堪らずそう言うと、一度動きが止まり、俺の内モモを軽く叩くと、また動き出した。
こんな事しながら彼氏の話を聞きたくなかったのだろう。
正直、もっと言ってやろうと思った。

「ほら、奈緒さん、あの2人見て下さいよ」

アキラに言われ、奈緒は顔を上げ俺達を見たが、「いやっ!」と小さく叫ぶと、少し顔を俯かせて目を閉じ、身体をイヤイヤとするように動かしながら両手で耳を押さえた。
その隙きに、アキラが右手をスカートの奥に差し込んだ。
慌てて怜奈が両手で股間を押さえるが間に合わなかったのだろう。

「ほら、やっぱり奈緒さん、すごい濡れてるっスよ」

「いやっ・・・あああん・・・アキラ君・・・ダメっ・・・あっあっ」

「もう正直になりましょうよ。あっちの2人みたいに・・・。これは媚薬のせいなんだから、ヨシ君だって責めませんよ。奈緒さんだって、ヨシ君のこと責めないでしょ?だって身体だけの快楽を得るだけの行為なんですから・・・」

「で・・・ひゃん・・・でもぉ・・・あああん」

アキラは右手を動かしながら左手で奈緒の顔を横に向かせるとキスをしようとしたが、奈緒はすぐに顔を背けた。
アキラは一瞬顔を曇らせたが、そのまま奈緒に体重をかけて押し倒した。

「きゃっ」

「あっ、すみません。痛かったですか?でも、この体勢の方がいいでしょ?向こうを見ながら出来るし」

「・・・見たくないもん」

「まだ許せませんか?ヨシ君は媚薬の効果でああなっているだけで、奈緒さんへの気持ちは変わりませんよ。それに奈緒さんだって興奮してるじゃないですか?」

「ひゃぁん・・・そんなこと・・・あぁ・・・言わないで・・・んっ」

「だってパンツの上からでも、こんなに・・・」

「いやっ・・・んっ・・・あっ・・・ああん」

奈緒は弱々しくアキラを押し返そうとしながら、片手で口を押さえなんとか声を出すまいとしていた。
そんな奈緒の仕草と怜奈の口からの快感で俺の興奮はどんどん加速していった。

「怜奈ちゃん、俺そろそろ・・・」

「えぇ、それはちょっと・・・」

「ほらぁ、奈緒がこっち見てるよ。もっと奈緒が興奮するようなことを言いながら口で受け止めてくれないと・・・。今、奈緒も盛り上がってるのに、水差したくないでしょ?」

本当は奈緒はこっちを見ていなかったが、どうしても怜奈の口に出したくて、怜奈が奈緒に背を向けているのを良いことにそう言ってみた。

「うぅ・・・ヨシ君ってとことん最低ですね。奈緒が他の男に抱かれようかという時に、それを利用して自分の欲求を満たそうだなんて・・・」

「ち、違うよ。あくまで計画の為だよ。俺自身の為じゃなくて・・・」

「全然、説得力無いんですけど?」

「ハハ・・・じゃ、ちゃんといやらしいことも言うんだよ。いい?」

「うぅ・・・わかりました」

俺は少し大きな声で、「怜奈ちゃん、俺もう我慢できないよ。出してもいい?」と聞いてみた。

「いいですよぉ・・・わ、私の口に出して下さい」

「おぉ!いいねぇいいねぇ」

「うるさいっ!変態オヤジめっ!」

そう小声で言うと再び俺のを咥えて激しく顔を動かした。
俺はちょっと意地悪したくなり、「怜奈ちゃん、いいよぉ。彼氏のも口で受けてるの?」と言ってみる。
怜奈は一瞬止まったが、さらに激しく動かしだした。
ハハ・・・怒ってる怒ってる。
俺は少し腰を突き出して、怜奈から与えられる快感に身を任せた。
さっきの俺達の声のせいだろうか、奈緒がこっちを悲しそうな目で見ていた。
俺は胸が締め付けられるような思いだったが奈緒から目を逸らさず、奈緒の気持ちを後押しするつもりで何度も頷いて見せた。

「怜奈ちゃんっ!イクよぉ!うっ・・・うあ」

「んぐっ・・・んん・・・んー」

俺は手で怜奈の頭を押さえつけ、欲望を放出した。
怜奈はそれを口で受け止めると、全て飲んでしまった。
俺が驚いて怜奈を見ていると、そのまま俺のモノから残らず搾り取り、舌で綺麗にしてくれた。

「怜奈ちゃん、別に口で受け止めてくれるだけで飲んでくれなくても良かったのに・・・」

「えっ?」

「それに口でお掃除までしてくれるなんて・・・。さては、いつも彼氏のも飲んであげてるんでしょ?」

「や、やだぁ・・・そういう事は早く言って下さいよ」

怜奈は顔を真っ赤にして少し照れながら、グラスに残っていたワインで口をゆすぐと、俺に背中を預けてもたれかかってきた。

俺達は恋人同士のようにイチャつきながら奈緒とアキラを眺めていた。
奈緒はそんな俺達をずっと見ていたが、やがてアキラへ向き直ると、アキラの肩に手を置き、「アキラ君、キスして・・・」と目を閉じた。
奈緒が身体を許す決心をした瞬間だった。
アキラはついさっき拒否されたキスが出来るとあって嬉しそうな顔をして、奈緒の唇にしゃぶりつくとすぐに舌を差し入れた。
奈緒は一瞬、肩をすくめたが、もう拒否するようなことはなく、そのままアキラの舌を受け入れた。
おそらく奈緒の口の中でアキラの舌と奈緒の舌が激しく絡み合っているのだろう、奈緒の口の端から溢れ出た唾液がまるで奈緒自身が流した涎のように頬から耳元へ一筋の線を作る。
それでも奈緒はアキラに応じる姿勢を見せ、形の良い顎を上げながら白い喉を上下にしながら、必死で唾液を飲んでいるようだ。

アキラは十分奈緒の唇を堪能すると、顔を離しパンツを脱がせにかかる。
しかし奈緒はそんなアキラの手を握り、「こ、ここでは恥ずかしいから・・・」と言った。
アキラは奈緒の言葉に頷くと奈緒をお姫様抱っこで軽々と持ち上げ、隣の来客用の布団が準備されている和室へと移動した。
和室は電気こそ点いていなかったが、襖が開けっ放しの状態だとリビングからの光でそれほど暗くはなかった。
それに俺の位置からは、間にテーブル等が無い分さっきより見やすくなっているくらいだ。
アキラにゆっくりと布団の上に下ろされた奈緒もその事に気付いているようで、「アキラ君、襖を閉めて・・・」とお願いをした。
アキラはその願いを聞き入れるかのように立ち上がるが、奈緒の足元に移動すると急にしゃがみ込み、奈緒の下半身からスカートと下着を一気に剥ぎ取った。

「いやっ、ア、アキラ君。明るいから、襖を・・・」

そう言いながら足を曲げて少しでもアキラや俺達の視線から身を隠そうとする奈緒を、アキラはニヤつきながら見つめ・・・。

「奈緒さん、今晩は特別な夜ですから、その綺麗な身体を俺の目に焼き付けさせてもらえませんか?その羞恥心もきっと良い刺激になってきますよ」

そう言うと奈緒に添い寝をするように横になった。
アキラは左手で奈緒の髪の毛を撫で付けながら、右手で奈緒も股間を弄る。
クチュクチュという音が少し聞こえた。

「うわっ、奈緒が濡れてる・・・」

和室が見えやすいように俺の横に移動した怜奈が、息を吐くように言った。
俺はそれには答えず、奈緒の表情と微かに動いている腰を見ていた。

「ア、アキラ君・・・やっぱり・・・あああん・・・恥ずかしい」

「そうでしょうね・・・でも、そんな奈緒さんの顔が凄く色っぽいですよ」

「そんな・・・あん・・・見ないで・・・あっあっ・・・ああ」

「無理っスよ。だって、あの可愛くて真面目そうで、俺の下ネタに恥ずかしそうにしてた清楚な奈緒さんが、マンコからこんな音させてこんな色っぽい表情してるなんて・・・見ないわけにはいかないっスよ」

「いやぁ・・・あぁん・・・い、言わないでぇ・・・そんな・・・ああん」

「声も色っぽいし、最高っスよ」

そう言われて、奈緒はまた片手を口に押し当てて声を出すまいとした。
しかし奈緒の思いとは逆に、それでも漏れ出す声だからこそ、真実味を帯びた堪らない感じが出てしまい、艶っぽく聞こえてしまっていた。

「もう、そろそろイキそうじゃないっスか?奈緒さん?」

「んっ・・・はぅん・・・もう・・・やめて・・・恥ずかしい」

「イクことがですか?大丈夫っスよ。奈緒さんイッて下さい」

「んんっ・・・だめっ・・・恥ずかしい・う・・・ううぅん・・・ひゃぁん」

「どう?ヨシ君、奈緒が初めて他の男にイカされちゃいますよ?」

「どうって言われても・・・」

「胸が押しつぶされそうでしょ?もう後悔しても遅いですよ。私にあんな事までさせたんですから・・・あら?」

怜奈は何かに気付いたように俺の股間に手を伸ばしてきた。

「うわっ!何するの?怜奈ちゃん!」

「嘘?どうして?・・・また硬くなっちゃってるんですか?もしかしてヨシ君って変態なんですか?」

俺は何も言えなかった。
変態?
そうかもしれない。
俺は奈緒も乱れる姿をもっと見たいと思っていた。
俺以外の前で、はしたなく乱れる奈緒を想像し興奮していた。

「ヨシ君への罰のつもりだったのに興奮してるなんて・・・。これじゃ私だけ損じゃないですか」

「そうでもないよ。もう一つ目的があったじゃない?」

「・・・奈緒のヨシ君への愛が本物かどうかの確認ですか?」

「そう。俺は奈緒の愛を信じてるけどね」

そう言うと俺は奈緒を見つめた。

「ああん・・・ア、アキラ君・・・お、お願い・・・ああん」

「奈緒さん、我慢しないでいいですよ・・・ホラッ」

「だめぇ・・・んんっ、はぁん・・・ヨシ君が・・・ああ・・・見てるぅ」

「愛しい旦那様の前で他の男にはイカされたくないってことっスか?いいですねぇ。そんな奈緒さんをイカすのって燃えますよ」

「ああぁ・・・んっ・・・はぁぁ・・・許して・・・あっあっ」

「だめです。さぁ、イッて下さい」

アキラの手の動きが一層速くなった。

「あああぁぁ・・・だめぇぇ・・・んんんっ・・・はっ・・・うぅん」

奈緒は背中を丸めて、何かに耐えるように身体を硬直させた。

「あれ?奈緒さん?・・・もしかして、今、イクの我慢しました?」

「あふぅん・・・はっ・・・はあん・・・はぁぁ・・・んっ」

奈緒は何も答えなかったが、おそらくアキラの言う通りだったのだろう。

「すごいっス!最高っス!ここまで来て我慢できたのって奈緒さんが初めてっスよ!さすが奈緒さん、本当に最高の女性っスよ!」

「はぁ・・・はっ・・・うぅん・・・もう、許して」

「いえ、こうなったら俺も意地っス!絶対、奈緒さんのイク顔が見たいっスから」

アキラはそう言うと、また右手を動かし始めた。
それから10分近く、奈緒はイクのを堪えていた。
もうアキラはいつでも好きな時に奈緒をイカせることが可能なはずだ。
しかし、アキラはそうしなかった。
むしろさっきより右手をゆっくりと動かし、奈緒が我慢し出すと動きを止めていた。
奈緒が自分でイキたくなるまで焦らすつもりのようだ。
若いのにねちっこい奴だと思ったが、むしろ相手がそんなアキラだからこそここまで興奮出来るとも思っていた。

「んんっ・・・あああっ・・・はっ・・・んっ・・・はぁぁぁん」

「うわぁ、凄い!また我慢しましたね、奈緒さん。もう何回目ですか?」

「はぁはぁ・・・もう許してアキラ君・・・私・・・はぁ・・・おかしくなるぅ」

「そうですよ、奈緒さん。もう諦めてイキましょうよ、ね?本当におかしくなっちゃいますよ?次は『イカせて』って、ちゃんと言って下さいね?」

「あああぁぁん・・・あぁ・・・はぁっ、んっ・・・も、もう・・・」

奈緒はゆっくり俺の顔を見た。
まるで、もう我慢の限界であると伝えるように・・・。
俺は微笑みながら大きく頷いてみせた。

「ああぁん・・・もうダメぇ・・・が、我慢が・・・うぅぅ・ああぁぁん」

「ホラッ、早く頼んで下さい。そうしないと止めちゃいますよ」

「ああぁ・・・ヨ、ヨシ・・・ゴメンなさ・・・ああああん・・・私イッちゃう!ああぁぁん・・・ア、キラ・・・イカせてぇ・・・あああ・・・イカせてぇぇ」

「いいよ、奈緒さん。イッていいよ」

「ああぁぁん・・・イクッ・・・ああ・・・イッちゃうぅぅぅ・・・あああぁぁ」

奈緒は顎を上げて仰け反り、激しく痙攣しながら絶頂も迎えた。

「はぁぁ・・・あっ・・・あぁ・・・はぁん・・・はぁぁ・・・んっ」

奈緒はしばらく仰け反ったまま固まっていたが、やがて深い息を吐きながら、背中を布団に落とし身体をビクッビクッと痙攣させていた。
アキラはそんな奈緒の様子を満足気に見ていたが、やがて立ち上がり、ジーンズのポケットから何かを取り出すと服を全部脱ぎだした。
そのラグビーで鍛えた体はどこを取っても男らしく見事だった。
そして全裸になったアキラの股間のにある完全に勃起したモノは、俺の倍近くの大きさがあるのではと思わせる立派なモノで、頭が大きく張り出した逞しい形をしていた。

「うわぁ・・・すごぉい」

俺の横で怜奈が感嘆の声を上げた。

「ヨシ君、興奮している場合じゃないですよ。アレでヤラれたら奈緒、他のでは物足りなくなっちゃいますよ?」

怜奈にはそう言われたが、俺はその逞しいモノで貫かれる奈緒を早く見たくて堪らなくなっていた。
アキラが先程ポケットから出した物はコンドームだった。
おそらく大きいサイズなのだろう。
それを俺と怜奈に見せるように目の前でヒラヒラさせると自分の武器に装着した。
まだ脱力して、息を整えている奈緒の脚の間にアキラが体を入れた。
奈緒はそれに気付いても全く拒否はしなかった。
それどころか少し脚を曲げるようにして協力するような仕草さえ見せた。
アキラは硬くなったモノを奈緒の入口に押し当て少しずつ腰を進めていった。

「はぁう・・・あっ・・・ちょっ・・・んんっ・・・待って・・・」

「奈緒さん、力を抜いて下さい」

「いやっ・・・アキラ君・・・待って、待ってぇ・・・あっ・・・はぁぁん」

奈緒は体をちぢこませるようにしながらアキラの肩にしがみついた。
とうとう奈緒とアキラが一つに繋がった。
俺は胸が潰れそうな嫉妬と、頭が痺れるような興奮とを同時に味わっていた。

「はぁっ・・・お、大きい・・・無理よ・・・ああっ・・・壊れちゃう」

アキラは奈緒の制止も聞かず、ゆっくりと全て奈緒に埋め込むと、慣らすように左右に小さく腰を振った。
そんな小さな動きでも奈緒は敏感に反応していく。

「はぁぁん、ダメぇ・・・ああぁん・・・待って・・・ああぁぁ・・・きゅぅん」

「うわっ、奈緒さんのマンコ凄く熱くなってますよ」

「ああ・・・は、恥ずかしいこと・・・んっ・・・言わないで・・・あああん・・・あっ」

「それに、凄く絡みついてきて・・・最高っス」

「ああん・・・アキラ君、ああ・・・やっぱり・・・無理っ・・・怖いよぉ・・・あっ」

「大丈夫ですよ。すぐに慣れますよ」

「あっ・・・だめぇ・・・待って・・・あああん・・・動かない、で・・・ああ」

アキラは徐々に腰を速く動かし始めた。

「あああん・・・はぁぁん・・・だめぇ・・・ああ・・・だめぇ・・・くぅん」

「奈緒さん、今凄くエロい顔してますよ」

「いやぁん・・・ああぁ・・・言わないでぇ・あはっ・・・あっ・・・あああん」

アキラが奈緒に抱きつくと、奈緒もアキラの首に手を回した。
するとアキラは奈緒を持ち上げ、騎乗位の体勢にする。

「アキラ君、だめっ・・・私、上になるの苦手で・・・」

「苦手とか気にしないでいいですよ。奈緒さんの好きに動いてみて」

「で、でも、好きにと言われても・・・私・・・ひゃぁん」

急にアキラが下から奈緒を突き上げると、奈緒はその快感に我慢できずにアキラの胸に倒れ込んだ。

「奈緒さん、敏感ですね。さぁ、もっと気持ち良くなって下さい」

アキラはそう言うと奈緒の身体を起こさせる。
奈緒はどうしていいか判らないように戸惑っていたが、アキラがずっと動かないでいると、やがて身体の欲求に負けたのか、恥ずかしそうに腰を回し始めた。
最初はゆっくりだったその動きも徐々に激しいものに変わりだしていた。

「奈緒さん、いいんですか?旦那さんの前なのに他の男の上でこんなにいやらしく腰振っちゃって」

「だ、だって・・・ああぁぁん・・・腰が勝手に・・・あっああぁぁん」

あぁ、あの奈緒が・・・俺の前でも恥じらいを失わず、エッチでもほとんど自分の欲求を表に出すことの無い奈緒が、欲望のまま快楽に身を任せていやらしく腰を振っているなんて!
俺は熱で浮かされたように奈緒を見つめた。

「あぁぁ・・・恥ずかしい・・・ヨシ君・・・あんっ・・・み、見ないで・・・」

「奈緒さん、見ないでって言うわりには腰の動きが止まらないじゃないですか?」

「そんなぁ・・・いやぁ、うぅぅん・・・だってぇ・・・ああああ」

「気持ちいいんでしょ?それならそう言って下さいよ」

「ああぁぁ・・・いやぁ・・・意地悪・・・言わないでぇ・・・ああん・・・あんあん」

「でも好きなんじゃないですか?意地悪言うと、奈緒さんのマンコがキュって締め付けてきますよ?」

「いやぁぁん・・・そ、そんな・・・あああん・・・もう・・・私、また・・・」

奈緒はイキそうになっている。
それは尻がギュッと絞られているので分かる。
だが、やはり騎乗位に慣れてないのかあまりに快感が大きいからか、直前で腰が振れなくなってしまい、なかなかイケそうにない。
アキラにもそれは判っているだろうが、それでも積極的には動かない。
奈緒の腰が止まったら、1、2度下から突き上げるだけだ。

「ア、アキラ君・・・ああん・・・お願い・・・辛いの・・・」

「お願い、ですか?いいですよ、奈緒さん。どうすればいいんですか?」

「うぅ・・・意地悪ぅ・・・わ、わかってるくせに・・・ああぁぁん・・・もう」

「言ってくれなきゃ分かりませんよ。奈緒さん」

「んっ・・・う、動いて・・・お願いっ、ああっ・・・動いて欲しいの・・・くうん」

アキラはその言葉を聞くとニヤリと笑い、下から激しく突き上げた。
奈緒がたまらず前に倒れ込むと、また動きを止めて、奈緒を抱き上げると、今度は奈緒をうつ伏せにさせ、腰を持って尻を突き出させた。

(騎乗位の次はバックか!)

俺はその刺激的な光景に心躍らせた。

<続く>

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