情けない声を出して射精していたサークルの友達

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大学の一般教養棟の中に、変な造りの教室がありました。
壁に結構大きい窓のような穴があって、二つの教室を繋いでいました。
教授に聞くと、昔はその穴に機械を置いていたそうで、その機械が無くなった今、穴だけが残ったというわけです。

その教室のうち、一つはとても小さくて準備室として使われています。
人はほとんど来ないし、パソコンが三台ほど置いてあったので、僕は時々空きコマなんかにそこに勝手に入ってパソコンを使っていました。

その日の夕方、授業が終わってからもしばらく僕はそこでパソコンを弄っていました。
でもしばらくして、人の話し声がこちらに近づいてくるのに気づきました。
教授だと面倒なので、慌てて電気を消し、息を殺しました。
でもしばらくして、その声の主が同じサークルで同級生のKであることに気づきました。
もう一人の方も同じサークルで、一つ年下のTさんでした。

Tさんは明るくて、ショートカットのよく似合う女の子でした。
さっぱりとした性格だったけれど、スタイルはとても女らしくて、Kはそうとは口に出さなかったけれど、彼女のことが好きなのは明らかでした。
でもKはすごく照れ屋なせいでしょうか、彼女になかなか自分が好意を持っていることを表せられないようでした。

二人は隣の教室に入り、サークルのビラを置いているようでした。
例の穴からチラッと見えるのです。
Kの気持ちを知っていましたから、今ここで僕が出て行かないほうが話しやすいだろうと思って、二人が居なくなるのを待つことにしました。

でも、二人の様子が、なんとなく変なんです。
Kがなんだか泣きそうな声で、Tさんに話していたからです。
僕がその穴からそっと様子を窺うと、KがTさんを抱き締めていました。
と言うより、抱きついているという感じでした。
びっくりしましたが、今さら出て行きづらいし、躊躇っていました。

T「・・・分かりました」

Tさんが小さな声で言ったのが聞こえます。
Kはなんだか(彼はよくこんな表情を見せるのですけど)、子供みたいに目を輝かせていました。
Kは痩せていて、その細い腕で彼女の体にしがみつくようにして、彼女の胸に顔を埋めました。
眼鏡もかけたままで。
そのままやたら幸せそうに、「Hちゃん(彼女の下の名前)、Hちゃん」とうわ言のように呟いていました。
僕は焦りましたが、その穴は結構音が響くので、二人に気づかれそうで身動きがとれなくなっていました。
見るとKはまだ彼女の胸に頬ずりをしていて、彼女も机にもたれるようにして立ったまま、困ったなぁという顔をしてKを眺めていました。

するとKはいきなり彼女の着ていたTシャツを捲り上げ、ブラを外しにかかりました。
彼女は恥ずかしそうにしていましたが、なんだかその動作に慣れていたようで、黙っていました。
Kは今度は直にその胸に顔を押し付けたり、揉んだり・・・。
(はっきりは見えませんでしたが、むちゃくちゃ大きかった)
僕の方も目が離せなくなってしまって、穴の横に座り込んでいました。

しばらくしてKが、「Hちゃん、あの、あ」とどもっていると(相当興奮していたんでしょう)、Tさんはいつもの事とでもいった風に、足を半歩前に出しました。

Kはその太股を跨ぐようにして、自分の股間を押し当てました。
そしてもどかしそうに股間を擦りつけ始めたのです。
彼女も馴れた仕草でKの股間を擦り上げるように膝を動かして応じています。
Kは耐えられないといった様子でTさんの肩に頭を乗せました。
年下の女の子に、泣きそうな声で懇願して・・・。

(とんでもないところに出くわしてしまった。もっと早く出て行けばよかった)と思いました。

T「Kさん、膝が痛くなっちゃった・・・」

Tさんが囁きました。
ジーパンをずっと擦りつけられていたからでしょう。
するとKはものすごく慌てて「ごめん、ごめんね」と体を起こし、何度も頭を下げました。
何か・・・必死でしたね。

T「ん、大丈夫ですよ」

彼女はかなり気遣いの人だったので、おそらく結構前からKに泣き付かれて、こんな事に応じていたんでしょう。
僕もこれで二人はその教室を出るのだろうと思ったのです。
しかし、KはTさんの顔をチラチラ見ながらベルトを外しだしました。

T「ね、ここでは・・・やめておきましょう?ね?」

Tさんがなだめるように言います。
でもKが、「お、お願いだから・・・」なんてことを泣き出しそうな声で何度も呟くと、また困ったなぁという顔をして、彼女はKの手を引きました。

二人は机の上に並んで腰を掛けます。
Kはすごく慌てた手つきでズボンを脱ぎ、「Hちゃん、ごめんね」と彼女に抱きつきました。
もう僕はこれ以上Kの恥ずかしい姿を見たくなくて目を逸らしました。

T「いいんですよ、でも、これで・・・おしまいにしましょうね?」

K「う、う・・・」

T「私もKさんが好きだから、今度から、もっと・・・普通に・・・」

衣ずれの音。
それからあの、なんとなく聞き慣れた、あの音が聞こえました。

K「うん、う・・・は、ぁ、ぁ」

Kの呻くような声。
また僕は穴からそっと目をやりました。
TさんがKのアレをしごいていました。
僕の目は釘付けになっていました。
二人との距離は結構ありますから、はっきり見えるわけではないのですが、でも彼女の指の動きは、何か・・・すごかった。
Kはもう、苦しそうな耐えるような表情をしていて、Tさんが指の動かし方に変化をつけると、そのたびにびくっと腰が引けていました。

K「Hちゃん、ぁ」

またKが呟きだしました。
Kはみんなの前では彼女のことを「Tさん」と呼んでいるのに、普段の彼から想像もつかないような甘えた声でした。

しばらくすると彼女の指のリズムが一定に強い調子になり、Kの表情は惚けたようなものになりました。
射精に向かっているようです。
Kは喘ぎながら彼女の肩に頭を持たせかけ、体をよじるようにして、その体に抱きつきます。
教室中にKの呻く声と、いやらしい“ちゅくちゅく”というような水音が響いていました。

T「Kさん、気持ちいいですか?」

Tさんは左手でKの前髪を撫でながら小さな声で囁きました。
Kはもうはっきり答えられないといった様子で必死で頷くばかりでした。

K「~~ぅ、う、Hちゃん、Hちゃん」

T「うん?うん・・・」

Kはもう限界のようでした。
肩が小刻みに震えているのが見て取れます。

T「Kさん、これでおしまいですよ?約束してくださいね?」

Kはそれには答えず・・・。

K「S(彼の下の名前)、Sって・・・」

T「うん、Sさん、約束ですよ」

彼女が手の動きを速めるとKは、「ぁ、ぁ、ぁ、・・・~~~う、・・・ッ」と途切れ途切れに声をあげ、射精しました。
Kが全身をガタガタ震わせて射精している間も彼女は手の動きを止めませんでした。
射精が遂げられたらしく、彼女が手をそっと離すと、Kはがっくりと彼女にもたれかかりました。
眼鏡がずれ落ち、顔を真っ赤にして、彼女に抱き締められています。

しばらくするとゆっくり体を起こし、彼女の胸にまた顔を埋めたり、乳首を吸ったりして・・・。
彼女はやっぱり気遣いの人で、Kの精液まみれのアレをそっとウェットティッシュで拭いているのでした。
その時のKの姿は・・・もうとても忘れられないでしょうね。

その後、Kはまた「ごめんね」と言いつつ、Tさんを制して自分で床を拭き、もう真っ暗になった外へと連なって帰っていきました。
僕も呆然としていましたが、ふらふらと帰路に就きました。

その後も僕はKと普通に付き合っています。
KとTさんはサークル公認で付き合うようになりましたが、みんなの前ではKはTさんに素っ気なく振舞っています。
でもきっと二人の時は、あんな風にまた彼女に甘えているんでしょう。

あの時のことが忘れなくなった僕は、Tさんみたいに甘えさせてくれる彼女を探していますが、幸か不幸かまだ見つかっていません。

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