私が受けたレイプ被害の実態

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結婚してようやく待望の妊娠をして喜んでいました。
私も旦那も問題のない身体なのに５年も出来なかったので、本当に嬉しくて、毎日ウキウキしながら過ごしていました。
しかしそれは、たったの一週間ほどのことで、後は地獄の生活が待ち受けていたのです。

中古で購入した家のベランダに洗濯物を干し、通りを見下ろすのが日課で、少し離れた所に高校のグラウンドがあり、陸上部やらサッカー部野球部の練習風景も見れました。
たまに元気よく、家の前の通りを走っていくこともありました。
そんな中、気になることが少しあったのです。
野球部の生徒の数人が必ずこっちをジーと見ながら走っていくのです。

（少し通りから目立つので仕方ないか）

そう思っていたのですが、あまり気にも留めてはいませんでした。

ある日、平日の午後でした。
洗濯物を取り込み畳んでいると、下の部屋に誰かの気配が。
そーっと下におりてみると、３人ほどの男がいました。
強盗かと思って逃げ出そうとしても、下には男達、２階からは逃げられない、電話は携帯さえも１階です。
どうしようか考えている時に男の一人が２階に上がってきました。

「奥さん逃げても無駄だよ。大人しくやらせてよ」

そういう男の顔は日焼けして大人っぽく見えますが、まだ子供。高校生くらいでしょうか。

「大きな声出して助けを呼ぶから逃げた方がいいよ！」と無意味な脅かしをしましたが、やはり怯むことなく近寄ってきます。

他の二人も２階に来てしまいました。

「前から奥さんのファンだったんですよ、だから今日は３人で楽しみに来ました」

逃げ場の無い私は大声を上げようとしたのですが、口を塞がれ、窓は閉められ、カーテンも閉められました。
口から手が外されたので私は、「お願いお腹に赤ちゃんがいるの妊娠してるの。だから乱暴はやめて、お願い！」と必死に頼み込みます。

「妊娠中でもエッチできるんでしょう。むしろ中に出せるじゃん、安心してエッチしようね奥さん」

何を言っても無駄なんだと悟り、悲鳴を上げて暴れようとしたら、再び口を押さえられ、「静かにしろ！」とお腹を殴られました。
苦しくて息が出来ない、でもそれ以上にお腹の子が心配です。

「お腹に子供がいるのよ、乱暴はやめて・・・」

泣きながら訴えます。
しかし、お腹を押さえている腕の上から更に蹴られ、転がるように仰向けになると、押さえている手を二人が押さえ、一人が私の服を脱がしはじめます。

「やめて・・・お願いだからやめて、お腹に子供いるのだからやめて」

何度も言っていると・・・。

「そんなに子供が大事かよ！」

そう言い放つと、踏み潰すように私のお腹を蹴り、苦しんでかがみ込むと、横から脇腹を蹴られます。

「大人しくしろよ」

再び服を脱がしはじめる男の顔を睨みつけると、思い出しました。
そう、高校の野球部でたまにこっちを覗き込んでいた子達。

（まさか・・・）

でも間違いありません。
力を振り絞り、まだなんとかブラが取れる寸前のところで男を払いのけ、逃げ出そうとした時に急に力が抜け倒れこんでしまいました。
出血しています。
大量の血が内股から流れているのです。
男達はそれを見て、「ヤバイぞ、逃げろ！」と救急車を呼ぶこともなく逃げ出し、私は這いずりながら、階段を下り、なんとか電話をしたつもりでした。

気が付くと見知らぬ白い天井に、カーテン、何もかも知らない部屋。
私の母がいます。

「気が付いたね・・・良かった」と涙ぐんでいます。

しばらくすると、知らせを受けた旦那に、私の父に、旦那の両親も。

母が言うには、旦那が第一発見者だとのことでした。
休日が不定期な仕事の為に間違えて出勤し、それでもちょっとした書類整理をしてお昼頃に会社を出て早く帰ってきたところ、慌てて逃げ出す男達を見て不安になり、家の中を見ると私が血らだけになりながら倒れていたそうで、あと５分遅かったら助からなかったと・・・。

「そうだ、子供は！お腹の子は！」

そう聞くと、「残念だけど今回は諦めてくれ、不謹慎だけど子供はまた作ればいい。お前が無事ならそれでいいんだ」と旦那は言いました。

その言葉が私を支えてくれました。
まだ私を愛してくれてるんだと。

あの事件から数年が経ち、子供が出来ました。
一姫二太郎と理想の家族。
失った顔を見ることの出来なかった、名前さえつけてあげられなかった子の分も愛情を込めて育てています。
私がこのサイトに辿りついたのは、レイプ被害者の実態などを調べているうちに偶然ここに来ました。
幸いといえば幸いですが、私の場合はブラを取られたところで終わっていますので、実際的にはレイプではなく、強姦未遂で傷害です。

犯人のことを警察に話しましたが、アリバイがあるとのことで「見間違いだ」と言われ、更に「この手の犯人は他でもやるので、その時に自供すると思います」と警察の人に言われました。
しかし、偶然町で見かけたその警察の人は、犯人と一緒に野球用品を持って仲良く歩いていました。
親子です。
悔しい思いでいっぱいです。
でも今は家庭もあり、この家庭をしっかり守っていくことが大事だと思っているので、ここに投稿することで忘れることにしました。

レイプをしたい願望やレイプをした人に忠告です。
レイプしたあなたは一人の人生を台無しにするだけじゃなく、その家族さえも巻き込む犯罪です。
生きる価値なんてありません。
そのくらい最低な犯罪です。
願望だけで済ませて欲しいものです。
文章を書くのが苦手なのでわかりづらいと思いますが、私の場合は先ほども言ったようにレイプ未遂でしたが、それでも新しい命を授かる前までは何度も自分の命を絶とうとし、何度も旦那に助けられ、励まされてきたのです。
普通に恋愛して普通にセックスするのが一番です。
ちなみに命の恩人でもある旦那には感謝し、旦那様と呼んでいます。