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舐めると言ってしまえば、舐めさせてくれるかもしれません。
しかしそれでは完全に浮気を認めて許してしまうことになります。
浮気のセックスの残り汁まで舐めさせて欲しいと懇願するような人間に、浮気を非難することが出来るはずがありません。
しかし一度認めてしまえば、これからずっと妻の性欲の続く限り、私は妻の浮気に嫉妬し続けなくてはならないのです。
妻は子供を欲しがりませんが、私は欲しいのです。
誰の子とも分からないような状態で、赤ちゃんの顔を眺めるのは嫌です。
そんなことも考えました。
それでも、内心では、舐めたいと思いました。
真実を知りたいし、サディスティックな妻が巨根に中出しされたのなら、それを目の当たりにしながら、舐めさせられたいとも思うのです。
そして・・・射精したい・・・。
「・・・」
「どうするの?」
「・・・」
「出来ない?」
「舐める・・・」
「何を舐めるか分かってるの?」
「・・うん・・」
「ほんと好きね。汚いと思わないの?」
「汚いけど・・」
「それでも舐めたいのね。変態さん。こんなに興奮しちゃって」
フフンと笑いながら、勃起のことを揶揄します。
足の指で器用に挟んでみたりもします。
「・・・」
「じゃあ、舐めさせて下さいでしょ?」
「・・・舐めさせて・・下さい・・・」
「なにを?」
「・・美歩の、あそこ・・」
「それだけじゃないでしょ?ベニスの商人じゃないんだから・・ハハ・・」
「・・・」
「素直になって」
「・・男の・・精子・・」
「他の男の精液舐めるの?」
「・・・」
力なく、頷くしかありません。
現実とも妄想とも判断のつかない妻の卑猥なイメージに引きずり込まれてしまっています。
「ちゃんと言って」
「他の男の精子も・・・舐める・・・」
「じゃあ言わなきゃ・・。・・・『若い男の子の巨根に中出しされたオマンコ、僕の口で掃除させて下さい』って」
あまりにダイレクトな表現にギョッとしました。
『掃除』という言葉が、異様な生々しさを生み出します。
クリトリスの包皮に溜まった性滓や陰毛にこびり付いた精子までも舐め取らされることをイメージします。
そのような屈辱にまみれることすら、嫌悪感よりも性的興奮を高めます。
「もう、・・舐めさせてよ・・」
「そう・・いいわよ、言えないならおしまいにしましょ」
「いやだ・・・言うから・・」
「じゃあ言って」
「・・・ねえ、これプレイなんでしょ?嘘だよね?・・・」
「それでもいいわよ。好きなように解釈していいわ。それに舐めてみれば分かるかも知れないじゃない」
「・・・」
「何考えてるの?怖いの?」
「・・・」
「おしまいにする?いいわよ」
「い、言うから・・・」
「・・・」
「・・・若い男の・・・きょ、巨根に・・・。中出しされたオマンコ・・・舐めさせて下さい」
「僕の口で掃除させて下さいでしょ」
「・・若い男の・・巨根に、中出しされたオマンコ・僕の口で・・そ・・掃除させて下さい・・・」
「よく言えました、・・うふ・・」
「・・・」
私の前に立って長い脚を見せつけていた妻は不意にソファーに戻りました。
深くもたれた姿勢で、右脚を私の膝の間から差し込み、足の甲でぶっきらぼうに勃起を擦ります。
一向に、ジーンズを下げる気配はありません。
「ねえ・・・舐めるのは?・・・」
「やっぱりなしにした。なんか、たーくんが変態過ぎて意地悪したくなっちゃった」
「そんな・・」
「そんなに、他の男の精子舐めたかった?」
そう言われると、恥ずかしさと屈辱が込み上げてきます。
「ねえ、そんなに、精子の味が楽しみだったのかって聞いてるの」
「・・ちがう・・」
「ならいいじゃない。それに、舐めさせても、いかせてあげるとは言ってないわよ。いいの?」
それはそれで辛すぎます。
右手ではジーンズの上から割れ目を縦にゆっくりとなぞり、左手は乳首を弄っています。
そんな妻の自慰行為さえも羨ましく思えます。
「ここ、おちんちん、つらいでしょ・・」
「・・つらい・・・」
「他の男の精液舐めるのと、自分の精子、射精させてもらうの、どっちがいいの?」
「・・・」
正直に言えば舐めたかったと思います。
浮気は冗談よ、という結末を早く聞きたかったのもあります。
しかしそれ以上に、自分の射精を我慢してまで、他の男とのセックスで出された精子を舐めたいと懇願する姿は、あまりに異常だと妻に思われるのが嫌でした。
その上、実際、勃起自体も身の置き所が無いほどに切実に解放を求めてもいました。
「口篭るっていうことは、本当は、相当、舐めたいんでしょ?」
「違う・・」
「じゃあいいわよね・・・」
「そ・・それなら、出させてよぉ・・・」
痛いほど勃起しています。
思わず、頭の後ろで組んだ手を解いて、妻の足を両手で掴み、自分の股間に押しつけます。
「だめ!手はこっちでしょ」
起き上がり、軽くおでこにキスをすると私の手を取って頭の後ろに戻します。
「・・・それとも手はお尻がいい?」
「え?」
「頭の後ろと、お尻を開いてるの、どっちがいい?」
「ここでいい・・」
さすがに、自分で尻たぶを開かせられるのは、マゾなだけでなくホモにされたようで嫌です。
「じゃあお尻ね」
「じゃあって・・・」
「早くして!」
きつく言われると、仕方ありません。
尻たぶを両手で左右に開きます。
肛門が空気に触れてスースーします。
「膝、もっと開いて」
膝立ちになった状態のままの私の股の間に、両足を差し込んで私の膝を内側から蹴るようにして、両膝を広げさせてきます。
屈辱的な姿勢です。
しかし、興奮していたのも事実です。
私のとてつもなく恥ずかしい体位に満足した妻の目が、いっそう激しく、邪悪とも言えるような光を放ちます。
「この格好、いや?」
「やだ・・」
差し込んだ足の指を、私の玉の奥に伸ばし、肛門のあたりを擦ります。
「もっとお尻も開かないとダメよ。ここ、後ろにいる人に見えるように」
前のソファーに座ったまま伸ばした足で、親指を肛門に押し込む勢いでつついてきます。
「なんか、犯してくださいって感じの姿勢だね・・・エロいよ、たーくん似合ってる。どんどんいじめたくなっちゃう。美歩、こういうの、したかったんだよね」
妻は興奮した表情で熱心に自分の股間を弄り続けています。
あの、性器の中には他の男の精子が注がれたままなのかも知れない・・・。
それを指であんなに塗り込んで・・・。
正直、驚いてすらいました。
それまでも私に対して、対等以上の関係ではありましたが、あまりにも自然に、SMの調教師のように妻は振る舞います。
どこにこんなサディスティックな『プレイ』の可能性を溜め込んでいたのでしょうか。
妻も私のあまりに従順にマゾに慣れていく姿にいっそう興奮していくようです。
何かが壊れていくようで、怖くなってきます。
「ねえ、これ・・プレイなんでしょ?・・・」
「マゾのくせに、いちいちごちゃごちゃ言わないで」
「マゾじゃない・・・」
「どう考えても寝取られマゾじゃない」
「・・ちがう・・・」
「私が他の男にやられまくった話で興奮してるくせにどこがマゾじゃないの?説明できる?浮気の精子で汚れたマンコ舐めたいなんて、完全にMじゃない。違う?ほら、もっとちゃんとお尻開いてなさいよ」
「・・・」
「同級生だった奥さんの前で跪いて、アナル自分で開かされて・・・。それでもこんな勃起してるんだよ、たーくん・・・。分かるでしょ?」
「・・うん」
「普通、女の子がこういう事されるのよ・・。ふんぞり返った男の前でそういう風に膝開いて跪いてケツ掴んでオマンコ開いとけよ、なんて言われるの。見せびらかすみたいにズボンから出した大きなおちんちんを見せつけられたりして。そういうことされると、マゾの女の子は触られてもいないのにあそこヌルヌルにしちゃうの。たーくんの勃起も一緒でしょ?違う?」
「・・違う・・」
「じゃあ、もしマゾじゃないんだったら、この勃起なんとかしてみなさいよ」
躊躇いなく股間を蹴ります。
「・・ウグウッッ・・」
「そんな床なんか見てたって、言い訳書いてないわよ。美歩の目を見なさいよ」
反論できない私の表情を見ては楽しんでいる顔です。
獲物をどう料理するか思案する貪欲な狩人のようです。
「マゾでいいじゃない。私こういうの好きなのよ、すっごく。あそこが、ズキズキしちゃうわ。たーくんがこんなにマゾだって分かってすごく嬉しいの。私におちんちんが生えてたら絶対、たーくんのアナルのバージン奪ってあげるのに」
「・・僕は好きじゃない・・・」
「じゃあアナルレイプね。たーくんきっと好きになるよ」
「そんなわけないよ」
「ふーん、それじゃあ、お尻に何も入れられたこと無いっていうことだよね」
「あるわけないじゃない」
「じゃあ、アナル処女っていうことになるよね?」
「・・・」
言葉で『処女』と定義されること自体が嫌でした。
「違うの?もしかして、こんなマゾさんなのは男の人に掘られちゃったりしたことあるからなんじゃない?」
「無い、違う!」
「じゃあ自分で言って、僕はアナルバージンですって」
「もう・・こういうの、変だよ・・」
「いいの?バージンじゃないの?私、友達に言っちゃうわよ。うちの旦那ってアナル犯されたことあるらしいのよって。たぶんその時精子の味覚えちゃって、舐めたいって言うのよなんてね。みんな猥談大好きだから盛りあがっちゃうよ」
本当に言いかねません。
その後、わざわざ自宅に招待したりするかも知れません。
性的な刺激に飢えた、綺麗な奥さんたちに、好奇の目で見られることを想像してしまいます。
「やだ」
「じゃあ言って。僕はアナル処女ですって」
「そんなの・・・」
「言わないの?」
「僕は、・・・アナルが・・・」
「アナルがどうしたのよ。犯されたくて疼いてるの?」
「やだ・・疼いてない・・・。・・・僕は、アナルには入れたことない・・・」
「違うでしょ。ちゃんと言えないと、本当に犯すわよ」
脅かすように、足の指をねじ込みそうに押しつけてきます。
「僕は・・アナルが・・・童貞です・・・」
「ねえ、誤魔化さないでくれる。アナル童貞っていうのは、自分で入れたことがないっていうことでしょ。たーくんが入れられたことがあるか無いかって言うことなの」
「・・・」
「・・・処女って言いたくないんでしょ?」
「・・・うん・・」
「だけど、言わなきゃだめ・・。本当に私、犯すわよ、それにみんなにも言うわ・・。うちの旦那のアナル処女を犯したら勃起したのよって。みんな、インポのこと心配してるんだから」
「え?そんなこと・・・言ったの・・・?」
「ダメだった?ごめんね。今度のは言わないから、早く言って。僕はアナル処女ですって」
「・・・」
「それじゃあ、はい」
「・・・僕は・・・アナル・・・処女です・・・」
「だめ。ちゃんとお尻開いてないじゃない、ここっ!」
足で、そこを軽く蹴るようにして、開き方が足りないと難癖をつけてきます。
「両手でもっと広げて、剥き出しにするの。後ろに突き出して、バックで犯してもらえるようにしながら言うの」
興奮した妻は足取りも軽く、わざわざ私の後ろに来て、開き具合を確かめます。
異常なプレイのテンションに引きずり込まれていました。
一回言ってしまった後はそれほど抵抗もなく、マゾのよろこびに震え始めていました。
「ちゃんと、処女ですって言いなさいよ。ここ、処女なんでしょ?違うの?」
指の腹で、穴をペチペチと叩きます。
妻の視線を意識しながら、私のモノよりも大きなペニスを勃起させた妻を想像して、バックから犯される準備をするように、目一杯、肛門を晒しました。
「僕は、アナル処女です」
「全然気持ちがこもってない。犯されるときはそんなに穴閉じてたら痛いわよ。力抜いて、入れてもらえるようにしなさいよ・・」
妻は絶対ほかの男にアナルをされたことがあるのだろうと思いました。
たぶん西脇なのでしょう・・・。
『アナル処女』という言葉も、あいつに言わされたのかも知れません。
「そうよ・・出来るじゃない・・今度は締めてみなさい。ぶち込まれたおちんちんを締めつけて中出ししてもらうの」
言われた通りに従う快感に流されます。
「おちんちん入れられるときは開いて緩めるの抜かれるときは締める・・・そう・・・。開いて・・・しめて・・・」
パクパクと開け閉めを繰り返させられます。
「こうやってされたこと無いんでしょ?」
跪いた私の後ろに同じように膝立ちになり、ジーンズの前を私の尻に押しつけ、私の腰を両手で掴みます。
「こうやってズブッて、入れられるの・・どう?」
バックから犯すふりをします。
「穴、ちゃんと開いてる?」
「・・・うん・・・」
腰を押しつけた妻には分からないのに、自らわざわざアヌスの筋肉を緩めます。
私も妻の行為に欲情していました。
「どんどん深く根元まで入っちゃうわよ」
そう言いながら、あたかも本当に深くペニスを差し込むかのような、腰の動かし方をします。
擬似的なそんな行為も、非常に屈辱的です。
「ほら抜くわよ・・・締めつけて・・・」
つられるように、妻のペニスを想像して、それを喰い締めるように肛門を緊張させます。
「ちゃんと、あわせてよね・・」
パンパンと乾いた音で腰を打ち付けてきます。
「・・・」
「ほら、言わないの?僕はアナル処女ですって」
グリグリと腰をグラインドさせたりもします。
片手を前に回して、軽くペニスをしごきます。
興奮と快感で、理性が揺らぎます。
妻にならば肛門を犯されてみたいとさえ思いました。
「・・僕は、アナル、処女です・・・」
「うふ・・よくできましたぁ・・」
そう言いながら、勢いよく腰を私の尻に打ち付けました。
跪いたまま両手で尻を開かされたままなので、バランスを崩し前に倒れそうになりました。
咄嗟に、両手を離し、前のソファーに手をつきます。
「お尻から手を離してもいいの?」
「・・・だって、美歩が・・・」
「言い訳しないの!」
片手で後ろから睾丸を両方まとめて鷲掴みにされました。
ソファーに手をついたまま四つん這いの姿勢になって膝を開いた状態です。
意識が飛びそうになる痛みです。
「今のやり直し」
「・・・え?・・」
「さっきの格好になりなさい」
ソファーから手を離して起きあがり、突き飛ばされる前の姿勢になります。
「手、離しちゃダメよ」
再び、跪いた私の腰を掴んだまま、バックから何度か軽くピストンを加えた後で、いきなり支える手を離し、思いきり腰をぶつけて突き飛ばします。
反射的に手が出そうになるのを抑えて、顔からソファーに倒れ込みます。
「出来るじゃない。ウフフ・・この格好もエッチね・・・どう?」
ソファーに胸と顔を載せたまま、四つん這いで尻を開いていました。
「四つん這いで犯されるのって、すごく、悔しいでしょ?」
ズンズンと妻が腰を叩きつけるたびに顔がソファーに擦れます。
「だからたーくんにはあんまりバックからさせないの・・分かる?」
「・・・」
「今、西脇君には簡単にさせたのにって、思った?」
「・・・」
「こういうことされるのはどう?」
そう言いながら、妻は片手を腰から離し、後ろから私の髪を鷲掴みにしてきます。
「犯されてるって感じするでしょ?」
「・・・」
「返事は?」
「する・・・」
ズンズン・・・ズンズン・・・。
しつこく、無言のままバックから腰を打ち付けてきます。
打ち付けられるたびに、顎がソファーに擦れ、髪を掴まれ前を向かされたままの視野が揺れます。
自分の意志によらない力で、ピストン運動を受けることの悔しさを知りました。
四つん這いの姿勢でそれを受けることは、さらに何倍にも辱められる感覚にします。
しかし、妻は西脇の大きな肉体が繰り出す激しいピストンを直に膣奥で受けたのです。
バックから膣に余るような巨根をめり込まされて・・・。
「・・ねえ・・んうっ・・」
ズンズン・・・ズンズン・・・。
言葉を発しようとすると、それをかき消すような強引なピストンで封じられます。
私の髪を掴んだままの手で、言葉を発しようとした顔をソファーに押しつけるのです。
激しい腰使いの衝撃を受けながら、頭や顔を押さえつけられるのは悔しい思いがします。
肉体的な快感とは関係のない、精神的な屈辱と性的な服従を刻印するためだけの時間が流れます。
ズンズン・・・ズンズン・・・。
ようやく長いマウンティングが終わるかと思い顔を上げようとすると、無言のまま、きつい一撃でねじ伏せられます。
ズンズン・・・ズンズン・・・。
「こうやって犯されるの、悔しい?」
「・・うん・・」
「だけど、抵抗しないよね」
「・・・」
「今度は、私の目を見て、さっきの言って。アナル処女ですって」
後ろからまたソファーに戻り、挑発的に股を開いて、私の顔の前に晒します。
私の顔の前で、自分で触り始めます。
私を辱めることで欲情しきった妻は、顔がピンクに染まり、貪欲な目が潤んでいます。
美しいと思いました。
「言いなさい」
「僕はアナル処女です」
「うわーエロいー・・」
すごく満足げで嬉しそうです。
私の上半身に巻き付けた両脚を震わせます。
「アナルマンコ広げてます、は?」
「えっ・・」
妻の股の間に埋めた私の頭を掴んで自分の顔に向けると、私の目を見ながら言います。
「処女って言うんだからマンコなんでしょ。アナルマンコ」
「・・・」
「・・・アナル、マンコ・・開いてます」
「犯して欲しいから開いてます」
「・・・犯されたくない・・・」
次の瞬間、思い切り背中を蹴られました。
踏み出せない一歩を後押しするのには、暴力が手っ取り早いことを知っているのです。
私にも言い訳を与えてくれることにもなるのです。
「・・犯して・・欲しいから・・・開いています・・」
妻は調教の快感にうっとりとしながら、両手を股間にあてて、ギリギリの性感を楽しんでいます。
「手は離したらダメ。いい?」
「・・・」
「いいって聞いてるの」
「うん・・」
「離したら本当に犯すわよ、ここ・・」
「・・・」
ひとしきり足で私の肛門と勃起したペニスを嬲ります。
「はい、は?」
「はい・・」
「もっとエッチな話聞きたいんでしょ?」
私は四つん這いのような姿勢で、胸から上をソファに乗せ、両手で自分の尻肉を開かされています。
ソファに座り股を広げた妻のジーンズの股間に顔を近づけたままです。
妻は自分自身を焦らすように指でそこを弄ります。
「・・だけど、出したい・・もう・・だめだよ・・・限界・・」
「限界って言葉好きよ。私も限界だったのよ・・太いの欲しくて」
「・・・いつ?・・」
いつのことを言っているのか・・・。
西脇にされた後のことなのか・・。
今朝のことか・・本当に浮気したのか・・・。
聞きたい・・・。
その事は話してはいけないと言われたけれど、我慢できずに訊きました。
「朝のこと・・?」
無視して続けます。
「体が覚えてるの。凄すぎて感覚が消えないのよ。精子でグチャグチャになっていかされたオマンコに太いの入れられたまま、またすぐにたーくんのが届かない奥をかき回されるの」
西脇との話のようです。
「大き過ぎて辛いのに、何度でもいかされちゃうのよ。卑猥な言葉で責められたり自分でもエッチなこと言わされながら繰り返しいっちゃうの。その感覚がずっと残ってるの。あの時から今でも・・」
やられたばかりで精子を滴らせたまま私とデートしている時など、どれほど生々しい感覚が妻の性器に残っていたか想像できます。
限界だった妻の性欲は、私とのセックスでは解消されなかったのでしょうか。
(今朝もなの・・それ・・?)
そう聞きたかったのですが、我慢します。
さっき無視されただけで済んだのが限界でしょう。
「私、自分でも言ったのよ。『たーくんのより大きなおちんちんでオマンコ拡げられてる』とか『たーくんのが届かない深いとこまで突かれて気持ちいい』とか。いつも会う同期の男の子にお持ち帰りされてそんなこと言ったなんて、思い出すと死ぬほど恥ずかしかったわよ。大学でたーくんと一緒にいるの西脇君に見られるだけで恥ずかしかったわ。『彼氏の小さいペニスで満足できない女なんだ』って何度も告白させられたこと、私も西脇君も意識してるのよ。たーくんのそばにいるといつも、そういう目で見られてるって気がしちゃうの。今だって、恥ずかしいくらい。だけど本当にその通りされたの。エロ本に出てくる欲求不満女みたいに何回も繰り返しいかされたのよ。ねえ分かる?たーくんとデートしてても、そういうの何度も何度も、思い出しちゃうの」
「・・・」
「悪いなって思うわよ・・・それは・・。たーくんいい人だし、裏切って・・罪悪感もあった。だけど何してても思い出してきちゃうの。顔になすり付けられた時のエッチな匂いとかヌラヌラして硬い感じとか。バックでお尻掴まれたまま、あそこの奥に大きな亀頭が突き刺さって擦りつけられる感じとか。生々しく思い出しちゃうのよ。それで、あれを、もう一回ここに入れられたいって、そればっかよ」
目の前で割れ目の部分に指をギュッとめり込ませます。
「だけど・・・」
だけど、入れてないんでしょ・・あの後は浮気してないよね・・・。
そう言いたかったのだと思います。
しかし怖くて言えませんでした。
「ねえ、そんなことされた後で、彼に、何かしろって言われたらそうせざるを得ないの、分かる?たーくんに悪いって思っててももう頭の中がセックスと大きい勃起したおちんちんのことでいっぱいなのよ。『浮気の精子まみれのまま、たーくんとセックスしろ』って言われたらそうしないといけなかったの」
「わかったよ・・だから・・」
「中出しされたあそこ、舐めさせないのが精一杯よ・・・」
「・・・」
「するように言われてたし・・。たーくんに舐めさせるって言いながら、いかされたりしたのよ・・・。実際、私も、したいって思ってたの。デートの間ずっと考えてたわ。ホテルに入って裸になってすぐたーくんの顔に跨がっちゃいたいって。西脇君に言われた通りに、精子まみれのあそこたーくんの口に吸わせて・・そしたらいけるって」
ソファに突っ伏した私の首に両腿を絡ませ、股間に私の顔を押しつけます。
私の頭を優しく撫でていますが、妻の腰は卑猥にくねります。
たぶん、その時の精子で汚れた性器を私に舐めさせることを想像しているのでしょう。
「・・・」
「あの時たーくんとセックスしてすごく感じてたのわかった?」
「・・あの日・・あんな美歩初めてだった」
「カラダじゅう、エッチになってたから・・・。どこ触られても、ビリビリ来た。エッチなことで頭がいっぱいで、普通じゃなくなってた」
「あいつのこと考えて・・?」
「うん・・西脇君のが頭から離れなかった・・・。たーくんのおちんちん入れて気持ち良かったの。たーくんとしてあんなに気持ち良かったの初めてだった・・・。だけどオナニーみたいだったの・・。西脇君とのセックスを思い出して、たーくんのちんちんを使ってオナニーしてるみたいなのよ」
「美歩のあそこ・・キュウキュウ締まってた」
「うん・・・感じてた・・けど・・」
「・・けど?・・」
「感じてたけど・・私がダメだったの・・・」
「ダメって・・いってなかったの・・・?」
「ううん・・。たーくんとして、いったのかも知れない。だけど・・・西脇君にされたみたいじゃなかったの・・・。たーくんの入れてて気持ちいいのにずっと西脇君のおちんちん入れられたときと、比べちゃってたの・・・。残酷なくらい全然違ったのよ。脇君のときは、何にも考えられなくなって頭の中が真っ白になっていかされてたのに、たーくんとの時は色々考えちゃってたの。まだあそこの奥が、全然余ってるなとか・・・。痛くてもいいからもっと太いのでされたいとか・・・。緩いってばれないようにあそこ締めなきゃとか・・。いつもより気持ち良かったけど、そういうのばっか・・・。頭の中で考えてた・・」
それから長い年月が経ちましたが、あの時ほど感じている妻を見たことはありません。
しかし妻は、それとは比べものにならない絶頂を西脇には与えられていたのです。
「・・・それで気付いたの・・言われた通りだって。西脇君が言った通りのこと、思ってたのよ。それが嫌だった」
「なんて思ってたの・・?」
「してる間、何回も言われてたの。『彼氏としてももう足りないから俺のでかいのが欲しいって思うんだ』って・・・。その通りだったのよ。あの太いの奥まで欲しいって・・思い出してた・・・」
「・・・その通りって・・・」
まさか・・・。
もしかして・・・。
やっぱり・・・。
「ここ、こんなにパンパンになってる」
そう言って、私の首に巻き付けて肩に乗せた両脚を解いて、四つん這いのままの私の股間の張りつめた勃起を足でさすります。
妻の話は核心の周囲を巡りながら、はぐらかします。
私が『そのこと』が言葉にされるのを怖れて、はっきりと聞けないからでもあります。
「いきたい?」
「うん」
「精子出したいよね・・」
「・・出させて・・」
「だけどまだ出させてあげない。私の気持ちが分かるから・・。すごく興奮して、何でもしたくなっちゃう気持ち・・」
そう言いながらソファーから降りて、ソファに体を預けて四つん這いになった私の脇に来て、耳にキスをします。
ブラをしていない乳首をわざと私の体に擦ったりします。
左手で私が後ろで開いた尻たぶを鷲掴みにしアヌスに指をあて、右手を張りつめたペニスに伸ばします。
激しい性欲が満たされず、肉体的な疼きが思考を麻痺させる感覚を教えようとしているのでしょう。
妻の話の行き着く先が見えてきますが、どうにもできません。
「・・アアア・・」
「こうして触ると気持ちいいでしょ?」
指で撫でるように、亀頭を触ります。
軽い刺激でも、おあずけにされ続けた精子が沸騰するのが分かります。
一秒でも早く体から放出して楽になりたいという感じです。
「気持ちいい・・」
「これでいける?」
「もうちょっと強くして」
「ダメ」
「なんで?もう、おかしくなりそうだよ・・・」
「おかしくなっていいよ」
「・・・出したいよー・・」
「小さいのに、こんなはち切れそうになって・・・。ねえ、早く出さないと、精子であそこが破裂しちゃうわよ・・」
そう言いながら、右手で亀頭を軽く嬲り続け、左手の指で肛門をつついてきます。
「だからもう・・・」
「気持ちいいけど、もっとされたいでしょ?こういう風に・・」
今度は根元までしっかりと1回だけしごいてくれます。
「おちんちん、根元までギュッてされたい感じするでしょ?」
「うん・・分かったから、もうつらいよーもっとしてっ」
「唾出して」
言われた通りに、出された妻の手の平に唾を垂らします。
右手、そして左手・・・。
再び、なぶるように、焦らすように、右手は亀頭のあたりだけを触ります。
左手は肛門を輪を描くようになぞり、唾を塗り込んできます。
「先っちょ、ヌルヌルされてるとどんな感じ?」
「もっと、して欲しい。ねえっ」
どうせ手は逃げてしまうことは分かっていても、尻たぶを両手で開いたまま腰を振りたくってしまいます。
「なんか、ワンちゃんみたい。発情中なのね?」
そう言いながらも執拗にアナルを指でなぞり責めてきます。
「うん、ワンちゃんでも何でもいいよー、もう出させてよ。どうしたらしてくれるの?」
思わず、自分で開かされていた尻から両手を離し、亀頭をさする妻の手を掴んでいました。
「調子に乗らないのっ!」
「ハグウッッ・・・」
息も止まるような衝撃が肛門に走りました。
それまで表面を揉んだり撫でるだけだった左手の指をいきなり何本かねじ込まれました。
強烈な違和感です。
「手離したらお尻犯すって言ったでしょ」
こんな事も、西脇に言われたことがあるのかも知れません。
「抜いて・・」
「抜いて欲しかったら、自分で拡げなさいよ」
肛門を挿されたまま、再び両手を伸ばして尻を拡げるしかありません。
「たーくん、自分がマゾだって認められる?」
抜いてくれるわけでもなく、左手はゆっくりと指の出し入れを続けてきます。
右手では相変わらず亀頭を撫でさすります。
「・・・」
「素直になれないの?」
「なる・・マゾでいいから、マゾだから、指抜いて・・・」
「抜くだけでいいの?」
「出させて」
「今度は随分簡単に認めちゃうのね。寝取られるのが興奮するマゾなんでしょ?」
「そう、寝取られるの興奮するマゾだから・・だから、しごいてっ」
「寝取られマゾですって言いなさいよ」
「寝取られ・・マゾです・・・」
「言えたわね。いいわよ・・腰振れば?ほら・・」
言われた通り、腰を振ると、オナホールのようにモノを包んだ手は亀頭のあたりを焦らすようにですが、刺激をしてくれます。
しかし、同時に、3本くらいの指を挿し込んだままなので、私が腰を振るタイミングに合わせて、より深く広く肛門をえぐってきます。
痛みと違和感で、思うようには腰を振れません。
「・・・」
「マゾなんでしょ?こういうの好きなんじゃないの?」
「お尻は嫌だ・・・」
私の主張など無視して続けます。
「ねえ、今ここで沙季ちゃんがオマンコ広げてたら入れたい?西脇君にされちゃう前の沙季ちゃんよ」
私が沙季ちゃんの話に反応したことに気付いているのです。
しかし危険な誘導尋問の匂いがします。
「入れたいけど・・・浮気になっちゃうから入れない」
「浮気にはなっちゃうけど、美歩は見てないのよ。沙季ちゃんが、あそこヌルヌルに濡らしてもう少しでいけるから入れてッて言ってるのよ。中で出してくれたらいけるからって」
「・・・」
「沙季ちゃんのあそこ、とっても小さかったのよ。西脇君に散々されちゃうまでは、中島君のでもきつかったんだから。たーくんのでも、大きいって言ってくれるかも知れないよ。沙季ちゃん、エッチだから中出しされながらいきたくて自分の指であそこを広げてるの。これ、入れたいでしょ?」
「入れない・・・」
「そうか、たーくんは寝取られマゾさんだから美歩みたいな、緩くされちゃったオマンコの方が興奮するのね?」
「そうじゃない」
「こういうのはどう・・?沙季ちゃんが西脇君にされた後のオマンコ。入れたい?」
「・・・」
「想像して・・・。おっきいので何時間もかき回されて、いかされ続けて西脇君の形になってるの。沙季ちゃんの本気汁と彼の精液でグチャグチャのあそこ・・。いかされる直前にズボッて抜かれちゃったの。それで、何でもいいから、ぶち込んで欲しいって思ってるの。もう一回いきたくって、パックリ開いてヒクヒクしてるのよ。たぶんたーくんのじゃ全然ユルユルだけど、ドロドロで気持ちいいわよ。沙季ちゃんあんなに爽やかそうなのに何回もされてるうちに、ぶっといのが大好きになってたの。中島君の細いのじゃ気持ち良くなれないオマンコにされてたのよ。これは想像じゃなくて本当のこと。沙季ちゃんのオマンコ・・入れる?」
もう、焦らし続けられるのにも耐えられないと思いました。
『入れる』と言わなければいつまでも射精させてもらえないのでしょう。
誘導に乗ってしまって妻に言質を取られてもいいやという気持ちになります。
「入れる、沙季ちゃんのオマンコに入れたい・・入れるからしごいてよー」
「たーくん簡単に浮気しちゃうんだねー、そういうの、いいの?」
そう言われると急に怖くなります。
窘めるように尋ねながら肛門の指を動かし、私が彼女の支配下にあることを思い出させます。
「入れない・・・」
「冗談。いいのよ別に・・それで美歩がまた浮気しちゃおうっていう訳じゃないから。ねえ、この中途半端に焦らされて、我慢するのが辛い感じ分かった?私以外の人でもオマンコがあれば入れたいでしょ?」
「分かった・・・入れたい・・・」
「亀頭だけされるより根元までされたいでしょ?」
「されたい・・・して欲しい」
「女のあそこも同じなのよ。疼いちゃってどうしようもないときは、誰のおちんちんかなんて関係ないの。浅いところだけじゃなくって、深いとこまでされたいの。先だけ軽く触られるよりこうやってギュッてしごいたほうが気持ちいいでしょ?」
「うん」
「同じなの。あそこに硬くて太いの、ぐいって入れられたいって思っちゃうの。分かる?」
「・・・分かる・・」
「何も触らないときは、触ってさえ貰えればいいって思うでしょ。別に根元までギュッとされなくても、気持ち良くなるし、それでもいいやって。デートしてたときはたーくんのでもいいと思ったのよ。だけど、こうやって少し触られると、不完全燃焼みたいに疼くの分かるでしょ?緩いオマンコじゃこんな感じよ」
そう言って、撫でるようにペニスを触ります。
言葉や想像では、妻の言うように、拡げられてしまった緩い膣に興奮しますが、切迫した射精欲を満たしてくれるのは、しっかりと締めつけてくれる女性器です。
溢れ出しそうな精液を睾丸に溜め込んで焦らされ続けた私の脳裏には、西脇にやられる前の爽やかな沙季ちゃんが浮かんでいました。
いや、そんな噂があった後も、沙季ちゃんはいつも爽やかでした。
「緩い大きなオマンコじゃなくって小さなオマンコにねじ込みたいでしょ?」
「・・うん・・」
「巨根願望ってそういう感じなのよ」
「・・・」
「入れられたこともないのになんとなく大きい方がすごいのかななんていうのは、まだ我慢できるの。たぶん本当の巨根願望じゃない。そんなの処女の頃から思ってたわ。だけど本当に入れられて今までのおちんちんとは全然違う感覚をまざまざと膣と子宮に感じさせられたあとでは、もう戻れないのよ。たーくんとデートしてる間よりホテルでたーくんのおちんちん入れたときの方が、辛かったの・・。気持ちいいんだけど・・・よけいに疼くのよ。たーくん、さっきから、おちんちんに触れないで放って置かれたときより亀頭だけで焦らされてる今の方がつらい感じするでしょ。それと同じなの・・分かる?」
「・・・うん・・」
「たーくん小さいのに、私の巨根願望の話聞かされるのも辛いかも知れないけど・・・。巨根願望を溜め込んだまま入れてもらえないで悶々としてるのも辛いのよ。たーくんが、今、焦らされて辛い感じ憶えていて欲しいの」
「・・・」
「本当の巨根願望って、すっごく性欲が溜まってるのに小さいの入れてるときに一番激しく感じるものなの。痛くてもいいから、ちゃんと、思いっ切りかき回されたいのよ。あそこを固くて大きいのでパツンパツンにして欲しいの。隅々まで、おちんちんでいっぱいにされたいの」
妻に肛門を指で貫かれながらこんな言葉を聞かされることに、マゾヒスティックなよろこびを覚えていました。
妻は私をアナルで辱めながら、言葉の鞭で私の心を打ち据えては、サディスティックな快感を得ているのです。
私の脇に座り両手で私のペニスと肛門を弄びながらも、大きく開いたジーンズの股間を自らの踵に強く擦りつけ、卑猥に腰をくねらせていました。
もう右手はほとんどペニスをしごいてくれません。
指先で亀頭を摘むのみです。
行き場のない激しい射精欲が置き去りにされます。
「・・・」
「あそこ、あの人の精液まみれにされたままでたーくんとデートしてて、エッチな妄想ですっごく溜まっちゃってたの。太いおちんちんでされ続けたばっかでその感じが残っててどうしようもなく欲しかったのよ。それなのに、って言うか、それだから・・・西脇君にさんざん小さいって教えられた、たーくんのおちんちんじゃ本当に足りなかったの。たーくんが出して終わった後も、西脇君のあの太いの奥まで欲しいって・・思い出してた。たーくんと抱き合いながら、考えてたのよ。重いちんちんでクリをベチベチ叩かれたり、膣にねじ込まれて・・・痛めつけられたい・・。さっきたーくんにしたみたいに両手でお尻拡げさせられて髪の毛を掴まれてバックから犯されるのもしたかった。無理やり彼の形にされたあそこに、中出しもされたいとか・・・。そういうの全部よ・・・。もっと、激しくグチャグチャにいかされたかったの」
「・・・」
「体だけじゃないわ・・・。また言葉で辱められたいとも思ってたの。恥ずかしいこととか屈辱的なことも、言われたり言わされたりしたかった。サークルでは真面目で生意気なくせに本当はすごい淫乱だなとか試合中もでかいチンポのこと考えてるんだろとかそういう風に、もう一回いじめられたかったの。たーくんのおちんちんと比較させられたり、『あそこが彼氏のモノじゃ感じないガバガバマンコにされてる』とかって言わされたかったの。『西脇君が中出ししたオマンコの精子、彼氏に舐めさせます』とか気が狂ったようなこと・・・。焦らされ続けた挙句に彼に誓わされて一気に奥までぶち込まれて、いきたいの。・・・体も心もメチャクチャにされたかったのよ。そういう性欲が溜まったままで、たーくんとしても全然治まらなかったの」
妻が、『まだ話していない、ひどいこと』と言った内容はもうはっきり分かります。
「ホテルで、浮気のこと泣いて謝ったでしょ。本当に悪いと思ったのよ。だけど泣いたのは・・。そんなにされちゃってる自分の体が悲しかったのもあったの。たーくんとセックスしたのにまだ、体があの男のセックスをどうしようもなく求めてるの。自分勝手でしょ・・そんなのも嫌だったの」
「・・・」
「ゴメンね・・だけど、もう隠しておくの嫌だから・・」
ああ言われる・・・。
「・・・」
「あの時が初めてなのは本当なの。だけどその後もされてたのよ」
ああ・・・やっぱり・・・。
「あの日、たーくんと別れた後、また西脇君のマンションに行ったの。我慢できなかったの・・・」
あの日に・・・!
グリュン!
「・・!!・・・はうっ・・」
言葉の衝撃と同時に、アナルに入った指がさらに深く挿し込まれ、容赦なく前立腺のあたりを押しつぶすように擦りあげる感覚が走りました。
四つん這いではいられなくなり、跪くような姿勢になりましたが、アヌスは指で深く貫かれたままです。
しかし、後日しつこく迫られてというのなら、まだしも・・・。
あの日に・・・。
グリュングリュン!
「たーくんとのデートの前に言われてたの。『今から昼寝するけど家にいるから、あいつとやってデートが終わったらまた来なよ』って。『シャワーを浴びないことと、中出しさせること両方出来たら、またしてあげるよ』って」
グリュングリュングリュングリュン!
「ハアア・・・はうっつ・・はふっ・・」
とんでもないことを聞かされているのに、何も言えずにいました。
妻の言葉には、巨根の与える肉欲に屈したマゾヒスティックな憂いが混ざりますが、妻の指はサディスティックな獰猛さでアナルを責め立ててきます。
「そ・・そんな・・ウッ・・アアッ・ウッ・・・」
「シャワーも浴びずにたーくんに浮気のあとの体を舐めさせたのも、初めてたーくんに中出しさせたのも西脇君にもう一回してもらうためだったのよ。だけど・・・たーくんも許してくれたし、家に帰ってオナニーしたらそれで済むかもしれないって、思ったわ。太い野菜とか、そういうの、買って帰ればいいかも知れないって・・・。たーくんと西脇君の精子が入ったままのあそこに突き刺してメチャクチャなオナニーがしたかった。だけど、もうスーパーが閉まってる時間だって気付いたの。それに、西脇君のマンションならタクシーですぐだけど家まで1時間も待てなかったの。渋谷駅の前で悩んだわ。もう一回西脇君に犯してもらうか何とかたーくんのために我慢して家でオナニーするか。誰も、女子大生が一人でボーッと突っ立ってオナニーに使える太いモノが家にあるか考えてるなんて思わないわよね。だけど、そんなこと考えてる最中にもあそこがグチャグチャなまま疼いてて無理だって思ったの。結局タクシーに乗ったわ」
グリュングリュン!
「・・アウッ・・・」
妻はTシャツに包まれて乳首を硬くしたままの胸を私の脇に押しつけて、ジーンズの股間を私の右の腿に擦りつけます。
耳元で、秘密を打ち明けるように卑猥な言葉を続けます。
「タクシーに乗ったらもう我慢できなかったわ。脱いだ上着で隠してオナニーしたの。音がしちゃったらいけないから、あんまり動かせないでしょ。だから、指を全部思いっきりねじ込んでゆっくり掻き回してそうしたら少し楽になった」
惚けたように、両手で尻を広げたまま肛門を指で貫かれ、膝立ちになっている私の唇にさっきまで私のペニスを摘んでいた方の妻の指が差し込まれました。
前日、妻の性器から吸い出したのと同じ、自らの精液の味がしました。
一瞬何が起こったのか分かりませんでした。
「ねえ、たーくん出しちゃってるの?」
そう言われて自分のペニスを見ると、ドロッドロッと尿のように精液が垂れていました。
はじめ、どうしてこうなっているのか分かりませんでした。
通常の射精のような快感を伴うこともなく、勢いよく精液を発射するわけでもなく、ただ漏らすように精子がペニスを伝い、睾丸を濡らし肛門から太腿の方に垂れてゆきます。
精子が溜まりすぎた精嚢を直接押し潰されて、溢れて出てきたようです。
グリュングリュン!
「ここで・・普通出す?萎えるか、怒るかすると思ってたけど」
あたかも予期していなかったかのように言います。
確かに、一番射精してはいけないタイミングでした。
しかし、そのことを妻は分かっていて、私にはしたことがなかった指技を駆使したのです。
(こんな事も、西脇に覚えさせられたのか・・・)
射精による快感は与えず、最もひどい裏切りの告白を聞かせながらアナルを犯して射精させる。
レイプされながらも、物理的に膀胱壁を擦られることで潮を吹かされる女の気持ちはこんなものなのでしょうか。
辱められる・・・そんな言葉が思い浮かび、より一層勃起を固くさせます。
「だって、美歩が・・・」
グリュングリュン!
「そんなに興奮するわけ?」
「ちがう・・・」
「じゃあお尻犯されるのがそんなに気持ちいいの?」
「ちがう!・・そうじゃなくてずっと我慢してたから・・」
「言い訳にならないわよ・・・同じことじゃない・・・」
「・・・」
一度肛門から指を抜き、肛門の周囲までベットリと垂れた精液をまとわりつかせると、再度、挿入してきました。
さらにもう一本指が加えられたのですが、精液が潤滑油になりスムーズです。
「中出しされるとこういう風になるの。楽になったでしょ?」
「・・・」
妻の言う通り、太すぎる挿入を受けている身にとっては、中出しされることをありがたく感じてしまうのかも知れません。
ゆっくりとアナルの中を左手の指で押し潰し、擦りあげながら、今度は右手で腿の方まで垂れ続ける精液をすくい上げます。
妻は何も言わずに、おもむろに、再度精子をベットリとすくい上げた右手を私の目の前に差し出します。
何を要求しているのか、それが何を意味するのか暗黙のうちに分かります。
今度は不意打ちではなく、私の自らの意志でそうすることが求められているのです。
それをしてしまえば・・・。
さすがに出来ない・・・。
沈黙です。
黙っていると妻が続けました。
「インターホンで、たーくんに中出ししてもらったか聞かれたわ。声が小さいって言われて大きな声で言うまで言い直しさせられた。夜のマンションの廊下に響いてたわよ。情けない声で、中出しだのなんだのって・・・。玄関に入れてもらって、靴も脱がずに、壁の鏡に手をついて、調べられたの。お風呂に入ってないか、たーくんに中出しさせたか・・・。たーくんの精子、彼のと違うからすぐに分かったみたい。キスのひとつもしないまま、入れられた。淫乱な自分の顔見てろって言われて、玄関で立ったまま犯されたの」
精子まみれの右手の指を唇に押し当ててきました。
嫌でも精子の味が口の中に染みこんできます。
舌を出して舐めてしまったら、すべてを認め、許してしまうことの意思表示になってしまうでしょう。
寝取られマゾとしての自分を完全に宣言することになります。
妻もそのつもりで、私に自らの精液を舐めさせようとしているのです。
「また徹底的にされたわ。アナルのバージンまで奪われたのよ」
やっぱり・・・。
「いく直前で何度も焦らされて、セフレになるって誓わされたの・・。証拠に写真も撮られた・・・。フェラの時の顔も、あそこやお尻に入れられてるところも・・・。中出しされた後のあそこも、学生証と一緒に撮られたわ」
左手の何本かの指は、ネットリとアヌスをかき混ぜています。
じわじわと口の中に右手の指が差し込まれてきます。
セフレ・・・これも、予期しませんでした。
こんなひと言の言葉がこれほどの衝撃を与える言葉だとは・・・。
写真・・・。
妄想は光速で脳内を駆け巡ります。
呆然としたまま、きっぱりと拒絶することも出来ず、いつの間にか舌を絡めてしまいます。
頭の片隅では、妻の手を払いのけ、ふざけるなと叫んで思い切り顔を引っ叩く情景が浮かびはしました。
しかし現実では、何も出来ず、惚けたように妻の指をしゃぶるのみでした・・・。
一度口から指を抜くと、私の下半身に垂れた精液を再度集めます。
直腸の指も最後の一滴まで絞り出すように掻き回し、ポイントを潰してきます。
そして、硬いままのペニスを根元からゆっくりとしごき上げ、尿道の中も空にします。
「その後も、抱かれてたの、彼の好きな時に好きなだけ使われたわ・・・」
耳を舐めるようにしながら、とても優しい声で言いました。
「たーくんの彼女なのに、西脇君の巨根のオナニー道具みたいにされてたのよ」
再び口の前に精液を差し出されました。
今度は口に強引に入れてきません。
私の屈服、無条件降伏を、無言のまま迫ってきます。
「・・・」
「どうするの?別れる?舐める?」
実質的には選択肢はありませんでした。
肛門に何本も指をねじ込まれたままでした。
精液まみれの妻の指を口に含み、まとわりついた精液を吸いました。
屈辱の味を噛み締めながら、完全なマゾの寝取られ男としての地位を受け入れました。
加虐と被虐の陶酔の中で私を見つめる妻の、潤んだ瞳と薄桃色に染まった顔をこの上なく美しく感じました。
「たーくん・・本当に愛してるわ・・・」
妻の指から口の中に射精されるような感覚の中で、長い時間、束ねた妻の指をしゃぶり続けました。
おしまい。