ドMな俺がやっと運命の彼女を見つけたんだが[前編]

この体験談は約 7 分で読めます。

とりあえずスペック。
俺、169cm、57kg、26歳になるオタ、さらにプオタでもある・・・。
中卒だけど仕事はホテルで調理してる。
ちなみに顔は、櫻井翔に似てると言われたw

彼女、164cm、体重はたぶん50kgくらい、23歳、OL。
おっぱいはF寄りのEカップ。
良く尽くす妹系キャラ。
嫉妬深く、構わないと拗ねる。
見た目も中身もとにかくエロい。
顔は明日花キララ。

まずは出会いから。
初めて会ったのは俺が20歳の時。
彼女は17歳で、圧倒的なブランドを持つJKだった。
たしか5月頃だったと思う。
少し都会のオープンカフェで、俺と、かなりのナルシストの友達と、明日香キララ似の彼女と、いきものがかりの聖恵に瓜二つの彼女の母方の親戚の姉の4人で会った。
彼女を『キララ』、友達を『ナル』、彼女の親戚の姉を『聖恵』にする。

ナルと聖恵は出会い系か何かで知り合ったらしく、俺はナルに連れられて少し都会のオープンカフェに行った。
ちなみにキララは出会い系で知り合ったのは最近まで知らなかったそうな。

初めてのキララの印象は“エロい子供”って感じだった。
年も3つ離れてるし、20歳になった俺にはもはや10代ってだけで子供にしか見えなかった。
話してても苦労を知らなそうだし、「ふ~ん!」って感じだった。

聖恵はノリは良いし、魔性の女って感じがして、さすが出会い系の女wwwって印象だった。
人見知りの俺はあまり会話に馴染めず、ナルが空気を完全に支配してた。
ナルの喋りっぷりは凄かった。
俺はただただ圧巻された。
俺は不気味に頷くだけしかしてなかった・・・。

その日はとりあえず、俺とキララの名字(結構珍しい)が一緒で、家も自転車で10分掛からない場所に住んでることを知った。
3時間くらいナルが盛り上げて解散することになった。

帰りの電車のホームでナルがキララに必死に連絡先を聞いていて、赤外線した。
携帯オンチの俺は赤外線出来る二人を少し尊敬した。
聖恵が俺に、「連絡先を教えろ」と言ってきた。
魔性そうだし、手玉にされるのは嫌だし、出会い系の女だしで少し怖がっていると、ナルが聖恵に俺の連絡先をメールしよった・・・。
ダウンタウンのハマタみたいに「死ねばいいのに」と思っていると、ただえさえナルシストで気持ち悪いのに、ナルシストが入った本気のドヤァって顔で見てきて、気持ち悪くて少しウケたww
ちなみに、なぜかキララにも俺の連絡先を送っていた。
後で理由を聞くと、恋愛は周りのプッシュがあったら成功率が上がるとのこと。
納得した。
心の辞書に書いた。

それから毎日のように聖恵から、たまにキララからメールが来る。
聖恵からは、『おはよう』から『お休み』まで絶え間なく来る。
圧倒的な物量だった。
『次の休みいつ?』『土日休み?』等々・・・。
何かわからんが、かなり熱血だった。

キララからは進学するか就職するかの相談ばかりだった。
何か頼られてる感じで嬉しくて、妹が出来たみたいだった。
てか性格が妹キャラだった。

特にモテたことのない俺は、キララと聖恵からのメールは少し嬉しかった。
けど、聖恵とは全く遊ぶ気はなかったからいつも断ってた。
実際に好きじゃなかったしね。

キララからのメールは遊ぼうとか一切なかった。
妹って感じだったし、ナルが狙っているのを知っていたから、俺から誘うことも、相手から誘うことも無かった。
もちろん誘い方なんてわからんがな!
まぁ、20歳までに彼女は二人いたし二人目で童貞は卒業していたから、そこまでの焦りもなかったのかな?

少し脱線するが、後の確信部分なんでここから少し生い立ちを話す。
両親は俺が中1の時に離婚。
原因は親父の浮気や度重なる暴力、母を保証人にした借金。
俺はバカだから「いつか親父もまともになるから」と、離婚しようとする母に言ってた。
だけど、母の我慢の限界や、親父の暴力が姉や俺にまで及ぶようになり、家には借金取りが来るようになったりで離婚。
離婚してすぐは、歩いて5分くらいした所にあるおばあちゃんの家に住んだ。

それから半年後くらいに母の友人がお金を貸してくれ、ボロい一軒家に住む。
ボロい一軒家を親父が突き止めて、毎日のように来た。
ガラスを割って入って来ることもあった。
どうやって親父が突き止めたのかも判らなかった。
毎日、俺と姉は怯えてた・・・。

母が仕事で帰ってくるのが遅い日は、おばあちゃんの家に避難することもあった。
母と親父によるバトルは、離婚したのにほぼ毎日のように続いた。
親父が借金を返さないから借金取りが家に来るとか、離婚する時に養育費を払うと言ったのに一円も払わないとか・・・。

このとき母は、朝から夜8時までスーパーのレジの社員。
んで週4日くらいで夜9時から深夜1時までスナックで働く、とんでも人間だった。
親父は尊敬出来ないが、母に対する尊敬は日に日に強まった。

この時に夢だった保育士を諦め、高校に進学しないで働くことを決めた。
少しでも生活を楽にさせてあげたかった。
そんな気持ちを胸に秘めながら『宇宙海賊ミトの大冒険』と『コレクターユイ』にはまり、オタ街道まっしぐらになる。

母と親父の件は、隣町に住んでいる母の姉夫婦が間に入り、なんとか決着した。
そして、母に低学歴無理と言われ高校に進学するが、バカな俺は低学歴でも食っていけるよう手に職をつけるべく、料理の道を目指すことにした。
無理して行かしてくれた高校を休んででも仕事に行き、全ての給料を母に渡した。
学校を休んで働いていることがバレて、母との1週間に渡る抗争の末、料理を絶対に諦めないのと、高校に掛かった全費用を返していくことで、高校を半年で退学した。

そして本格的に料理の道に進むことになった。
が、中学を卒業する時に付き合った彼女にオタがバレて、「マジでキモい」と言われフラれ泣いた。

17歳の時に、たまたま募集していた某ホテルに面接に行った。
18歳からの募集だったが、15歳から料理をしてることを伝えると面接してくれることになった。
絶対に落ちると思ったが、実技が満点だったらしく受かったww
頑張りが初めて報われたと思い、嬉しかった。
高校辞めた後に働いたのが母の知り合いの店だったから、技術的なことは教えてもらってたのが幸いしたのかな?

だからホテルで働くのが本格的な見習い経験だな。
働き始めは制服を隠されたり、財布盗まれたり、靴をゴミ箱に捨てられたり・・・。
陰険な虐めに遭ったが、いつの間にか虐めてた奴はクビになっててワロタw
ちなみに殴られたりは無かった。
それだけが救いだったよ。

働いて3ヶ月が過ぎた頃に、5歳年上の受付の友達を紹介された。
お姉様の手のひらで転がされるだけ転がされた。
付き合って筆下ろしもされたが、その5ヶ月後に、「本命と結婚するから」とあっさり捨てられた・・・。
一瞬で音信不通になったw

受付の人に相談したら、「しつこい男は嫌われるよ☆キラリン」とか言われた・・・。

泣いた・・・。
トラウマになりかけた・・・。
だけどポジティブな俺は、お姉様に転がされるのを夢見て“オネニー”に明け暮れた。
フェロモンの塊の女の人や、ドSオーラを纏っている人を好きになったのはこの時期だなw

だが年月は過ぎていき、朝比奈みくるちゃん・・・、いや、天使に知り合った。
可憐でキュートなのも好きになった。
てか3次元の女とか必要なくなったwww

聖恵からの物量戦は一年近く続いていた。
いつまで経っても奴は熱血していた。
でも、1年の間に2回付き合って失敗してたみたいだ。
そんなある日、聖恵から意味不明なメールが来た。

『私とキララのどっちが可愛い?』って内容だ。

いきものがかりのボーカルと・・・?
さらにキララは妹キャラってこともあり、聖恵の敗北は1秒も待たずに決まった。
だが俺は聖恵に素直にキララとは言えずに、『朝比奈みくるちゃん』とだけ答え、風呂に入った。

風呂から上がると聖恵からの着信で、携帯の履歴は埋まりかけてた。
恐る恐る電話を取ると、みくるちゃんのことを詳しく聞かれた。
リアルに存在しない子だと分かるとぶちギレられた。
ぶちギレる意味がわからなった・・・。

さんざん嫁をバカにされてかなりムカついたが、口から飛び出す圧倒的な暴言の数を前に俺は意外な反応を示した・・・。

少し・・・。
いや・・・。
かなり気持ち良い・・・。
何だこれ?
興奮するんだけど・・・?

そこから無駄に火に油を注いで余計に怒らせてみた。
聖恵は期待を裏切らなかった。
いや、むしろ期待を上回る働きをするじゃないか。
罵倒するのにもいちいち熱血しやがる。
俺は右手をそっとパンツの中に入れた。
聖恵にバレないように無我夢中でキヨニった。

だが、一時間もすると罵倒されるのにも飽きた俺はそっと電話を切った。
それから電話やメールが来るたびに罵倒された。
俺は、プレイに飽きたら切るってのを繰り返した。
電話の始まりは決まって、「どうして昨日電話切ったの?意味わかんないだけど」だった。
俺はそれを聞いた瞬間にパンツを脱ぐ。
キヨニーしているのを悟られない。
これをルールにしていた。
俺なりの相手に対する敬意とスリルを味わいたいといった気持ちだ。
だが、二週間くらいすると聖恵も罵倒プレイに飽きたのか、「もう怒るのも疲れたし、何に怒ってるのかもわかんないし、バイバイ」と言い、それきり連絡が来ることはなくなった。

少しシュンとなったが、この時期には家の借金も無くなってた。
それもあってか、自由に出来るお金が増えていた俺は、仕事の前にSMに行った。

そして、一年半が過ぎた頃に、地元の駅でスーツを着たフェロモンの塊の女を発見した。
筆下ろしした女を思い出した俺は、ついて行ってみた。
フェロモンとむっちりなお尻にやられ、ムッシュはオッキしていた。
出来れば触りたい気持ちでいっぱいだった・・・。

後ろの気配に気がついたフェロモン女は振り返った。
何でこうなったのか自分でもわからないw
なんとキララだった・・・。
キララとは、メールや電話で人生相談に乗っている関係は続いていたが、会ったりとかは全く無かった。

夢と希望と男の欲望を乗せた胸は、スーツ越しにも大きいのがわかった。
胸とむっちりお尻とフェロモンとドSオーラを前に、俺のムッシュは爆発寸前になった。
白ワインが飛び出るかと思った。

<続く>

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