ドMな俺がやっと運命の彼女を見つけたんだが[中編]

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興奮が止まらなかったが、ポーカーフェイスを必死で演じた。
だが現実は残酷だった・・・。
爆発しそうなムッシュとは裏腹に、キララとの偶然の再会で会話は弾んだ。

約2年半ぶりに見るキララは、初めて見た時のションベン臭さは無く、21歳ではありえないフェロモンとドSオーラを放っている。
ムッシュのことを考えると早く帰りたかった。
バレバレなくらいにオッキしてたからw
だけど、(もしかしてバレてるかも?)と思うとさらに興奮もした・・・。

改めてキララを見てみた。
キャラは妹キャラで声はアニメ声・・・。
ボディーは峰不二子に近いものがあり、フェロモンを撒き散らしながらのドSオーラは俺的には無敵にしか思えなかった。

俺は料理人だ・・・。
こいつを今すぐ調理したいぜ・・・フヒヒw

とか考えていると、帰る時間が来た。
本当に現実は残酷だ。
義務的に、「今度飲みに行こう~」などと話し、その日はバイバイした。

俺はダッシュで家に帰った。
家に着くなり自分の部屋に飛び込んだ。
爆発寸前だったムッシュは、猛烈な勢いで白ワインをぶちまけた。
過去キヨニー、現在キラニーw
ある意味従姉妹丼ww
とか考えていると5発はヌけた。

それからキラニー生活が始まった。
3週間くらいは毎日キラニったんじゃないかな?
ちなみにナルは、知り合って3ヶ月くらいでキララに告白したが、好きな人がいると言われフラれていたw
プギャアアアアwwww

その後、ナルは寂しさを紛らわすために、nao.と吉沢明歩にハマった。
ネットにnao.の無修正があるのを教えたら泣いて喜んでたw
今までのメールの頻度は、二、三週間に数回する程度だったが、偶然の再会から毎日に変わった。

一ヶ月くらい経ったある日、「仕事帰りに飲みに行きたい!」と言われた。
特に断る理由もなく、おっぱいやむっちりしたお尻、フェロモンやドSオーラのことを考えると楽しみで仕方なかったw
だが、一つ問題が出てきた。
女の人と飲むなんて、仕事の飲み会か、なぜか年に1回ある中学の同窓会か、家で姉や母と飲むくらいだった。

女の人と二人とか・・・。
どんな話をしたらいいんだ?w
全くわからない\(^o^)/

かなり焦ったが、シャーマンキングを読んでたら、なんとかなると思った。
実際に成長したといっても、初めて会ったのがキララがJKの時だし、そのイメージが強かった俺は、まだキララを妹という感じでしか見てなかった。
子供相手だから余裕じゃんwとかも思ってた。
その日はとりあえず、JKの時のキララを必死で思い出し、ムッシュを踏まれる妄想をして白ワインを出してから寝た。

飲みに行く日が近づき、ナルに言った方が良いのか?とか思いながら、言わないまま当日を迎える。
仕事帰りに、地元の駅の改札前で待ち合わせ居酒屋に入る。

どう考えても身長がアンバランスすぎる。
ヒールを履いている奴の方が高い!!!
少し背伸びをしながら見栄を張り歩いた・・・。
それを見ている人が笑っているような気がして、興奮してムッシュが少しオッキした。

なんとかなる・・・とか安易に考えてた俺は、全く喋れなかったw
むしろ、どうしていいかわからず、メニューばっかり見てた・・・。
そんな俺にキララは明らかに引いてる。
そう思った俺は、なかなか顔を見ることは出来なかった。
気まずくなり、トイレに逃げた。

マジで俺死ねと思って戻ると、キララが話題を持ち出してくれた。
ナルや聖恵の近況や、キララの職場のオツボネがポケモンみたいだとか、キララが17歳からずっと片想いしてる話とか、お互い緊張している事とかで笑い合えた。
なんとかなって良かったw

この日、いつも相談ばかりしていた妹のイメージから、成人している大人の女にイメージが変わった。
そう思うと、17歳から20歳までキララの成長を見てきたんだって気分になり、なんか嬉しかった。
下心丸出しで見たことに少しだけ反省もした。

その日から、仕事帰りに時間を合わせて飲みに行ったり、休みを合わせて買い物に行ったりするようになった。
不思議と嫌な気はしなかった。
完全に好みのタイプだって事もあったと思うけどね。
まぁ、聖恵とは絶対に嫌だったけどw

ナルにキララと仲が良いことを報告すると、ナルから衝撃の一言を言われた。
ナルがフラれた時の好きな人というのが、どうやら俺だったみたいだ・・・。
だからナルは、ナルシストのクセに潔く身を引いたらしいこと。

「今は違う彼女がいるから、付き合うなら応援する」とも言われた。

けど、なぜかわからないけど、キララと付き合うのはダメだと思った。

そんなこんなで1年半が過ぎた。
キララとの関係は続いていたが、ここまで何も無いんだから、キララはきっと諦めたんだ。
そう思ってた。
遊んでるうちに『この人じゃない』とか思われたかな?
そう思うと悲しかったが、付き合うことにモヤモヤしてたから納得出来た。
いや、納得させた!

そして、ある一本の電話で俺とキララの人生の分岐点が来た。
聖恵からの電話だ。
とりあえず電話に出なかった。
そしたら鬼電になってワロタw
仕方なく電話に出ると、ナルの失恋理由や、今もキララの気持ちが変わっていないこと、気持ちが日に日に強まっていっていること、4年間も待ち続けてること、キララは性格的に自分から告白出来ないとか、色々言われた・・・。
凄い勢いで話されたw
どうやらキララに内緒で電話をしてきたらしい。

最後に、「悔しいけど二人の幸せを願います」って言われて少しビックリした。
親戚と言ってもお姉ちゃんなりのお節介だなと思うと、「また罵倒して!」とは言えず、少し残念だった・・・。

ナルや聖恵とのことを差し引いても変な不安があった。
実際にこの時に、「キララのことを好き?」と聞かれたら、「好き」と答えれた。
むしろ、初めて居酒屋に行った帰りには、かなり惚れてたと思う。

けど、モヤモヤするんだ・・・。
とりあえずその日はあまり考えないようにして寝ることにした。

その日から3日間、キララから連絡は無かった。
少し寂しかった。
俺も好きなんだなぁ!って思った。
けど、思えば思うほどモヤモヤが止まらない。
イライラもした。

3日後、キララから、『もう・・・聖恵ちゃんに聞いてると思いますけど・・・。話したい事あります。今日、少しだけで良いから時間作って欲しいです』と、敬語でメールが来た。
ちなみにこのメールは今も保存してるw

その日に会いたいところだが、夜勤の子がインフルエンザで休んだことで、俺は夜勤までやらされていた・・・。
夜勤で会えないから、次の日の夜にしてもらった。

朝の仕込みをしながら猛烈に悩んだ。
モヤモヤがお互いの性格の不一致や身長のアンバランス的な事ではなく、何かもっと常識的な問題で・・・。
けど、何で常識的とかわかるんだ?とか頭がパンクするかと思った。
時間的にナルに相談は出来ない。
色々考えているうちに、ある名言が頭に浮かんだ。

『なんとかなる』

キララと初めて飲みに行く前にそう思って行ったら、結局なんとかなったじゃないか!!
俺は、成り行きに身を任せることにした。

この日キララは、聖恵に「キララから告白しろ」とさんざん言われたらしく、この日に人生の全てを掛けて挑んだそうなw
後にキララから聞いた。
少しだけ聖恵の愚痴を聞いた後に、四年間の思いを不器用ながらも王道で照れくさそうに泣きそうになりながら言われた。

「四年間も片思いして、また再会して。あの時ね、諦めないとって思ってる時に再会したんだ・・・。もう気持ちをどうしたら良いのかわかんないよ・・・。好きです。これからもずっと好きです。私じゃダメですか?これからも今までと変わらずに側にいて欲しい。悩んでたら相談に乗って欲しいし、俺君の力にもなりたいです・・・。だから・・・付き合いたいです!!エヘヘ・・・恥ずかしい・・・///」

一言一句間違えずに覚えてる俺キモスw

こんな事を言われたらモヤモヤなんてどっか行ったわw
今までのオタをキモいとか弄んだ人達とは違うって思った。
キララとなら幸せになれる。
確信した、だから・・・。

「同じ時間を・・・精一杯頑張って生きよう・・・フヒヒ」(←これは長年温め続けた俺の告白ww)

って言ってやったw
そう言って付き合うことになりました。
てか、恥ずかしいなw

付き合ってからは、今までの気持ちが爆発したかのように、本当にバカップルって感じになった。
自転車で並びながら走ってるのに手を繋いでみたりw
デートしてる時は無駄に引っ付いたりw
ナルや聖恵にキモいとか言われるくらいベタベタだったと思うww
今考えるとマジで痛々しいな・・・。

キララは嫉妬深く、職場の女の人と業務メールとかするだけでイライラしてたけど、「キララだけだよー」とか言うとすぐに機嫌が直ったり、俺は17歳、キララは16歳が最後のセックスということもあり、盛り上がった。
いっぱい虐めてもらえたしねww
まぁ俺は、たまに仕事前にSMに行ってたから、厳密には最後は17歳じゃなく、一週間半前だったがw
さすがにSMで入れたりはしてないがww

そんなこんなで色んな場所に行って、いっぱい思い出を作った。
今思えば、ここまでバカップルだったから今があると思う。
バカップルの期間が無かったら確実にあのとき終わってたんだろうな・・・。

そしてついにお互いの家族に紹介する時が来た。
付き合ってから、お互いの親に会うまでに一年近く日が経っていた。
キララは結婚願望が強いらしく、早く結婚したいと常に俺に言っていた。
俺もキララとならと思い、満更でもなかった。

それで段階を踏むために、「同棲の許しを貰おう」とお互いの親に会うことになった。
付き合ってから幸せすぎてモヤモヤなんて完全に忘れていた俺は、家族にキララを紹介した。

キララに会うまではウキウキしていた母が、キララを見るとと少し様子が変わった。
明らかにビックリしている。
だけど、すぐに笑顔になり、「いらっしゃい。汚い家だけどゆっくりしていってね」と言い、それからは楽しそうにキララと話し、鍋を食べた。
とりあえずその日は、(?)くらいにしか思わなかった。

キララが帰った後で母に、「あんた・・・今は意味がわからなくても、幸せやったら今はそれでいい。あの子とは・・・覚悟いるよ」と言われた。

キララがマイペースだし、かなりゆっくり喋る(ブリッコみたい)から、せっかちな俺とは合わないのか?
何か母の気に触ったのかとか思った?
けど俺は、(誰に何を言われても今の愛を貫いてやんよ!キリッ)とかバカなことを思っていた。
母なりの将来に向けたエール、とポジティブに思った。

後日、キララの両親に会うことになったんだが、キララの両親もキララが10歳の時に離婚していて、一度母子家庭になっているんだ。
離婚の原因は俺の家と全く同じだった。
少しややこしいが、キララの籍は父親にあって、実際に住んでいるのは、母親と再婚相手のところに住んでるらしい。
キララの母親は、キララが21歳の時に再婚したらしい。
意味はわからないが複雑なのは理解出来た。
てか、再婚が最近すぎてビックリした。

キララは父親が大嫌いらしい。
その気持ちは凄く理解出来た。
父親の方に籍があるのも凄い嫌みたいだ。
母親は好きだけど、再婚は嫌だったとのこと。
苦労を知らなさそうだから少し意外だった。
表に出さないだけで色々あるんだな、と思った。

そしてキララの両親と初ご対面。
キララの母親に、「どこかで見たことがある・・・」と言われ、友達評価の櫻井翔っていうのを思い出し、それを冗談混じりに伝えた。
キララの母親も再婚相手もウケていたから、まぁ~いっかと思い、リクエストしていたしゃぶしゃぶをご馳走になった。
少しビックリしたことがあって、キララとキララ母の喋り方は完全に一緒だったw
遺伝子の凄さを初めて知った。

まぁ~そんなこんなで、俺が必死にしゃぶしゃぶしてるのに、キララ母は、根掘り葉掘り俺のことを聞いてくる。
それに素直に答える俺。
ぶっちゃけ食べさせろや!と少し思ったが、ひたすら笑顔だったw

今思えば、俺たちの両親はこの時に気がついていたんだろうな・・・。

それから3、4ヶ月が過ぎた頃にキララと同棲することをお互いの親から了承を得た。
すぐに許しを貰えると思っていたから、結構時間がかかったことに俺達はビックリしていた。

だけど一切反対はされていなかった。
何か上手いこと煙に巻かれていた感じだった。
許しを得た俺達はテンションがかなり上がった。
家も狙っていた場所に無事決まり、引っ越しの用意を始めた。

<続く>

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