あたしの痴漢対策、ことごとく失敗に終わるの巻[前編]

この体験談は約 3 分で読めます。

なんでいつも痴漢されちゃうのかな。
考えてみると思い当たるとこがいくつかある。
まず服装だ。
いつもだぼっとしたシャツを着てるから、下から手を入れやすくて胸を触られるんだ。
それとスカートも。
ちょっとぺらっと捲るだけでお尻が出るし、触られたりパンツ脱がされたりするんだ。
あとは、あたしが可愛いから?

まあそれは置いといて(笑)、あたしは痴漢対策を考えた。
シャツはやめて、ボタン付きのブラウスにした。
スカートもやめて厚手のジーンズに。
これならお尻を触られてもあまり感じないと思うし、痴漢野郎だって楽しくないと思う。

いざ出陣。
電車は相変わらず混んでいる。
動き始めて10分くらい経った頃だった。

(来た、痴漢野郎)

お尻を触ってくる。

(どうだ、感触が悪いだろ?)

案の定、少し触っただけであたしから離れた。
すると、後ろから両脇をすり抜けて胸を触ってきた。
少し揉むと、手を下げて入れてこようとしている。
でも、ぴちっとしてるのでなかなか入らない。

(ふふん、甘いわ)

あたし、だいぶ痴漢に慣れたのかな?
実際、痴漢されてるのに、直接おっぱいとかお尻を触れてないってだけで勝った気分になってる。
はあ・・・自己嫌悪。
でもまあこれで諦めるだろと思ってた。
ところが想定外のことが起きた。

ぶちぶちぶち。

(えっ、マジですか?)

ブラウスの前を引き裂き、ボタンが飛び散ってる。
ブラをずり上げ、直におっぱいを揉まれた。

(やだ、やめて)

腰の辺りをもぞもぞされた。

(え、1人じゃないの?)

おっぱいを揉まれながら、腰も触られてる。

(2人がかりか・・・まずいな。でもジーンズだし。大丈夫だろ)

これまた想定外。
ジーンズのボタンを外され、チャックも下ろされた。

(ヤバいな)

ズルズルとジーンズを下げられた。
パンツも膝辺りまで脱がされた。
そして剥き出しになったあそこを触ってくる。

(あーごめんなさい、やめてください)

痴漢2人のサンドイッチ状態になっておっぱいとあそこを触られている。

(アン、そんなにしたら・・・)

だんだん感じてきちゃった。
あそこを触ってる指が中に少し入る。

「ああ、ん~」

声・・・出ちゃった。

(ひっ、そこはだめだって)

クリを触られてびくっとなった。

(んんん~)

乳首をきゅっとつねられてびくびくなった。

(だめっ、イッちゃう)

ん~と上を向いて、電車の天井を見ながらイッちゃった。
がくっと崩れそうになったあたしの身体を、前の奴が支えた。

(えっ、なんで?)

片足がぐいっと上がる。
前の奴が腰を押し付けてきた。

(何なに?)

あそこに何か当たった。

(おい、マジか?・・・ひっ)

ずぼっと入ってきた。

(あーもう、ここでエッチとかウソでしょ)

器用に腰を打ち付けてくる。

「あっあっ、ん~、んぐっ」

後ろの奴が口を塞ぎやがった。

(あはっ、またイッちゃう)

ん~・・・イッちゃった。
ぐったりしてるあたしを支えながら、前の奴はまだ腰を動かしてる。
それが急に速くなり、おちんちん抜いた。
太ももにあれが付いた。
そしたらくるっと後ろに回された。
後ろにいた奴がおちんちん入れてきた。

(あんたもやるんかい・・・もうどうでもいいや)

2回イカされて、何も考えられなくなった。

(あー、またイッちゃう)

イッてしまってぐったりしてるあたしを抱き締めてズンズン突いてくる。

(痴漢野郎にやられて気持ちよくなってるあたしって・・・)

野郎に身を任せ、またイッた。
アナウンスが聞こえる。
もうそろそろ駅に到着だ。
痴漢がおちんちん抜いて、太ももに出した。

(まずいな、早くジーンズを穿かなきゃ)

あたしはフラフラしながらジーンズ穿いた。
電車が止まる。
鞄を抱いて胸を隠し、人の流れに乗ってホームに降りた。
そしてすぐにトイレに入った。
ジーンズ脱いで、太もものあれを拭き取る。

あれ、パンツがない。
また取られた?
見ると足首に絡まってる。
便座に座り込み、反省。

あーもう、あんなに対策を練ったのに、またやられちゃったよ。
しかも4回もイッちゃったし・・・。

誰か痴漢されない方法をあたしに教えてくれー。

<続く>

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