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<スペック>
オレ:ナオユキ、44歳。
妹:リサコ、40歳。
親はとっくに他界している。
2人とも子供無しのバツイチ。
お互いに結婚は懲り懲りと思ってる。
嫌な別れ方をしてるからだろう。
共通して浮気され、勝手に本気になって去っていった他人なんか信用できないと感じていた。
オレが先に離婚し、妹はその1年後に別れた。
妹が別れる時には、知恵を授け、相手からきちんと慰謝料を払わせた。
「ねぇ、お兄ちゃんと一緒に住んだらダメかな?」
断る理由は無かった。
まだまだ仕事してるし、家事をやってくれるのは有難い。
「すぐおいで」
マンションの部屋が少し賑やかになった。
妹はアルバイトを始めて、家事の一切をこなしてくれた。
ある土曜の夜に、たまには外食しようと誘い高めのレストランに向かった。
出張帰りにそのまま向かった現地で、オシャレした妹を見てドキッとした。
「お疲れさま!」
「ああっ・・・いやぁ、見違えるな~!」
「ちょっと恥ずかしいわ・・・こんな服久しぶりに着るもの。おかしくない?」
「いや、似合ってるよ」
「ホント?えへへっ・・・」
コース料理を頼み、ワインも楽しんだ。
「なんかお兄ちゃんとの生活も楽しい」
「そうだなぁ・・・リサコとこの歳で生活するとは思わなかったが、気心知れてるから気を使わなくていいよ」
「なんか夫婦みたいだね!」
「周りはそう見てるだろーな」
「そうね、ふふっ」
「なぁ、正直さ。再婚する気あるか?」
「うーん・・・もういいかなぁ。なんか他人と暮らすのは疲れるし、また1から始める気も起きないわ。お兄ちゃんは?」
「以下同文・・・」
「だよね?」
そんな会話から始まって、子供の頃の笑い話なんかをツマミにした。
妹が思い出したように話した。
「ねぇ、私のファーストキスってお兄ちゃんなの覚えてる?」
「えっ?そうだっけ?」
「小1の頃に、まだお兄ちゃんのお嫁さんになる、なんて思ってた時よ。『じゃあ約束だ』ってキスされたのよ」
覚えてない。
まぁ、他愛もない子供の行動だ。
「そりゃマセてたな」
「なんか思い出しちゃった・・・懐かしいなぁ、あの頃が」
「そうだな、オヤジも母さんもいたしな!」
帰り道。
駅から酔い覚ましに歩いた。
夏前の涼しい風が心地良かった。
ふいに妹が腕組みをしてきた。
「おい、なんだ?」
「たまにはいいじゃない?こんないい女に腕組みされて、光栄に思いなさい!」
「はいはい・・・」
公園に入った。
「公園なんて久しぶりだよね」
「あの頃は大きく見えたけど、大人になると小さいもんだな」
コンビニで買った缶コーヒーを開けて、ベンチに座った。
少しの会話の後、沈黙が流れた。
妹のオレンジ色の口紅が、通りの街灯で光っていた。
妹がふとオレを見つめた。
「どした?」
「ねぇ・・・お兄ちゃんのお嫁さんになるって話だけど、あの時、本気だったのよ・・・」
「ハハッ。そうか」
「ん」
妹は目を瞑って唇を少し出した。
「えっ?おい」
「私のファーストキスを奪った責任取って!」
「バカ!兄妹だぞ、あれは子供の話だぞ」
「・・・して」
なんか収まりそうになくて、軽く触れる程度ならと思い、サッと済ませた。
「ダメェ!もっとちゃんとして!」
「いや、ムリだよ」
「じゃあ5秒我慢してね」
それならなんとか・・・と思い、また触れた。
確信犯の妹は途端に頭に腕を回し、舌を入れてきた。
「ううっ・・・ん!」
「ん・・・んっ・・・ぅん」
なかなか離れない。
やっと離れた。
「こら!オマエ、いい加減に・・・」
妹は抱きついた。
髪の匂いがいい。
「おい!リサコ・・・」
「ふふふっ・・・私、ブラコンみたい」
「えっ?」
「なんかね、お兄ちゃんと暮らしてから、あの小1の時が蘇ったみたいなのよ」
「いや、でもちゃんと結婚してたろう?」
「うん、だから忘れてた・・・でも、すごく心地いいの」
そして妹は耳元で驚く発言をした。
「ねぇ・・・私、お兄ちゃんの奥さんになろうかなぁ・・・」
「あのさ、分かってるんだろうな!奥さんって昼も夜も共になるんだぞ!」
「うん・・・お兄ちゃんならいい。お兄ちゃんは、私じゃイヤ?妹はダメ?」
「いや、倫理っつーか、モラルっつーか・・・」
「あん、そうじゃなくてリサコを見てよ」
この展開に、正気を保つのが精一杯だった。
(妹は突然何を言い出してるんだろう?離婚がよほどショックだった?おかしくなった?)
そんな事を1ミリも考えてなかったオレは、答えられなかった。
その日はそのまま帰った。
1週間が過ぎた。
あれからリサコとも普通に生活している。
(諦めたのかな?)
そう思ってオレも何も言わなかった。
土曜の夜。
いつも通り風呂から晩飯となり、お互いの部屋に捌けた。
ちょっと眠れる気がしないので、本を読んでいた。
コンコン・・・。
「お兄ちゃん、寝た?」
妹が顔を出した。
「ん?いや、どーした?」
「なんか寝付けなくて・・・」
妹はタンクトップにショートパンツ姿で入ってきた。
「そっか、酒でも飲むか?」
「実は・・・」と後ろから缶ビールが出てきた。
「なんだ、用意してるのか!」
「ヘヘッ・・・一緒に飲も」
ベッドに座り、グイっと飲む。
ふと、妹の姿をマジマジと見てしまった。
胸の膨らみは少し足りないが、ウェストもあるし足もスラッとしている。
髪をアップにしてたが、うなじもキレイな方だろう。
口から少し漏れたビールの液が、鎖骨に向かって垂れた。
(バカ!何を見惚れてるんだ・・・)
「ねぇ、少し肩揉んでくれる?」
「あー、いいよ」
肩揉みを始めると、時々、タンクトップが浮いて乳房と乳首が見え隠れする。
小ぶりだが、垂れてはいない感じだ。
(ヤバイ・・・)
ドキドキしていた。
妹の作戦なのは薄々分かっていた。
だが、皆さんもお分かりだろうが、一旦、性欲に炎が灯ると男の本能が大きくなり、理性が隅っこに追いやられる。
妹なのに、オレは性欲を感じてしまった。
まぁ、離婚してからまともな性欲処理もしていない。
女の肌には定期的に触れたくなる。
しかし、この前のキスで羽避けた撥ね退けたオレが今さら出来るか?なんて思いもある。
「あっ・・・そこ気持ちいい」
この何気ない言葉に理性が飛んだ。
タイミングだろう。
オレの欲望を爆発させる絶好のタイミングだった・・・と思う。
妹を後ろから抱き締めてしまった。
「ひゃ!」
妹は驚いていたが、それから黙って腕を掴んできた。
振り向かせ強引なキスをする。
抵抗しない。
妹と兄の舌のもつれ合いが始まった。
時々漏れる荒い息。
そして妹の微かに出る声。
オレの部屋は男女の空気に変わっていた。
首筋を舐め、胸を揉んだ。
ちょうど手の平サイズだ。
「ハァッ・・・あっ・・・あぁん・・・お兄ちゃん・・・」
タンクトップの裾から手を忍ばせた。
乳首を摘んでコリコリした。
「あぁん・・・それ、あっあっ!」
普通の女と違うのは、“妹の夜の営み”に興味が湧いたということだ。
(どんな声を出すんだろう?フェラは上手い?下手?あそこの感触は?)
そりゃ、女だから他人と同じなんでしょうが、身内同士でセックスの話なんて言わないし、知らないもんだから基本から興味があるもんです。
(乳首感じるのか、脇もダメなんだ・・・)
ショートパンツの中に指を入れた。
薄いパンツの生地が分かる。
もうすごく濡れてた。
性の対象として見ない妹の反応は新鮮だった。
もちろん他の女と変わりはないのだが、逆にそそられた。
「あぁっ・・・あん、そこぉ・・・あっあっ、お兄ちゃん」
硬くなったクリを指で弄り、イクまで楽しんだ。
「あっ、あぁん・・・イッちゃう・・・イク、イク、あーイクイク!」
ビクビクした体が腕の中でぐったりした。
(イキやすいのかな・・・?)
パンツも全部下ろして、何十年ぶりに妹の全裸を見た。
当たり前だが、均整のとれた大人の体だ。
足を広げた。
「あっ!恥ずかしいわ、ねぇ」
「バカ言え!お前が悪いんだぞ」
そう言ってクンニを始めた。
「だってお兄ちゃんが!」
「うるさい!」
構わず舐めた。
妹を舐めつくした。
止まらぬ喘ぎ声、捻れる体。
全身で感じていた。
またすぐにイッた。
今度は四つん這いにさせた。
アナルまで垂れたリサコの愛液とオレのヨダレが光っていた。
「あぁん、お兄ちゃん!もう・・・」
「ダメだ!」
また指を入れる。
一本、二本、三本・・・。
「あっ、いや!いや、お兄ちゃん、そんなコト」
中でバタバタさせると、体がビクビクする。
「だ、ダメェ!いやいや!あっ、あっ」
オレは特にSとかMといった性癖はないつもりでいた。
しかし、妹を相手にしたオレは〈攻め〉好きになっていた。
アナルも舐めた。
まさか妹のアナルを舐めるとは驚き。
「お兄ちゃん!そんな汚いわ、やめてぇ!」
舌に力を入れてグイッと攻める。
「あぁぁぁっ・・・あっ、は、恥ずかしい!あっ、イヤ!あん」
アナルとクリとGスポを同時に攻めて、妹はまた果てた。
「ハァッハァッ・・・」
(ダメだ・・・もっと攻めたい・・・)
「さぁ、舐めるんだ」
オレの肉棒を眼前に出す。
妹はゆっくり、それを含んだ。
吸い付くフェラに興奮した。
妹はオレを見た。
オレは妹の頭を掴んで肉棒を喉奥に。
「んっんんっ・・・ぅん!」
何度もピストンして、妹に少しだけ残ってた理性を壊した。
「リサコ、もらうぞ」
押し倒してゆっくり挿入する。
年の割に締まる膣は、果てるくらい気持ち良かった。
「ん?」
何か液体が溢れてる。
ダラダラと潮を吹いていた。
まぁ、流れていたという感じだ。
それから色々な体位で攻めた。
ピストンしているところを見せた。
「どうだ?分かるか?」
「あっあっ・・・ぅん!あぁん、あぁぁっ!入って・・・る」
「ゴムなんて付けないからな!」
「あっあっあっ!あうっ・・・ん、うん!」
そして兄妹が同時に果てた。
妹の子宮に放った兄の精子。
「ああっ!熱い・・・あぁぁぁっ・・・」
腕枕をしながら、妹は何度もキスを求めてきた。
「お兄ちゃんて、いつもあんなイジワルなの?・・・」
「いや、リサコだからいじめた・・・」
「もう、すごく恥ずかしかったわ・・・」
「オレは楽しかった!」
「なによ!あんなに拒否してたくせに」
「だから不思議なんだ!初めてセックスが楽しいと思えた・・・」
「へぇ・・・そうなんだ」
「あっ・・・」
「どうした?」
「お兄ちゃんの精子が・・・」
「ねぇ・・・デキたらどうする?」
「そのときは産めばいいさ・・・オレが守るから!」
それからのオレ達は普段と変わらず生活している。
妹との肉欲も毎晩している。
可愛いほど従順になってる。
Mっ気はあるようだ。
これから死ぬまで2人で暮らすだろう。
「やっと子供の頃の夢が叶ったな・・・」
妹はそう言って微笑むとキスしてきた。