猿のようにセックスしまくってた彼女の裏切り[後編]

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体が固まったまま呼吸することも出来ない状態だったが、廊下の足音は部屋の前を通り過ぎていった。
ホッと胸を撫で下ろし、二人の方を覗いたが、そこに二人はいなかった。
どこに隠れたのか、もう一歩踏み出そうとした時、耳のすぐそばで圭子の声が聞こえた。
俺が身を潜めていたロッカーの裏側に二人はいた。
二人は隠れたつもりなんだろうが、ロッカーひとつ隔てた所に俺がいる。
距離にしたら50センチも離れていない。
暗い部屋の中で、俺は息を潜めて聞き耳を立てた。

太一「もう行ったな」

圭子「びっくりしちゃった・・・やっぱ帰ろうよ・・・」

太一「・・・ほら圭子、大丈夫だって・・・」

圭子「もう・・・んふ・・・むは・・・ん」

ピチャピチャと唾液を絡ませるような濃厚な音が耳のすぐそこで奏でられていた。
姿は全く見えないが、逆に想像力を掻き立てられて、あそこは痛いほどに硬くなっていた。
唇を貪るような音とロッカーに体がぶつかる音がしばらく続いた。

そして、一瞬静かになった後。

圭子「あんっ!・・・あぁぁ~ダメ・・・ダメダメ」

次第にギシギシというリズミカルな音が大きくなっていった。
どういう体勢か分からないが、セックスしているのは明らかだった。

太一「なんか、めちゃ興奮するな・・・圭子は?」

圭子「あっあっあっあっ・・・ダメ・・・あん、気持ちいい・・・」

太一「なぁ、興奮してるんだろ?ハァハァ・・・」

圭子「あん、ん・・・してる・・・してるぅ・・・」

太一「・・・でもね・・・ここ窮屈なんだけど・・・うまく動けない・・・」

圭子「ん・・・あ、あっち行く?・・・」

さっき太一が座っていたソファーに向かって行く圭子と太一の後ろ姿が見えた。
外の街灯の灯りでぼんやりと見えたが、二人とも下半身だけ裸だった。
下半身だけだが、久しぶりに見る圭子の裸は相変わらず綺麗で、エロかった・・・。
圭子はソファーに仰向けに寝るとすぐに太一が覆い被さっていった。
太一の汚い尻の間から巨大な亀頭が重そうに頭をもたげているのが黒く見えた。
それを入れた途端、小刻みにピストン運動を始める太一。

太一「よし・・・全部入れるぞ・・・」

そんな事を言っていたと思う。

太一は圭子の両足を抱えるようにした。
結合部分が微かに見えた。
信じられないくらいの太さのペニスの三分の一が出し入れされていたが、太一はゆっくりと残り三分の二をめり込ませていった。
そう、本当に“めり込む”って感じだ。

圭子「あぁぁっ!あぁぁっ!ダメ!壊れちゃうっ!」

太一「入ったぞ・・・全部入ったぞ・・・ああ、マジ気持ちいい~」

圭子「ん、あぁぁ!・・・届いてる・・・すご・・・」

グチグチと卑猥な摩擦音が響き始めた。
そして、あれだけの長大なモノを全て受け入れる圭子。

圭子「だめ、だめだめ!・・・こんなの・・・あはぁっ・・・イク、もうイク!・・・きてぇ!ねぇ、きてえぇー!」

圭子は両手を太一の首に回して引き寄せ、キスをせがんでいる。
太一はキスに応じながら腰をじわじわとストロークさせていた。

圭子「んはぁぁぁっ!イクッ・・・」

すぐに圭子はイッてしまったようだが太一の腰は止まらない。
圭子は聞いたことも無いような、まさに断末魔のような声を出していた。

太一「分かったよ・・・じゃ、ほら・・・」

太一は圭子を起こしてソファーに座らせた。
そのまま足を開かせて正常位の形で再び挿入していった。

圭子「ひっ・・・んぁぁぁ~、入りすぎ・・・奥が・・・」

太一は無言で腰を振り続けていた。
五分ほど、全く休まずにひたすら腰を動かし続けていた。
その間、圭子は何度もイッているようだった。

圭子「もう・・・だめ、本当に・・・頭おかしくなる・・・」

太一「ハァハァ・・・俺も・・・イクぞ・・・出すぞ・・・ハァハァ」

圭子「イッて・・・早く・・・イッて・・・たくさん、頂戴・・・」

太一は圭子の両足を抱えたままソファーの背もたれを掴むと、凄まじい勢いで腰を動かし始めた。
圭子の足は真上を向くどころか、ほとんど体が折り重なるような状態だった。

太一「おああ、出るっ!出るっ!」

太一は咄嗟にペニスを抜くとソファーの上に立ち、圭子の顔の前に持っていった。
太一は強引なまでに腰を振りながら圭子の口中に射精していたようだ。
全てを出し切った後、太一はソファーにドカッと座った。
黒いシルエットのペニスは全く硬さを失っていないようだったが、驚くべきはその大きさ。
ヘソの高さを余裕で超えていた。
あんなのが全部入っていた圭子のあそこ・・・。
空恐ろしさすら感じた。

圭子はティッシュで口を拭いた後、太一のペニスに再び指を絡ませ始めた。
そしてまた、ゆっくりと顔を近づけていった。
その後しばらくして今度は圭子の方から太一に跨がっていった。

太一「ははっ、またかい?」

圭子「だって・・・なんか、凄く興奮しちゃって・・・」

お互いその一言を話した後、圭子は自分の手でペニスをあそこに当てて、少しずつ腰を下ろしていったようだ。
やはり三分の一程度しか入っていないようで、ゆっくりゆっくりと小さなストロークで上下に腰を動かしていた。
間もなく太一は我慢できなくなったように圭子の腰を両手で掴むと、自分の腰を突き上げるようにしていった。
圭子は半泣きのような声で何かを言っているようだった。
腰を掴む太一の指が圭子の柔らかい腰から尻にかけての肉に食い込んでいたので、たぶん深く挿入されるのに抵抗していたんだろう。
しかし、じわじわと、でも確実に巨大なペニスが埋まっていき、完全に埋没したようだ。

圭子は耐えるように声を押し殺し、一心不乱に太一とキスしていた。
しばらく動かずにいると馴染んできたのか、太一に促されながら腰を前後に動かし始めた。
太一は圭子のシャツとブラをたくし上げて、胸を懸命に愛撫しているのが見えた。
薄暗闇の中でひとつになって怪しくうごめく情景はエロかった。
凄く・・・。

圭子の腰の動きがある時点から急に激しくなると、一気に昇りつめてしまった。

圭子「あっ、あっ、あーっ!あー!」

太一「いいよ、圭子!もっと動かして!」

圭子「ずるい、こんなの・・・太一の・・・凄すぎ・・・」

太一「お前だって腰やらし過ぎだって・・・」

圭子「また、イクッ・・・また・・・あふんっ、ん、んん!」

その瞬間、圭子のお尻を持ち上げてズルっと引き抜く太一。

圭子「ええっ?な、なんで・・・入れて・・・ね?・・・」

太一「圭子、俺のこと好き?」

圭子「好き好き好き!大好きよぉ・・・ねぇぇ!」

腰をクネクネと振りながら媚びるような声を上げる圭子。

太一「俺のチンポ、デカいだろ?」

圭子「大きい・・・大きいから・・・早くぅ」

太一「ハァハァ、忠夫よりずっといいだろ?俺のチンポ」

圭子「いい、忠夫君より、ずっといい・・・」

太一が手を離すと慌てて腰を下ろして一気に奥まで飲み込み、狂ったようにくねらせると、廊下まで響きそうな大声をあげて圭子はイッていた。
太一はまだまだという感じだったが、俺はそこまで見届けてから部室を後にした。

ショックが大き過ぎた。
最初は俺も勃起していたが、正直なところ、女の底知れぬ性欲を目の当たりにして、後半すっかり萎えてしまっていた。
圭子のことはキッパリ諦めていたが、今回の件で俺は、圭子に対する軽蔑にも似た感情を抱いてしまった。
こんなに軽い淫乱な女だとは思わなかった。

・・・後で聞いた話だが、忠夫は俺から話を聞いた後、間もなく、やはり圭子とは別れていた。
真面目で義理堅いあいつらしい。
圭子には所詮勿体ない相手だったのだろう。

六月頃から俺は大学の授業に顔を出すようになったのだが、一度学食で二人とすれ違ったことがあった。
それぞれ一人でいる時だったが、太一は相変わらず上から目線でチラッと俺の顔を見ただけ。
圭子も俺と目が合ったが、すぐに無表情に目を逸らされた。
まるで赤の他人のように・・・。

この時はかなり凹んだね。
なんか圭子との思い出までもが否定されたみたいでさ。

結局、その後、圭子と話す事は一度もなかった。

その後の話だけど、俺の残りの大学生活は子供の頃からの夢を叶える為の二年にした。
圭子との一件で色々考え、何のために親に大学に通わせてもらっているのか、俺のすべきこと、やりたい事は何かを真剣に考え、とにかくがむしゃらに夢を追いかけることにした。
意味のない復讐心みたいなものもあったかもしれない。
とにかくモチベーションを長く維持することができた二年だった。

卒業後の話だけど、忠夫は国家公務員上級職に合格、地元に戻った。
自分に厳しいあいつらしいと思った。

あの二人は・・・。
太一は辛うじて卒業したものの、就職は出来なかったはず。
圭子は埼玉の小さなシステム会社に就職したと聞いた。

俺は夢を実現させることが出来た。
この間、長い訓練が終わり、やっと一人立ちできるようになった。
二人を遥か上空から見下ろす雲の上が俺の仕事場です。
訓練が終わったら結婚しようと話してきた彼女と、今年の12月に式を挙げる予定。

今の彼女にしか言えなかったトラウマをここで晒して本当にスッキリしました。
思い残す事なし!

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