オナホールを虐待する浮気彼女

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もうなんでもいいや。
吐き捨てさせてくれ。

一昨日、仕事終えて夜中に傘壊れてずぶ濡れになりながら帰った後の話さ。
アパートの鍵開けたら、彼女と久々に見る俺の後輩が思いきり熱いキスかましてる現場遭遇。

「うわぁ!」
「きゃああ!」

叫び声。
何してんだこの馬鹿2人。
五月蝿いよ。
あーあ、傘壊れただけじゃ飽きたらず彼女まで失うとはね。
しかも後輩かよ。
まぁここ半年近くレスだったから薄々なんかあるなとか、俺なんかしたかなとか脳高速回転してたら、お決まりの「違うの!」発言。

「先輩?え?あ?彼氏?マジ?」

後輩動揺の声。
俺、そんなんもうどうでもよくなってびちゃびちゃの服脱いで着替える。
頭拭いてると彼女がうっせぇ。

「アンタがいけないのよ!先に浮気したのはアンタじゃない!」

聞き捨てならん!

「はぁ?なんだそりゃ?俺がいつどこで浮気したコラ!証拠きっちり出せ!」

彼女に対して初めてキツい言葉浴びせた。
一瞬怯んだが、「じゃあ今から見せるわよ!」と。
何が出てくるのかと思いきや、押し入れから俺に向かって物を一つぶん投げた。

オナホール。

「私よりこんなんとヤってる方が楽しいんでしょ!」

(はい?何だって?)

「ちょっと落ち着けや。まずお前らのこと聞かせてもらおうかい?」

「アンタに関係ないでしょ!」

(いやいや、何言ってんだ?)

「後輩。久々で悪いがとりあえず話してくれ。職失いたくなきゃ嘘偽りなく話せ」

「先輩!すみませんでした!勘弁して下さい!」

「だから喋れって」

後輩が言うには、ちょうどレス開始、つまり俺が拒否された頃に付き合い始めた。
彼女で童貞卒業した後輩は毎日のようにヤりまくった。

「はい?話おかしくね?彼女、ほぼ俺んちで俺と寝てたんだぞ?」

「そうよ!でっち上げないで!」

(何だこの女?)

後輩は涙目になりながらまた話を続けた。
夜、遅い時間にやって来て、セックスしてちょっとイチャイチャしたら帰るっていうのが日常だった。
休日、時間が作れれば2人で出掛けたりもした。
俺んちに来たのは、彼女が「私が住んでるアパート」と言って、初めて彼女の家に招待されたと喜んだと。

そりゃ俺の部屋は男女どちらが住んでもおかしくない普通の部屋だが、男臭さとかは感じなかったのか?
つまりあれか?
彼女は俺が寝たのを確認して夜中こそこそ家を出て後輩と繋がりまくってたと?

後輩は頷いた。

「先輩、マジですんませんでした。俺、何も知らなくて浮かれまくってました」

後輩泣いてた。

「でたらめよ!私何にもしてないって!大体、夜中起きて行って私いつ寝るのよ!」

「じゃ、携帯見せて」

「なんで!?信じられないの?こんなの使ってたクセに!」

オナホ虐待する彼女。

「先輩。俺の携帯見ていいですよ」

携帯差し出す後輩。

「ちょ、なに個人情報ばら撒こうとしてんの!やめなさいよ!」

彼女よりも先に俺が後輩の携帯を取り、中身を見る。
後輩の言ってた事に偽りはなかった。

(コイツ、ホントに何も知らなかったんだ)

そういや連絡なんて取ってなかったから、コイツに彼女が出来たことなんて教えてない。

「後輩、もう帰れ。後で電話するから、な?」

俺、グシャグシャに泣いてる後輩の肩叩いて促す。

「はい・・・すみませんでした・・・」

「いいか、間違った行動だけは起こさないでくれよ」

「はい・・・」

ずっと下向いてトボトボ帰る後輩。
彼女、口ぽかんと開けて唖然。
彼女に向かって・・・。

「何してんの?鍵返せ。二度と来るな」

「はぁ?アンタが先に私のこと要らなくなったんでしょ!」

再びオナホ虐待。

「お前らが付き合ったのは、お前がベチベチ叩いてる物を買った時より先なんだよ」

俺そう言いながらオナホ買ったレシートを見せる。

「確かに使ったよ。自分でも悲しくなったね。隣に好きな女いて、事あるたびに拒否られて。正直デリヘルでも呼ぼうかと思ったよ。でもお前が大事だった。お前とのセックスがよかった。人以外で少しでも疑似行為が出来て気が紛れるならと思って買ったんだよね、オナホ。大して意味なかったけどwww」

彼女、再び唖然。

「お前、さっきから支離滅裂だけど、後輩騙して俺騙して幸せだった?もういいだろ?鍵置いて出てけ」

「ち、違うの・・・」

「お前の中で何が違うかなんかどうでもいい。浮気したことに変わりはないんだよ。違うもへったくれもないんだよ。早く出てけ」

そう言って俺はソファーに座り、携帯にて電話。

「ど・・・どこに電話したの?」

「なんだ?聞いてりゃわかるだろ?デリヘル呼んだ」

「は・・・はぁ?」

「早く消えろよ。それとも俺がヤッてるとこ見たい?」

ここで彼女号泣。

「ごめんなさい、私が悪かった」「許して」「そんなの呼ばないで」etc。

俺からすりゃ今さらもうどうでもいい。
自分でもこんなに簡単に冷めるなんて思いもしなかった。
俺の浮気相手はオナホ、彼女は後輩。
もう、そうしたきゃそうしてくれと思った。
全てのテンプレをスルーしながらタバコ吸ってると、いきなり服を脱ぎだす彼女。

「私として」

(は?何言ってんだコイツ?)

「デリヘル呼ぶくらいなら私として下さい」

泣きながら訴える彼女。
ちょうどその時チャイムが鳴る。

「こんばん・・・は・・・」

デリヘル嬢、硬直。
そりゃそうだ。
泣きながら下着姿の女が部屋にいるんだから。

「わりぃね。上がって」

「え、あの・・・」

「大丈夫、大丈夫。呼んだの俺w」

部屋に上がってもデリヘル嬢、挙動不審wwwww

「え、あの、彼女さん?」

「彼女だった人だよ。今は置物だ」

「えぇ~・・・」

「いやさ、コイツここで後輩とヤルつもりだったみたいでさ、後輩追い出したら今さら俺求めてきてさwwwww」

「えっ、浮気?」

「ご名答wwwww」

「あたしもされた人間なんです・・・」

(何?)

聞けばこのデリ嬢、彼氏の浮気関係で自分が嫌になり、デリヘルに堕ちたそうだ。
まあ、嘘かホントかは置いといて。
俺はデリ嬢とくっちゃべった。
突っ立ってる人間を完全に無視して。
すると彼女、泣きベソかきながら服を着だして、鍵置いて帰っていった。
ちょっと良心が痛んだ。

「あの、帰られましたが・・・」

「ん、じゃあ君も帰っていいよ」

「はい?」

「え?別に本気でヤりたくて呼んだ訳じゃないんだ。だからわりぃねって」

むしろ前に穴が開いた人間を見たくない。
今思えばちょっと勿体ない。
女は料金支払ったら帰っていった。

「なんか、よく分からないですけど頑張って下さい」

社交辞令も頂いた。
後輩に電話した。

「俺、別れたから。後は付き合うなり別れるなり好きにしな」

「別れ・・・マジですか?ホントすみません!」

「いいよ。お前が悪い訳じゃない」

「すみませんでした・・・」

「仮に付き合ったとしても報告はいらない。そんだけだよ」

終了。

今、リアルタイムで彼女が外を彷徨ってるが知らん。
もうどうでもいい。
悪い、失礼しました。

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