結婚相手の理想と現実

この体験談は約 3 分で読めます。

昨年結婚した27歳のOLです。
夫は29歳です。
夫は身長170センチ、年収500万円台、別にイケメンでもありません。
友人たちはそんな夫を見て、「え?マジ?言ってた理想と全然違うじゃない。よく妥協したね」と口を揃えて言いました。

かつて私は、結婚相手をスペック重視で語っていて、“高学歴で年収は800万以上、身長は175センチくらいで次男坊”というのが私の理想でした。

夫はどれ一つとして当てはまりませんが、夫とは一緒にいて全然疲れないし、素の私でいられるのです。
私は、いつの間にか自分の理想と比べて男性の間違い探しをしていたのです。
そのことに気づいたのは、大学時代の恋愛を思い直してみたことでした。

私の初体験は大学1年の時で、とても素敵でカッコイイ先輩でした。
田舎から出てきた私は、洗練された都会の雰囲気にコロッと騙されて処女を盗まれたようなもので、10回くらいエッチしたら他の子に乗り換えられてしまいました。
聞けば、その先輩は、毎年1年性の女の子を何人も食い散らかす事で有名な人だったのです。

2人目は大学2年の時で、バイト先で知り合った26歳の会社員。
レクサスISに乗っていました。
高そうなお店に連れて行ってくれたり、お姫様気分を味わわせてくれましたが、付き合って半年くらいの時、ホテルのバスローブでいきなり縛られて、デジカメで恥ずかしい姿を撮られたんです。
私は暴れて泣き叫んでカメラを奪い取り、記録メディアを粉砕して、さよならしました。

3人目は大学3年、同じ学年の冴えない人。
でも一緒にいると、なぜか落ち着きました。
秋の学園祭の後、彼がドモリながら自分の部屋に誘うその様子にかなりの決意を感じ、彼の部屋で、震える手の彼に抱かれました。
不器用な彼でしたが、私を思ってくれる気持ちが伝わって、とても幸せな気分にさせてくれました。
でも私と彼は故郷が反対方向で500キロ以上離れていましたから、卒業する時、泣いてお別れしました。

「俺、優希ちゃんが初めてだったんだ。素敵な思い出をありがとう。優希ちゃんのことは一生忘れないよ。さよなら」

彼のお別れの言葉、今も忘れていません。

その後、就職して1人と付き合いましたが、1年で破局しました。
理想の男性、それは3人目の彼だったんじゃないかと思うようになった時、今の夫と出会ったのです。
居心地がいい男性、この人と人生を歩いていったら安心するだろうなと思ったのです。
やはり結婚というのはスペックではなく、好きという気持ちが一番の大事だと思いました。
好きな人なら、例え理想ではない部分があっても、一緒に居たいと思います。
それは妥協ではないと私は思います。

それから、夫とのエッチは明るくて楽しくて気持ちいいんです。
ムードが無いとも言えますが、素直に気持ちいいことしようって感じが好きなんです。
それまでの彼氏は、薄暗い照明の下で湿っぽい雰囲気のエッチでしたが、夫は明るい照明の下でアソコもオチンチンも出し放題弄り放題で、恥ずかしいことが気持ちいい事を運んでくるみたいなエッチなんです。

「オッパイモミモミー、オマンコグチュグチュー」

なんて言いながら、イチャイチャじゃれ合う前戯で、いつの間にか凄く感じてヌレヌレになって、気がつくと夫のオチンチンでメロメロになっているんです。
それが心地よく感じてしまうんですから、変な夫婦ですね(笑)

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