お隣の奥様に覗かれてレズに目覚めた私[前編]

この体験談は約 8 分で読めます。

現在27歳の主婦です。
そして私はレズビアンです。
主人とは当然、偽装結婚です。
もちろん愛していないわけではありません。
男性として尊敬できる人であるし、またやさしいですし。

でも一番の苦痛は、やはりセックスです。
男性とのセックスは正直言って、とても耐え難いのです。
男性の性器自体に嫌悪感があります。
はっきり言って、見るのもイヤです。

こんな自分に気がつき、そんな女にさせられた経緯についてカミングアウトの意もあり、この文章を書いています。
書き終わった時、爽快感があるのか、虚脱感に見舞われるかはわかりませんが・・・。

あれはそう、まだ私が中学2年生のことでした。
安達祐実さんに似てると言われていました。
体操着のまま部活から帰って来てすぐに、原因は何だったか覚えていませんでしたが、母にすごく怒られたのでした。
私は泣きながら自分の部屋に入りました。
体操着のまま机に座り、しばらく泣いていたのです。
そのとき窓の外で、微かに咳き払いの声が聞こえました。

私はとっさに、(誰か窓の外にいる!)と思い、恐怖で身を固くしました。

窓の外を確かめる勇気もなく、机に伏したまま耳を澄ませて、辺りの様子を窺いました。
でも、ここは2階部屋。
私の家は3方向、他の家に囲まれています。
窓の外はベランダで、その向こうはお隣の家の壁があるだけです。
ただ壁には小さな窓が1つ。
外は真っ暗で、私の部屋は明かりが点いているため、外の様子はわかりません。

すると、また微かに音がしました。
声ではありません。
でも、私は確信しました。

(誰かいる)と。

その時、私の部屋の窓はカーテンは開けてあり、網戸だけでした。
意を決して私は立ち上がり、網戸を開けてました。
すごく怖かったです。
でも、ベランダにも窓の下にも誰もいません。

(勘違い・・・?)

ちょっとほっとして部屋に戻り、宿題を済ませてしまおうと教科書を開きました。
けれども、耳は常に外の物音を窺っていました。
絶対に誰かがいたような気がしたのに・・・。
でも考えていても仕方なく、私は宿題を始めました。
まだ梅雨の最中で、雨は降ってなかったものの、とても蒸し暑い日で、窓を閉めることはしなかったのです。
それに、(別に勉強しているとこを見られたってどうってことないし)とも思ってましたし。

しばらくして、また何やら物音がしました。
やっぱり耳を澄ませていないと聞こえないような微かな音です。
さっき一度、網戸を開けでベランダに出たので、今度は躊躇なく、さっと網戸を開けて外を確認したのです。
でも、やっぱり誰もいない・・・。
けれど、今度はしばらくずーっと辺りを見ていました・・・。
すると目がだんだんと慣れてきて、今まで気づかなかったことがわかったんです。

前の家の小さな窓。
これが、ほんのちょっとだけ開いてるんです。

(誰かいるんだ・・・)

とっさにそう思いました。
前の家は若い夫婦(といってもたぶん30代)2人だけです。
なんか無性に怖くなって部屋に戻ったのですが、“私が覗いていることに気づいた”ということを知られるのが怖くて、さりげなく、さもなにも判らなかったかのような素振りで私は部屋に戻り、再び机に向かいました。
けれども、もう宿題どころではありません。
そっちのことばかりが気になってしまいました。
でも・・・もしかして、本当に私の意識過剰なのかも知れないんです。

あの窓は、たまたま開いていただけってこともあるし・・・。
でも、そう考えている間も、私の姿は見られているのかもしれないし・・・。

そのとき、ふと私は着替えをまだしていないことに気がついたのです。
けれども、なんかカーテンを締めると、私が気がついたことが分かってしまうかもしれないし・・・。
結局、今のままで、あの窓からは見えない位置で着替えようと思い、席を立ち、タンスからパジャマと下着を出して部屋の隅に行きました。

体操着の上とジャージとブルマを脱いだ時です。
私の頭の中に変な考えが浮かんだのは。

(今、ほんのちょっとだけ窓の方に行けば、下着姿が見られてしまうんだな)と。

私は見られないように気を付けようと思うと同時に・・・。

(もし、この格好で、あの窓の前の机のところに行ったらどうなるんだろう・・・?)

そう考えると突然、胸がドキドキしてきたのです。
まさか、“なんでそんな事をしないといけないのよ”と思うのですが、胸の鼓動は高鳴るばかりです。

(そんなの変態じゃない、あとで何されるかわからないよ)

そう考えると同時に、(わざと見せたと思われないためには、机の上の物を取りに行ったってふうにすればいいんだな)とかって考えている自分に気づき、頭の中が真っ白になってきたんです。
そして私はもう完全に自意識のないまま、ブラを取り、パンツも脱ぎ、完全な裸になって、ぼーっと何をするでもなくしばらく立ち尽くしていました。
そして、そっと一歩、足を机の方へと踏み出しました。

(どうしよう、やめるなら今、もしかしたら取り返しのつかないことになってしまうかも・・・。でも・・・この感覚・・・このドキドキはいったいなんなの?)

私は素っ裸で足を1歩踏み出したまま、またそこで立ち尽くしてしまいました。
その状態が何秒が続いたのでしょうか・・・。
やたらと時間が長く感じられました。
もう一歩が踏み出せないのです。

(あそこに行けば、私の裸を見られてしまうんだ)

その思いは、恥ずかしさと怖さとが混じり合って、妙な胸の鼓動を作りだしているのです。

(どうする?ねえ、どうしようよぉ・・・)

もう我慢が出来なくなりました。

(もうどうなったっていいや。私はあそこに行くんだ)

そう私は意を決し、ついに動きだしたんです。
でも意に反し、足取りは素早かったんです。
ささっと机の前まで行き、机の上のノートを取って、またささっと引っ込んだのでした。
その間、1秒程度。
本当にほんとの一瞬でした。
私は急いで下着とパジャマを着て、もう何がなんだか分かんなくなって、急いで窓を締め、そしてカーテンを引きました。
そして机の椅子に座って、しばらくぼーっとしていたのでした。

自分の裸が他人の目に曝されたと思われた、あの瞬間。
そのほんの一瞬の行為が頭から離れないのです。
まだドキドキしているんです。
たった1秒の出来事を頭の中で何十秒にも引き延ばして、それを繰り返し繰り返し再生しているんです。
そして・・・知らずに、本当に知らないうちに右手がパジャマのズボンの中に入っていて、下着の上からあの部分を触っていたんです。

我に返った私は、そんな自分の行為に気づき、耳元まで真っ赤になってしまいました。
けれども全然やめようとは思いませんでした。
それよりも、どんどん手の動きが速くなってくるんです。
そして、もうこれ以上速く右手を動かせないというほどにものすごい勢いであそこを擦ったその直後、私はそれまで経験したことのない快感を得たのでした。
そうです、初めてイッたのでした。

(これがイクってことかぁ)などとぼーっと考えてた直後、今度は一気に現実に戻されました。

どうしよう・・・わざと見せたんだ・・・。
もし、わざとだとわかったら絶対になんかされる。
いけない、電気を点けたままでオナニーしちやった。
きっとカーテンに影が映って、私が何をしていたかわかっちゃったよ。
どうしよう、どうしよう・・・。
でも・・・網戸もカーテンもあるし、絶対わかんないよ。
ほんの一瞬のことだったから、私が裸だったことに気がつかなかったに違いないよ。
着替え中に、ちょっとノートを取りに机のとこに行っただけだと思ったはずだよ・・・。
ううん、そもそも誰も覗いてなんてないんだよ・・・。
あぁ、でも・・・大変なことをしちゃった・・・。
どうしよう・・・。

次の日からの私は、その事への恐怖との戦いみたいなものでした。
何がどうというわけではないのですが、もう怖くてたまらなかったのです。
電話が鳴れば脅迫電話かと思ったくらいで、日曜日など、前の家のご主人を目撃すると逃げ出したり・・・。
そんな状態が1ヶ月以上経ちましたが、とくに周囲に変わったことはなく、次第に恐怖心も薄れていきました。

夏休みに入ったばかりの頃でした。
夏休みでも7月中は部活動があり、夜の7時くらいに帰ってきた時でした。
体操着のまま部屋に入った時です。

(あ、また開けっ放し・・・)

そう、あれ以来、私は極力、窓を開けたままにすることはしなかったのですが、私の部屋の窓はベランダへの通路にもなるため、母が洗濯物をする時など窓を開けっ放しにすることが多いのです。
私は母に締めておくようにと、よく言ったのですが、その日は梅雨明けしたばかりでとても蒸し暑かったため、たぶん開けたままにしておいたのでしょう。

私は真っ暗な部屋(街灯の明かりだけ)に入り、電気を点けようと蛍光灯の紐に手を伸ばしたその時、ふと窓の外、そうです、前の家のあの窓に白い影が動くのを見つけました。
一瞬、私は凍り付きました。

(誰かいる・・・)

もちろん、前の家には人が住んでいるので、誰かいるに決まってるんですが・・・。
私は電気を点けず、蛍光灯の紐を掴んだまま、じっと凝視しました。

(あっ)

そっと、するするっと窓が5センチくらい開いたんです。

(ああ、やっぱりだ・・・)

やっぱりあの日、私は覗かれていたのでした。
そう思った瞬間、あの日の出来事が一気に私の頭の中を駆け巡りました。

(ううん、さっと窓とカーテンを締めればいいじゃない・・・たったそれだけのことよ、さ、早くっ)

私は電気を点けました。
体操着の上着を脱ぎました。
ブラを取りました。
短パンのジャージを脱ぎました。
ブルマも脱ぎました。
パンティも脱ぎました。
今、私は素っ裸です。
あーすっきりしたという感じで、外を向いたまま伸びをしました。
そして、ふーっとため息をつきました。
タンスから下着を取り出し、着けました。
パジャマを着ました。
そしてカーテンを引きました。

それ以来、私は夜に部活から帰ってくる時ばかりでなく、食事後、部屋に戻ってくる時も、ちょっとトイレに行って戻ってくる時も、前もって必ず電気を消して、戻ってきた時は電気を点ける前にあの窓を確認するようになったのです。
何事もないのに、わざと電気を消して、いったん部屋を出て、また戻って来る。
それを繰り返したりもしました。

そして、もう夏休みも終わる8月の末、私は夕方の5時くらいに例の家の前を通ったときです。
そこのご夫婦が門の外に出ていました。
私は一瞬ドキっとしましたが、さも知らぬふうに前を通り過ぎました。
ご主人と思われる男性はスーツケースを手にしていました。
どうやらこれから出張のようです。
薄いグレーのスーツ姿のその男性の顔を私は初めてまじまじと見たのですが、きちっとした感じで、結構素敵でした。
女性の方も黄色のワンヒースがとても似合っている素敵な女性で、お似合いのご夫婦に見えました。
私は心の中で、その女性に言いました。

『あなたのご主人は、私の裸を覗き見しているんですよ』
『あなたのご主人は、中学生の裸に興味があるんですよ』
『あなたのご主人は、あなたより私の裸の方が好きなんですよ』

(こんなに綺麗な奥様がいるのになんでなんだろう?)とも思いました。

と同時に、(しばらくは、あのドキドキ体験もお休みか)と、ちょっぴり残念な気分でもありました。
その日は、ついに犯人(?)の顔を確認したこともあり、そしてご主人が外出することもわかって、なんか妙に緊張感が抜けて、久しぶりにゆったりとした気分で溜まっている夏休みの宿題を片付けていました。
そして、何気なく例の窓の方に顔を向けたその時です。

(え??)

窓がほんのちょっとだけ開いていました。

(いつもと同じだ、うそ?)

何がどうなったのか、まったくわからなくなってしまった私は完全に頭の中がパニック状態でした。
まるで幽霊を見たかのような気分に襲われました。
しばらく机の上で固まった状態でしたが、私は気を取り直し、いつもの行動に移しました。

さりげなく席を立つ。
電気を消す。
トイレに行く。
30秒くらい時間が経ってから部屋に戻る。
普通はここで電気を点けてパジャマに着替えたりするのですが、しばらく暗がりで窓をじっと凝視していました。
30秒くらい見ていた時でした。

(あぁ、そんなぁ・・・)

あの窓に人影が動いたのです。
窓越しでもはっきりとわかりました。
黄色の服を着ているのが・・・。

(そんな、どうして・・・!)

そう、ずっと私を覗き続けていたのは、奥様のほうだったのでした。

<続く>

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