多重人格の美少女[第3話]

この体験談は約 9 分で読めます。

『マユカ』ではなく『リン』。
どんな漢字が当てられてるのだろうか?鈴か?

マユカと別れて家に帰ってからネットで色々と検索してみた。
膨大なネットの情報の中から、『リン』という単語だけでそうそう見つけられるとは思わなかったが、ある時マユカのアカウントと妙に行動がリンクしてる別のアカウントを見つけた。
性依存症が集うコミュニティのあるスレッドに、『リン』という名前を見つけた。
ここから日記を辿っていくと、俺と会う前日の金曜日と土曜の日記を見つけた。

<金曜日>
――――――――――――
街で強引にナンパされた。
好みじゃなかったけどしつこい・・・。
「5000円なら出す」って言うから、ビルの間に隠れてフェラチオしてあげた。
少し服にかかったから文句を言ったら、もう5000円くれた。
帰ってからムラムラしちゃった。
やっぱりエッチすればよかったかなぁ。
――――――――――――

<土曜日>
――――――――――――
ムラムラが止まらなくて何度もオナニーした。
マユカがAさんと会うって約束してたから、無理やり代わってもらった。
やっぱりオナニーよりもエッチは気持ちいい。
何度イッたか分からなかったし、お尻にも入れてくれた。
マユカが怒ってたから、「今度Sさんとのエッチの時に代わってあげる」って言ったら、「いらない」ってまた怒られた。
Sさんのチンチン、大っきいのに・・・。
――――――――――――

読んでて訳が分からなかったが、どうやら俺が金曜日に見かけて土曜日にエッチした女の子は、マユカじゃなくリンという女の子のようだった。

(双子か何かなんだろうか?)

俺は疑問が爆発して、遡って日記を読み返していった・・・。
古い古い日記の中に、俺と会ってから土曜までの違和感の正体を見つけることができた。

『私は多重人格。私の中には4人いる』

以下、整理と要約。

<マユカの日記>
――――――――――――
1度目のセックス。
Aさんと会った。
ベッドに入る前にシャワーも浴びずに生で抱かれた。
気持ちよくて頭がおかしくなると思った。
ハマっちゃうかも・・・。
――――――――――――

<リンの日記>
――――――――――――
マユカがアソコがヒリヒリするくらいエッチして帰ってきた。
こんなんじゃ寝れない。
Sさんに連絡したらすぐに来てくれた。
マユカがエッチして来たって正直に話したら、Sさんが嫉妬してくれた。
縛られて朝までアソコもお尻もたっぷり犯された。
マユカはSさんのこと好きじゃないみたいだけど、私は私のことを認めてくれるSさんが好き。
――――――――――――

<マユカの日記>
――――――――――――
2度目のセックス。
今日もAさんと会った。
この日は中に出してもらったけど、気持ち良すぎて意識が途切れた瞬間に裕司に変わった。
裕司は、「生中なんて妊娠したらどうするんだ」って、すごく怒ってた。
でもゴムは好きじゃないし、リン方がいっぱい悪いことしてるのにな・・・。
――――――――――――

<リンの日記>
――――――――――――
3度目のセックス。
マユカがAさんのことばかり話すから、こっそり会いに行った。
夜這いプレイしたけど、前にレイプされた時のことを思い出したら、いつの間にミキちゃんに代わってた。
あれからミキちゃんは昔レイプされたことを思い出してずっと泣いてる。
――――――――――――

日記を読む限り、マユカの中には他に3人いるようだった。

・俺とセックスしてくれる、大人しめのマユカ。
・Sさんやナンパでも身体を許す、セックス好きのマユカ。
・俺に夜這いプレイされて泣いている、10歳のミキ。
・そして、男性の心を持つ裕司。

ここまで読んで、これまでの違和感が氷解した。
セックスに積極的なリン。
中出しされて素っ気なくなった裕司。
犯されて泣いてしまったミキ。
全て、マユカの中の誰かだったんだ。

次に会った時。
待ち合わせに現れたのは、マユカだった。
俺は日記を見つけたことを正直に話すとマユカは一瞬表情を曇らせたが、事実を認めてゆっくり語り始めた。

「初めて自分以外の誰かを意識したのはミキちゃんが最初。
ミキってね、あたしの小学生の時の親友の名前なの。
夏休みにさ、公園で遊ぶ約束をしてミキと待ってたんだけど、いつまで経っても来なくてさ。
トイレに行きたくなったから公園の公衆トイレに入ったの。
そしたら女子トイレなのに後ろから男の人がついて来て・・・。
スカートだったから、中に手を入れられて。
『痛い』って言ったのに、中にまで指も入れられちゃった。
怖くなって、その時は隙を見て逃げ出したんだけど、誰にも言えなかった・・・。

しばらく怖くて公園には近寄れなかったんだけど、それから半年くらいして、また公園で遊ぶようになったの。
夕方まで遊んでからミキは先に帰ったんだけど、あたしはなんとなく遊び足りなくて公園のブランコで遊んでたんだ。
そしたら後ろから『久しぶりだね』って声がして・・・。
そこからはよく覚えてない。
気づいたらトイレの個室でうずくまってた。
あたしの初めては公園で知らない男の人と。
生理はまだ来てなかったけど、中に出されてた。
まだ知識が浅かったから、妊娠するんじゃないかってずっと怖かったし、誰にも言えなかった。
あの日、ミキが遅れて来なければイタズラされることもレイプされることも無かったかもって、ずっと悔しかった。
だからアレは自分のことじゃなくて、ミキがされたことだってずっと自分を誤魔化してた。
そしたらいつの間にか私の中にミキちゃんが産まれてた。
あたしが何歳になっても、ミキちゃんはずっと10歳のまま。
あたしが大人になって、色んな人とエッチするたびにミキちゃんが出て来て泣くの・・・。

リンに気づいたのは大学生の頃。
あの頃・・・今もそうなんだろうけど、あの頃って今よりもヤリマンでさ。
好みのタイプから誘われると断れなくて、いっぱいエッチしたんだ。
でも好みじゃない人とはしなかった。
なのに時々、起きたら裸で知らない人とホテルにいることがあって。
あたしの好みとは違う人。
酔っててやっちゃったのかな?って思うこともあったけど、お酒を飲んでない時にも起きたら知らない人とエッチしちゃってることがあって・・・。
だんだん携帯に知らない人のアドレスからメールが来るようにもなったし。
向こうはあたしを『リンちゃん』って呼んでて、彼氏だって言う人が何人かいた。
すごく怖かった。
朝起きたらアソコが精子でベッタリってことが何度もあった。

リンは危険日でもゴムをしてくれなくて、1回だけ妊娠もした。
まだ学生だったし、誰の子か分からなかったから堕ろしたけど・・・。
リンに気づいてからは頭の中で話ができるようにもなったの。
でも、『あたしの知らない人とエッチしないで』って言っても聞いてくれなくて・・・。
あたしに黙ってあたしの彼氏とエッチしてることもあった。
アキラさんともこの間したよね?
あれ、リンが勝手にしたの。

裕司はそんなリンをいつも怒ってくれるの。
リンはあたしの話も裕司の話も聞いてはくれないけど・・・」

衝撃的だったし、『はい、そうですか』とは信じられなかった。

多重人格・・・。
そういうものがあるのは知っていたが、会うのはこれが初めてだったし、見える証拠もなかった。
マユカは精神科に通い、少しずつ治療をしていると話していた。
医者からは性依存症の治療グループに参加するよう進められているが、マユカもリンもセックスが好きで、参加出来てないと小さく笑った。
俺は無遠慮にマユカの秘密を暴いてしまったことを後悔したが、マユカ自身は頭を下げる俺に、「気にしないで」と言ってくれた。

この日のセックスはまるで恋人同士のような甘いセックスだった。
正常位のままキスをして舌を絡め合い、お互い何度も求め合った。

「引かれると思ったから嬉しい」

マユカが俺の首に手を回して囁いた。
マユカは最後まで、“マユカ”のまま絶頂して果てた。

<この日のマユカの日記>
――――――――――――
否定されなかった。
優しいエッチだったし、中出しも嫌じゃなかった。
ホントに気持ち良かった。
――――――――――――

<リンの日記>
――――――――――――
マユカがエッチして帰ってきた。
マユカばっかりずるい。
Sさんに連絡したけど、仕事で来れないって言う。
寝る前にオナニーしたら、Aさんのザーメンが中に残ってた。
掻き出して飲んだらマユカが怒った。
怒るくらいならちゃんとシャワーで流して欲しい。
――――――――――――

マユカに会っていな日も日記の更新は続いた。
マユカの日記は日常の話もあったが、リンの日記にはオナニーやセックスの話がよく出てきた。

<リンの日記>
――――――――――――
Sさんの家に行った。
マユカはAさんに連絡したがってたけど、マユカは前回エッチしてたし、あたしはしてないんだからいいよね。
Sさんはクンニが好きでいっぱいしてくれる。
クンニだけでイカせてくれるのはSさんだけ。
ミキちゃんがまた泣いてた。
泣くくらいなら出て来ないで。
――――――――――――

たまにはと思って、俺からマユカに連絡をした。
会おうと誘うと、喜んですぐに会ってくれた。
この日はホテルではなくマユカの家。
部屋に案内されて入ると洗面所が見えて歯ブラシが2本立てられていた。
1本はマユカ。
もう1本はSのだろう。

マユカは俺の手を引いてベッドに引き込んだ。
すぐに裸になって絡み合うとマユカは俺のペニスを咥えた。
その時、不意に気付いた。

「マユカじゃなくて、リンちゃんだよね?」

「なんで分かったの?」

「目付きと舌使い」

リンは「バレちゃった」と素直に認めたが、ペニスを離そうとしない。

「いつからリンちゃんだったの?」

「ずっとだよ。このまましちゃダメ?」

「マユカはなんて言ってる?」

「すごく怒ってる」

「じゃあ代わって」

「後でしてくれる?」

「代わって」

マユカが一瞬目を瞑って・・・。

「ごめんなさい」

マユカが帰ってきた。
そこからマユカを激しく抱いた。
激し過ぎたせいかマユカはぐったりしていたが、何度も中に出して、最後は突くたびに中から精液が溢れ出した。

その2日後、リンの日記が更新されていた。

<リンの日記>
――――――――――――
Aさんと会った。
マユカを押しのけて私がフェラチオしたのに、Aさんはマユカに代われと命令してきた。
同じ身体なのにどうしてダメなの?
リンを否定するなんて許せない。
私はエッチしちゃダメなの?
だからマユカじゃなくてミキちゃんを出した。
ミキちゃんには、『マユカのフリをしろ。バレたら二度と外には出さない』と脅した。
Aさんはマユカを抱いてるつもりで、まだ10歳のミキちゃんを犯してた(笑)
帰ってからミキちゃんがすごく怒って、『マユカにバラす』って言ってきた。
罰として、Sさんを呼んでミキちゃんを犯してもらった。
Sさんは、『10歳の子か~』とか言ってたくせに、いざ始まったらミキちゃんが泣いても構わず犯しまくってた(笑)
「もう逆らわないからやめて」って言ってたけど、Sさんは止めなかった。
ミキちゃんはグズグズ泣いてる。
何も知らないマユカが心配してるけど、あたし知らなーい(笑)
――――――――――――

<マユカの日記>
――――――――――――
起きたらSさんが裸で横にいた。
『部屋には呼ばないで』って言ってるのに。
また中出しされてた・・・。
Sさんも起きてきて私をリンだと思って犯してきた。
抵抗したのに無理やりされちゃった・・・。
ミキちゃんが泣いてる・・・。
ごめんね。
――――――――――――

日記の内容を信じるなら、あの日俺が抱いたのは、マユカではなくミキちゃん。
恥ずかしながら全く気付かなかった。
しかもマユカとミキちゃんはその後、Sにも抱かれていた。
リンは何を考えているのか?

俺はマユカに連絡すると家まで会いに行った。

「マユカか?」

「うん、あたしもリンの日記読んだ。いつの間にかアキラさんとエッチしてたんだね・・・」

1度騙されているので自信は無かったが、なぜかこれはマユカなんだと思えた。
俺とマユカは何時間も話し合った。
身体の本当の持ち主はマユカ。
でも1番奔放に振舞っているのはリンで、ミキちゃんはいつも泣いて、裕司はなんとかしようとしてくれているが、コントロールは出来ていない。
俺は医者じゃないけど、まずはリンを認めてあげることが1番なんじゃないかと思えた。
抑えつけようとするからリンも反発するんじゃないか。
だからミキちゃんが泣いて裕司も出てくる悪循環。
まずはマユカがしっかり主導権を握れるようにしよう。

そんな結論になってからはリンも交えて話を進めた。
リンの提案はシンプルだった。
男の裕司以外は平等に扱うこと。
1人の女として認めてくれれば勝手なことはしないと約束する。
マユカも渋々ではあったが、リンの提案を飲んだ。
ミキちゃんも無理やりセックスの場に呼び出されなくて済むならと理解してくれた。
Sについては、もう会わないと約束させた。
リン以外はSを嫌っていたし、ミキちゃんは犯されたことで恐怖していた。

この夜・・・。
リンは、「最後のワガママ」として、マユカよりも先に抱かれることを望んだ。
マユカは少し泣いたが、リンの暴走を抑えるためとして最後のワガママとして納得。
この夜からもう1つ変化したことがあった。
俺からの提案で、安全日でももう生中はしないというもの。
リンは、「ゴムは擦れて痛いから嫌だ」と言ったが、妊娠はマユカが嫌がっていたので、無理やり納得させた。
本当はもうマユカとセックスはしちゃいけなかったんだろう。
俺もマユカもリンもセックスに溺れすぎていたから。
それでもセックス抜きでは会えないくらい、みんな快楽にハマっていた。

約束通り最初のセックスはリンとした。
リンは今までにないくらい乱れた。
俺をベッドに突き倒すと69の体勢になってペニスを吸い上げた。
まるでマユカには一滴も精液を残すまいとするように口と手とアソコを使って俺を責めあげ、フィニッシュは口内射精を強要された。
食いちぎられるようなストロークで精液を吸い上げると、喉を鳴らして飲精するリン。
リンのマユカへの嫉妬が少しいじらしかった。

次いでマユカとのセックス。
リンとの激しいセックスを意識で感じていたので最初は拗ねていたが、恋人同士のように優しく抱くとすぐに機嫌を直した。
何度も体位を変えたリンとは違い、終始正常位でのセックス。
フィニッシュもキスをしながらゴム越しではあったがマユカの腟内に挿入したまま射精した。
ゴムを抑えながらゆっくりペニスを引き抜くとリンが帰ってきた。

「ミキちゃんとはしないの?」

リンは笑いながらとんでもない事を言う。

「ミキちゃんとはしないよ」

「えー?ミキちゃんは平等に入ってないの?」

「ミキちゃんは子供だろ」

「聞いてきてあげる」

リンが目を瞑ってしばし。

「エッチはしないけど、デートはしてみたいって」

いつも泣いているミキちゃんを慰めてあげたかった俺は、ミキちゃんの願いを叶えてあげたかった。
本当に10歳の女の子を連れ回せば犯罪だが、マユカの身体は大人だから問題はないだろう。
お互い翌日は休みだったので、朝になったらデートをする約束をして俺達は眠った。

マユカが帰って来て、「浮気はダメよ?」と冗談ぽく笑っていたが、後戯をしながら抱き締めてやるとすぐに眠りに就いた。

<続く>

ブログランキング参加中!

えろばな研究所はアダルトブログランキングに参加しています。
もし当サイトを気に入っていただけたら、 このバナーをポチってもらえると励みになります!

オススメのマッチングサイト

ちょっと一息エロ動画