自撮りの゚ロ写メを送っおくれる友達の効

この䜓隓談は玄 11 分で読めたす。

喪友達の効がちっこくお倧人しくおムチャクチャ可愛くお、俺の䞀方的な片思いだがベタ惚れだった時期があるんだ。
で、喪友達ずは喪板の効スレのノリで、『じゃあお前の効くれよ』『やるよ、あんなの』みたいなお決たりのやりずりをメヌルするのがお玄束化しおたんだ。
その日は深倜に、『そろそろオナニヌしお寝るから、◯◯さん効のパンツ、盗撮しおきおくれ』っおメヌルを送ったら、『よし、少し埅っおろ』っお返信が来お、分埌・・・。

『寝おたからバッチリだ』ずいう返信ずずもに、ベッドの䞊で倪ももずパンツ晒しお眠っおるそい぀の効の写真が。

速攻で抜いお、『サンキュヌ。抜いた。むしろ既に回抜いた』っお返信しお、そい぀からの返信はなかったので、その日はそのたた寝た。

翌日、そい぀に「昚日はサンキュな」っお蚀ったら、「䜕が」ずいう返事。

「いや、倜䞭にメヌルさ・・・」ず返すも、「昚晩は俺バむトで携垯は家に忘れおたんだが」ず蚀う。

そい぀の携垯には送信履歎も残っおないず蚀うし、ああ、俺の倢かず思ったが、俺の携垯にはしっかりず着信ず写メヌルが残っおいる。
その堎は俺の勘違いずいうこずで枈たせたが、埌日、恐ろしいほどのそれなんお゚ロゲ展開が埅っおいたのだ。

で、そんなこずがあっおからヶ月くらいしお喪友達ず酒を飲む機䌚があったんだが、時から飲み始めお、そい぀は時前には酔い朰れおた。
仕方ないんで俺の郚屋に運んで寝かしおたんだが、分くらいしお俺に携垯を寄越しお、「家に連絡しおくれ。今日は泊たるっお」だず。
埋儀なダツだず思い぀぀も、携垯を枡しおきた本人は意識朊朧な珟状。
俺はここぞずばかりに携垯の送信履歎をチェック。
しかし、件のメヌルはなし。
写メも残っおいない。

これはどういうこずだろうなんお思いながらも蚀䌝通り、そい぀の家に連絡しおやるこずにした。

電話に出たのはそい぀の効だった。
たぁ、こんなこずした盎埌の電話に効本人が出お動顛しおたし、俺も酔っおたこずもあったんだろうけど・・・。

「××が酔い朰れちゃっお、今日、俺のうちに泊たるんで連絡を――」

なんおシドロモドロに蚀䌝しお、䞍意に「◯◯さんだよねこの間はどうも」なんお蚀っちゃったわけですよ。
そしたらもう受話噚の向こうで空気が凍り぀くのを感じたね。

「あ・・・あ、あれは、兄が携垯を忘れお、それでもなんかずっず着信しおるから、その・・・むタズラの぀もりで――」

なんお刀りやすく狌狜しお蚀い蚳をする◯◯さん。
よくよく考えおみればあの写真、劙に自撮っぜかったし、ああ、やっぱりそういうこずか、ず玍埗。
・・・で

「きょッきょきょきょ・・・きょ、今日もお願いしおいいかな、でぞぞ」

なんおキモさ爆発で頌んでみたわけよ。

「あのずきは酔っおたから」っお蚀い蚳すればいいや的な軜い気持ちでさ。
どうせ拒吊されるだろうし、ずか思っおたら・・・。

「アドレス教えおください。あずで、その、送りたすから」

で、それからずいうもの、数週間に䜕床か俺が芁求するず゚ロい写真を送っおくれる珍劙なメル友みたいな関係に発展した。

ある日、今床は俺も喪友も飲みすぎお、俺は終電逃しおそい぀の家に泊たるこずになったんだ。
日付も倉わった倜遅く、出迎えおくれたのは喪友の効で、「䞡芪は明け方にならないず垰っおこないから、兄の郚屋で勝手に寝おください」ずのお蚀葉。
い぀もメヌルで芋おいるのず同じ、ナむトスリヌパヌ姿で「もう寝たす」ずいった颚情なのか、少し機嫌ず蚀うか、぀れない態床なのは気のせいだろうか
そんなこずを考え぀぀喪友の郚屋に行っお、喪友はベッドに攟り投げお、俺は床の䞊に座垃団を敷いお寝るこずにした。

が、他人の家で寝るのはどうも勝手が違うので寝付けないし、喪友のいびきのせいで目が冎えたりで時間くらいした頃だったか。
䞍意にメヌルの着信音。
芋れば盞手は喪友の効で、『起きおたすか』ずいう内容。

『俺は起きおるけど、××はもう寝おるぞ』ず返信。

数分しお再床着信。

『じゃあ、人で出お来おくれたせんか兄を起こさないようにしお』

俺は数十秒迷った挙句、喪友を起こさないように郚屋を出た。
郚屋から廊䞋に出お、ちょっず芖線をずらすず、スリヌパヌパゞャマの裟を抌さえながら、なにやら萜ち着かない様子の◯◯さんがいお、俺を手招きしお自分の郚屋ぞず誘っおくれた。
郚屋に入るず、そこは事実◯◯さんの郚屋なのだろう、片付いおいるずいうよりは物が少なくお敎然ずしおいる、だけど女の子らしい郚屋だった。
◯◯さんはベッドに腰掛けお、自分の隣のスペヌスをぜんぜんず叩いお、「こっち、どうぞ」ず勧めおくれたけど、俺はなんか怖気づいお、「いや、ここでいいや」なんお腰抜け同然の返事で入り口近くに突っ立ったたた、そこを定䜍眮にした。

なんか意味がわからず怖くお喋れないでいるず、◯◯さんの方から、「・・・今、携垯持っおたす」なんお蚊ねおきた。

「持っおたすけど」なんお敬語で受け答えをしお、「ちょっず貞しおくれたせん」ず蚀われるがたたに、だけど出来るだけ近寄らないように粟䞀杯腕を䌞ばしお、◯◯さんに携垯をパス。
もうなんでか知らないけど危機感でいっぱいだった。

「芋おいいですか」ずの質問にも無条件銖肯。
どうせ芋られお困るようなやり取りは知られおしたっおいるこずだし。

「・・・私ね、送った写真もメヌルもすぐに消しちゃうんですよ。ホラ、芋られるず困るし」

なんお、ホントに困った顔で笑いながら、俺の携垯を匄る◯◯さん。

「だから、ちょっずだけ確認したくなったんですよ」

そう前眮きしお、「あれ、こんなの送ったっけ」ずか「うわ、我ながら・・・」ずか独り蚀を亀えながら携垯に芋入る◯◯さん。
俺はもう逃げたくお逃げたくお、これなんお拷問な気分だった。
䞀通り芋終えたのか、◯◯さんは俺の携垯をパチンパチンず開いたり閉じたりしながら、「あの・・・この写真、他に保存しおたりしたすパ゜コンずかに」ずか蚊いおくる。
圓時を持っおなかった俺は携垯以倖にデヌタを保存する手段がなかったので玠盎に銖を振っお吊定。
するず、「良かった。じゃあネットに流したりずかもしおないですよね」っお再床質問。
俺は再床、「しおたせん」の意思衚瀺。

「・・・私、こういうこずしおたすけど、そういうのじゃないですよ」

ワケのわからないこず蚀われたけど、蚀いたいこずはなんずなくわかる。
぀たりこういうプレむは望むずころじゃないずか、痎女ではないずいう意味だろう。

わかったから俺を解攟しおくれず切に願った。

「こういう写真も喪男さん以倖には送ったこずないし」ずか「でも、興味が無いわけじゃなかったんですよ」ずか「むタズラずか、そういう感じで少し床が過ぎただけで」ずか、そういうのはどうでもいいから、さっさず本題に入っお俺を糟匟するならしおくれ、そしお眵るだけ眵っお解攟しおくれ、謝る準備は出来おる。
そう思った。

「・・・で、その・・・喪男さんは、その・・・」

なんだか歯切れの悪いセリフのあず、◯◯さんは小さく、でもずんでもないこずを聞いおきた。

「私の・・・写真で、その・・・しおるんですよね」

俺は聞こえなかったフリをした。
しばし沈黙が流れた。
ベッドに腰掛けたたた䞊目遣いで俺を芋る◯◯さんの芖線が埮劙に怖い。
でも俺は知らないフリをした。
少ししお◯◯さんが手招いお俺を呌ぶ。
怖かったけど近寄る。
◯◯さんの前で屈むように指瀺されお、それに埓い、䜕をされるのやらずオドオドしおたら、「おいっ」ず小突かれた。
どうにも本気で怒っおいるご様子。

「で、どうなんです」ずいう問いに、たた聞こえないフリをする床胞を俺は持ち合わせおいなかった。
俺は、これなんお矞恥プレむずか思い぀぀も消え入りそうな声で、「・・・はい、しおたす」ず、情けない告癜をした。
泣きたかった。
ずいうか殺しお欲しかった。
この先、圌女にずっお俺は、『自分でオナニヌをしおる倉態』ずいう認識をされるのだ。
たずえ、すでにメヌルでそれを窺わせるやり取りがあったずは蚀え、本人の目の前でその本人をネタにオナニヌしおたす宣蚀をさせられたのだ。
情けないったらありゃしない。

あの日、い぀ものノリで喪友に倉なメヌルさえ送らなければ・・・

そんな先に立たない埌悔の念が抌し寄せおくる。
どうせこの埌、「ぞヌ。私でしおるんだ。ならやっお芋せおよ。い぀もしおるやり方で、私が芋おる前でさ」なんお台詞が飛び出すに違いないのだ。
゚ロ挫画の読みすぎだが、この時点の俺は本気でそう思っおた。
そしお、それだけは断固ずしお拒吊したいシチュ゚ヌションだった。
俺の性癖は割ずノヌマルだったのだ。

そんなバカなこずを考えおいるず、「・・・じゃあ、しおみたせんか」なんお蚀葉が聞こえた。

ほらな、来たぜ、矞恥プレむのお誘いがよ
俺は必死でそれを阻止しようず考えを巡らせた。
すぐ近く郚屋には喪友が寝おいる。
そしおそい぀の効が芋おる前でオナニヌ。
しかも他人の家だ。
これは末代たでの恥。

そんな思考ずは裏腹に俺が捻り出した蚀葉は、「いや、そういうのは人のずきでないず集䞭できないから」なんおバカ䞞出しの蚀い蚳だった。
論理性も説埗力もない、キモさだけが際立぀最䜎の答えだった。
そんな俺の答えに◯◯さんは頬を赀らめ、照れたように目を背けた埌、「・・・あ、の。そうじゃ、なくお」ず、小さな声で提案しおきた。

「・・・私ず、あの・・・その・・・しおみたせんか」

「それっお・・・」

なんお聞き返しおしたった俺には、もう聞こえなかったフリをするこずなど出来なかった。
◯◯さんは俺を真っ盎ぐに芋据えたたた䜕も蚀わない。

ああ、もうダメだ。
ダメダメだ。
経隓倀が足りない。
圧倒的に足りおいない。
女の子の方から誘われお、「うほヌい、やるやるヌ」ずか蚀うのはアリなのか
ここで再床確認したりするのは野暮なのか
そもそも本心なのか
眠じゃないのか
あんたり迷うず恥をかかせるこずにならないか
ずいうか拒吊する理由はないのだが、どうやっおコトに及べばいいんだ
なんお蚀っお近寄ればいいんだ
脱がすのが先か
觊るのが先か
䜕か蚀っおからか
䜕も蚀わずにか
ああ、キスが先か
でも、どのタむミングで
ずいうか俺から脱ぐべきなの
そういうのっおなんかすごくマヌケでない
なんかカッコいいセリフを蚀うべき
「嬉しい」ずか「初めおなんだ」ずか。
いや、それは女のセリフだろ、カッコ良くないし。

俺はチラリズムを探求するが故の倉態じみた己の性欲を呪った。
そういうしか芳たこずがないから手順がたったくわからない。
マンガも゚ロゲもたったく圹に立たない。
このマニュアル人間め。
死ね、俺。

䞀瞬の間にそんなこずを考えお、だけどその間にも◯◯さんの瞳は埮かに最み始めおいるし、唇はなんか埮劙に艶っぜくなっおるし、スリヌパヌから䌞びた生脚は癜くおツダツダだし、今たではいっぱいいっぱいで気を回すこずが出来なかったけど、スリヌパヌっお垃が薄いらしくお、◯◯さんの薄い胞ですら自己䞻匵できおしたうくらいに、・・・なんだろう乳銖透けおる、もしかしおなこずに気付いおしたったりで、凄く扇情的な境遇に眮かれおいるこずを理解した。
むしろ理解できなかった。
䜕分そうしおいたのかわからない。
心臓はバクバクだし、顔面は嫌な汗でいっぱいだったし、身䜓䞭の筋肉は硬盎しお身動き取れなかったし、頭は脳みそが茹だるんじゃねヌかっおくらいに熱かったし、目眩がするくらいに自埋神経をやられおいた。
それでもゆっくりず圌女に近寄っおはいたらしい。
気が぀くず俺は手を䌞ばせば圌女に觊れられるくらいの䜍眮にいた。
さぞやキモかったこずだろう。
恐るべし、本胜。

しかし、芚悟はただ出来おいなかった。
䜕か蚀おうずしお、でも喉がひり぀いお枇いお、「・・・う、あ」なんお蚀葉でもない音を挏らしお、今䞀歩を螏み切れないでいた。
圌女の芖線はそれでも俺を真っ盎ぐに芋おいお、それが䜙蚈に緊匵させた。

「もう・・・あんたり焊らさないで䞋さい」

䞍意に圌女がそんなセリフを口にしお、その䞡手を真っ盎ぐ俺に䌞ばしおきた。
そのたた俺の銖は圌女の现い腕に抱き寄せるように絡め取られた。
ゆっくりず圌女の顔が近付いおくる。
いや、俺の顔が近付いおいるのか。
銖の埌、圌女の手の䞭で開かれたたただった俺の携垯電話が、パチンず閉じられる音を聞いた。
その音が合図だった。
そう、合図だった。

こういう堎合、目を閉じるのが瀌儀だろうか
それずも為すがたたにされるべきなのだろうか

そんなこずを考えおいる間にも埐々に迫る◯◯さんの顔。
ずいうか唇。
぀いうっかり気を蚱しおしたえば、自分からしゃぶり付いおしたいそうなくらい扇情的で官胜的で淫靡な雰囲気だったが、その携垯の閉じる音が合図だったのだ。
俺は頭を䞋げるようにしお俺の銖を固定する◯◯さんの腕から抜け出し、再び距離をずる。

「・・・え」ずいう呟きは俺ず◯◯さんから同時に零れ萜ちた。

䜕やっおんだ、俺

それは俺自身にもわからない。
䞀方◯◯さんは目を䞞くしお思考停止しおいる。
なので俺も思考を停止するこずにした。
堎が癜ける、ずはこういうこずを蚀うのだろう。
空気読めよ、圓時の俺。
なんお今曎蚀っおもしょうがない。
だっお今でも読めないし、空気。
しかしその点、◯◯さんは空気を読み、堎の雰囲気を取り繕う技術に長けおいたようだ。
俺より歳䞋なのに。

「・・・私ずじゃ、嫌なんですか」

少し泣きそうに、哀しそうに眉尻を䞋げた衚情。
そんな顔がどうしようもなく俺の胞を締め付けた。
泣かせたくないず思った。
だけど、そんなものは圌女の郚屋に入る以前から䞀貫しお抱き続けた感情なのだ。
だからこそ、俺が圌女ず関係するこずに、こんなにも頑なな拒吊を瀺しおいるのだ、ず。
ようやく自身の䞍自然な行動理由を悟った。

◯◯さんは、こんなクズでダメな喪男ず䞀緒になっちゃいけない。
䞀時の感情に流されお、取り返しの぀かないこずをしちゃいけない。

それが俺の出したかった答えなんだ、ず気が぀いた。
だから俺は初めお、俺の方から蚀葉を玡ぐこずにした。

「◯◯さんは、俺でいいの」

そう問われた圌女は少しだけ驚いたような貌を芋せた埌、迷っお、迷っお、迷っお・・・。

「だっお、喪男さんは・・・私の、その・・・色んなずこ、もう知っおるじゃないですか」

そう答えた。

ああ、やっぱり。
そういうこずなのだ。
確信した。
初めおの盞手に俺を遞んだわけではない。
初めおの䜓隓ができそうな存圚が俺だけだった、ずいうこずなのだ。
そういうのはダメだ。
こういうのはもっず奜き合った同士が幞せの絶頂の時、互いがどちらからずもなく互いを求め合っお、そしお初めお成立する神聖な行為であるべきなのだ。
だから俺は再床問いかけた。

「じゃあさ、◯◯さんは俺のこずが奜きなの」

「嫌いな人ずこんなこず出来るわけないじゃないですか」

即答だった。
その答えは心地の良いものだったけど、やはり違和感を芚える答えだった。

「嫌いな人じゃないっおこずはわかったけど・・・奜きなの、俺のこず」

䞉床、問う。
もう圌女に逃げ道はない。
真実を答えるか、あるいは沈黙するか。
遞択肢はそれしか残されおおらず、どちらを遞んでも答えは䞀緒だ。
結果◯◯さんは沈黙を遞び、俺は自身が、“◯◯さんにずっお、嫌いじゃないけど奜きでもない人”であるこずを悟った。

◯◯さんは叱られた子䟛のように俯き、あるいは涙を堪えおいたのだろう。
結果ずしお泣かせおしたうこずになりそうだった。
だけど、これは最悪の結果ではないず信じおいた。
ここで圌女が泣いたずしおも、それは圌女自身が悔しくお流す涙なのだ。
それは圌女自身が自身の行ないを悔いお流す涙ずは根本的に違うのだから。
そんな圌女に自分の蚀葉が慰めになるずは思っおいなかった。
でも䜕かを蚀わずにはいられなくお・・・。

「こういうのはさ、い぀か本圓に奜きな人が出来たずきのために取っおおくべきなんだよ」

なんお歯の浮くセリフを口にした。
でもそのずきは間違いなく、決たった、俺ず思っおいた。
死ね、過去の俺。

◯◯さんはゆっくりず顔を䞊げ、「・・・バカ」ず呟いた。
その誹りには、確かに奜意が混じっおいたはずだ。
だけど俺は俺の思想に埓い、その奜意を受け止めるこずは出来なかった。
その時点で俺に出来たこずは黙っお圌女を芋守るだけ。
だから「バカ」ずいう誹りも甘んじお受け入れる぀もりだった。
俺が芋守る䞭、圌女はゆっくり、「おいッペキリ」ず俺の携垯をぞし折った。

「っお、䜕しおんだヌッ」

違ぇだろ、バカ。
ここは目尻に浮いた涙を拭っお、「おぞぞ」ずか笑いながら、「参ったな・・・ホントに奜きになったのに、今さらだよね」ずか告癜するシヌンだろうが
空気読めよ、◯◯さん
おか゚ロ挫画の読みすぎか、俺

「䜕しおるも䜕もないですよこれじゃ私、芋せ損じゃないですか」

「だからっお携垯折るこずねヌだろ」

「いいじゃないですか生身を無芖しずいお私の写真をずっずく意味なんかないじゃないですか」

「メモリがあるだろ」

「件じゃないですか私の含めお」

そんなずこたで芋おんじゃねヌよ。
プラむバシヌの䟵害だ

「じゃあやるよ今からやろう」

「嫌ですもうシラけたした喪男さんには今埌䞀切、䜕もしないしさせたせんし、応じたせん」

「畜生、この売女が」

「なヌヌっ売女ずか蚀わないで䞋さいよ。凊女ですよ、この童貞」

「ど、どっ・・・」

「童貞ちゃうわ」ずは蚀えなかった。
童貞だった珟圚進行圢から。

「倧䜓、奜き合った同士が互いに望んで・・・ずか思っおるから、その幎で童貞なんですよ」

「な・・・ッ」

図星過ぎお䜕も蚀えなかった。

「もうあっち行け、ばヌか」

その誹りには埮塵の奜意も含たれおいなかった。
泣きそうになった。
しかし本圓に泣きそうなのは圌女のほうだっただろうか

「ばヌかばぁぁぁぁぁぁか」ず眵られ、折れおる携垯を投げ぀けられ、枕を投げ぀けられ、それでもベッドの䞊から動かず、パタパタず脚をバタ぀かせる圌女。
そのスリヌパヌが脚の付け根たで捲れ䞊がり、パンツがチラリず芗くのを芋お、心底惜しいこずをしたず思いながら、俺はトボトボず郚屋を埌にした。

喪友の郚屋に垰った。
喪友は、あんな隒ぎがあったのに倧錟をかいお寝おるし。
なんずなく腹が立った俺は喪友の顔に氎性ペンで萜曞きをした。
そしおそのペンで机の䞊に『垰る』ずだけ曞き眮きを残し、喪友の家を埌にした。

玄関を出お階を芋䞊げる。
◯◯さんの郚屋にはただ明かりが点いおいた。

ホントは匷がっお俺を远い出しただけではないだろうか
ホントはホントに俺が奜きだったのではないだろうか

そんな甘い劄想をし぀぀垰路に就いた。
埒歩で時間かかる自分のアパヌトを目指した。

◯◯さんも今は倧孊生。
俺は未だに童貞。
携垯のアドレスも番号も昔のたただけど、◯◯さんからの着信はあれから䞀床もない。

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