その恋はパンチラから始まった[第4話]

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よし、準備万端。
仕切り直しである。
今日何度目か分からないキスをし、俺は飛び石のようにYの顔、首筋、そして体へと軽くキスをしながら、お目当てての乳首へと近づいていった。
キスをしている最中、Yの体は時折ピクピクと動いている。
不感症じゃないのか?
反応の鈍いYに疑問を抱いていたが、今の反応を見るとそうでもないらしい。

そう思っているとお目当ての乳首へと到達した。
軽く手で挟むようして胸を盛り上げ、俺は乳首を舐めた。
体の脇に置かれていたYの腕がピクッと動いた。
やはり不感症ではない。
俺はYのこの反応を見て確信した。
もう遠慮はいらない(って最初から遠慮してないけど)。
俺は本格的に攻めることにした。

まずは乳首を中心に舌で円を描くように攻め、次に舌の先で乳首を転がすようにして攻めた。
また時折軽く咬んでみたり、軽く吸ったりして胸を超濃厚に攻めた。
最後に女の胸を吸ってから、だいぶ時間が経っていた。
俺は久しぶりの胸の感触に没頭した。
かなり長い時間堪能していたと思う。
突然Yが言ってきた。

Y「ねぇ~T?」

俺「うん?」

その突然のYの問いかけに、俺は胸を攻めている手を休めることなく返事をした。

Y「私はどうすればいいの?」

俺「どうすればって?」

Y「このままでいいの?それとも何かした方がいいの?」

待ってました、この質問。
一度は言ってみたかったセリフを言うのは今しかない!
そう思い、俺は言った。

俺「何もしなくていいよ。俺に任せて」

セックスレベル3の俺が言うには高度な呪文だったが、決まったと思った。

Y「うん」

短く答えたYがさらに続けた。

Y「それと・・・声・・・出してもいいの?」

おぉ~~~!
なんていじらしいセリフなんだ。
俺は胸がキュンとなった。
Yのことがとても可愛く思えた。
このセリフは俺のセックス経験の中でベスト3に入る名台詞だ。

俺「えっ?なんで?別にいいよ?」

Y「だって、どうしていいかわかんないし・・・」

普段は強がっているYから意外なセリフが出た。
俺はこの時、素直にYのことを可愛いと思った。
しばらくするとYの口から声が漏れ始めた。

Y「うん・・・うぅ~ん・・・」

控えめに声を出すY。
あ~、なんて可愛いんだろ。
激しく声を出すのもいいが、こういった控えめな声もたまにはいいかなと思った。

Y「あっ・・・うん・・・」

時折漏れるYの喘ぎ声をBGMにしながら、スカートから伸びた足へと手を伸ばした。
太ももに手を這わせ、徐々にお尻の方へと移動させた。
綿のような肌触りのする下着越しに、少し大きめのYのお尻を円を描くように撫で回した。
次に、自分の方に引き寄せるようにYのお尻を少し浮かせて後ろから手をまわし、内腿を触れるか触れないかくらいの超ソフトタッチでなぞった。
ぎゅっと足を閉じていたのか、少し汗をかいているようだった。
俺はてっきりストップがかかると思っていた。
しかし、Yに抵抗する素振りは全くない。

どうする?
もっと先に進んでいいのかなぁ~?

今日こんなことを期待していなかった俺は一瞬考えた。

どうする?
一応Yに聞いたほうがいいのかな?

そう思ったが、さっき「男なら強引に行け」と言われたばかりである。
ここでそんなことを言って気分を害しては全てが台無しである。
ダメならダメでいっか。
それで終わりにすればいいんだし。
そう思い、俺は太ももを触っていた手をYの秘部へと移動させた。

ぎゅっ!

触れた瞬間、Yは足を力強く閉じた。
やっぱ抵抗あるのかな?
一瞬その思いが頭の中をよぎった。
しかし、まだダメと言われたわけじゃない。
もう少し攻めてみよう。
俺は手を縦にして閉じられた太ももの間に差し込み、ぐるっと手首を回転させ、少し強引に足を開いた。
僅かではあるがスペースが空いた。
俺は人差し指と薬指で太ももを押し拡げるようにして、中指で割れ目をなぞった。

ガクン。

Y「あっ・・・」

その声と伴にYの体がかかり大きく揺れた。
あまりにも大きく突然揺れたので一瞬ビビった。

Y「あっあっ・・・」

割れ目をなぞるたびに体をピクピクさせながら短く声を発するY。

Y「うん・・・あっ・・・あ、うん・・・」

俺は親指でクリを、割れ目をなぞっていた中指は少し立てるようにし穴を攻めた。
親指は円を描くように、中指は少し押すようにして攻めた。

Y「あっ・・・あん・・・うっ、ううん・・・」

普段話す声と同じように少し低い声で反応を示すY。
下着の上からなのか、濡れが少ないように思った。
指に濡れている感触が伝わってこない。
綿生地の下着に吸い取られているのか?
だったら直接触るしかない。
そう思った俺は下着の横から手を入れようと思ったが、その前に邪魔なスカートを脱がせることが先だ。
スカートのホックを探すべく、俺は腰の辺りに手を回した。
ホックはすぐに見つかった。
手で挟むようにしてホックを外そうとするが、これがなかなか上手くいかない。
ピンと張りつめているスカートが緩まない。
何度か同じ仕草をしているとYが聞いてきた。

Y「ねぇ~ねぇ~T?もしかして私たち今日しちゃうの?」

上目遣いに聞いてくるY。
その少し不安げな表情とこのセリフがまた可愛かった。
いつもとは違うYの表情。
背伸びをして強がっていても、Yはまだまだ子供。

俺「怖い?嫌なら止めるよ?」

煽るつもりじゃなく、相手を思いやるつもりで俺は聞いた。

Y「怖さ半分、興味半分って感じかな・・・」

てっきり強がった返事が返ってくるかと思ったが、Yは意外な返事を返してきた。

俺「やっぱ怖いよね?どうする?もう止めようか?」

俺のこの問に少し考えていたYだったが、こう答えた。

Y「・・・いいよ・・・いつかは経験することだし」

マジッ?
いつかは経験するって・・・、確かにそうだけど、それが今日でいいのっ!?

正直言って俺はYにそう聞きたかった。
しかしYに対してその種の質問は禁句である。
また腰抜け呼ばわりされてしまう。
そう思った俺はYに言った。

俺「分かった。じゃ悪いんだけどさ~、そのスカート脱いでもらっていい?」

その俺のお願いに無言でスカートを脱ぎ始めるY。
Yがスカートを脱いでいる間に俺はシャツとTシャツとズボンを脱いだ。
Yも俺も身にまとっているのは下着一枚だ。
キスをして、すぐに胸を吸い、すぐさま手を下へと伸ばした。
自分の足をYの足の間に割り込ませ、自分の足を器用に操作して足を開かせた。
足が開いたと同時に、先程と同じように割れ目をなぞり、クリと穴を同時に攻めた。

Y「うん、ううっ・・・はっ・・・あん・・・」

相変わらず控え目な反応を示すY。
少しの間攻めていたと思うが、やはり濡れてこない。
やっぱ下着を脱がせるしかない。
そう思い俺は、お尻の上の方から手を入れ脱がしにかかった。
後ろを下げ、今度は前を下げ、また後ろを下げ・・・。
何度か同じ方法を繰り返すと下着は足の付け根辺りまで下がってきた。

俺「ちょっと腰を浮かして」

俺のその言葉に腰を浮かして反応をするY。
腰が浮いたのを見計らって下着を足から抜き、ベッドの下へと置いた。
再び同じように足を割り込ませ、Yの足を開かせて直接秘部を触った。
下着のせいではない。
Yの秘部は少し湿っている程度にしか濡れていない。
刺激が足りないのかと思い、俺は重点的に秘部を攻めた。
クリを弄ったり、穴の中に指を入れてみたりした。

Y「あっ・・・うん・・・」

時折漏れるYの声を聞きながら、さらに攻めるが、やはり濡れてこない。
15分以上攻めていたと思うが、出るのは控えめな声だけ。
肝心の愛液は出てこない。
もうこれ以上やっても結果は同じだろ。
そう思い、俺はいよいよ最後の一線を越えようと思った。

未だにかっこいい下着の脱ぎ方が分からない俺は、この時も相手に分かってはムードが壊れると思い、相手に気付かれないように脱ごうとした。
左肘と左足の先に全体重をかけるように体を少し斜めにし、何をしているのか分からないようにと、相手の注意を引く意味でカモフラージュで乳首を吸う。
そうして右手で、右、左、右、左と順序正しくトランクスを下げていく。
膝辺りまで下がってくると足を上下に動かしてさらに下げていく。
足元まで下がってくると、片方の足を布団に押さえつけるようにして抜く。
一方が抜けると、今度は抜けた足でパンツを押さえつけて足を抜く。
しかしこの方法、きっと相手にパレバレだっただろうね。
時間もかかるし・・・。
全裸になった俺はYの中に入ろうと思い、Yへと覆いかぶさっていった。
その時、Yが俺の行動を制するように言った。

Y「ちょっと待って」

Yの性格を考えるに、今さら中止命令はないだろ?

俺「えっ?どうしたの?」

Y「このままするのっ!?赤ちゃんできたらどうするの?」

俺「赤ちゃんって・・・そんなに簡単にできないよ」

Y「ダメダメ。ちゃんと避妊しないと」

俺「大丈夫だよ」

Y「ダメ!ちゃんとできないなら、しないから」

ふぅ~意外に固い考えのYだ。
ここで押し問答をしてもしょうがない。
俺に勝ち目はない。
こんな時の男は非力である。

俺「分かったよ。ちょっと待ってて」

俺はそう言いながらベッドの頭の方にある引き戸を開けた。
1ダース入りのゴムだったが、何個か使ってある。
1年の時に元カノとする時に使っていた残りだ。
ずいぶん時間が経っているが、ゴムだから腐りはしないだろうと、当時の俺はそう思った。
(ゴムの劣化なんて考えもしなかったよ)
ゴムを付けている姿を見られるのが恥ずかしかったので、俺はYの頭から布団をすっぽりと被せ、自分は布団の外に出てゴムを付けた。
ゴムを付け終わった俺は布団の中に潜り込み、再びYに覆いかぶさった。

<続く>

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