パンツと初恋とブラデビュー[後編]

この体験談は約 10 分で読めます。

チチ子は何も脱いでません。
どうするんだろう?
2人は立ったまま向かい合いました。

(見たくない、でも気になる)

そんな心の葛藤がありました。
でもこうなると、もう“気になる”の方に気持ちがシフトしていきました。

2人の息はすでに荒くなってました、でもぴったりと合った呼吸のリズム。
おもむろにM彦が両手を前に突き出すと、チチ子はその手を手に取りました。
そして自分のおっぱいにM彦の両手を被せました。
同時に、M彦の手がもみもみと動きます。
チチ子は泣きそうな感じで、「ふう、ふう」と息を漏らしました。
しかめっ面だけど、嫌がってないのはわかります。
性行為の知識はなくても、大人のエッチの入口にいるのはなんとなくわかりました。

ついこの間、おっぱい揉まれてめそめそ泣いたはずのチチ子が、こんなことしてる・・・。
これが、大人になるっていうことなんだ?
まさか、このあとセックスというものをするんじゃ・・・!

心配になりました。
倫理に反するという心配よりも、その場に私が耐えられないという心配です。
・・・でも特に大きな動きはなく、そのままM彦はおっぱいを揉んだり擦ったり。
チチ子は直立不動でされるがままになっていました。
ちんちんは誰も手を触れず放置されて、ただピクピクと揺れていました。
M彦の息がさらに荒くなってくると、チチ子が言いました。

「もうすぐイク?」

(もうすぐって、射精のことかな?!)

「イク」という言い方はこのとき初めて聞いたけど、意味はすぐわかりました。
M彦のちんちんを見ると亀頭が濡れて光っていました。

(あ、カカシ君も確かあんなふうだった!そうか、あれは射精の予告みたいなものなんだ!)

M彦の手は両方ともチチ子のおっぱいを揉んでて、まだちんちんはフリーにしてます。
そのちんちんは別の生き物みたいに、さっきより大きくびっくんびっくんと震えました。
チチ子が保母さんのように優しく制しました。

「まだだめだよ~?ちょっと待ってね」

M彦の手を一旦おっぱいから下げさせるチチ子。
するとチチ子もズボンとパンツを脱ぎました!
早熟だったチチ子は、毛もふんわりと生え揃っていました。

一体何が起こっているのか。

私は真っ白な頭で、ただもう呆然と、下半身裸の2人から目が離せずにいました。
シャツをたくし上げて、チチ子はおへそまで見えるようにしました。
再びM彦の両手はチチ子のおっぱいを揉み始めます。
しばらくして突然M彦が叫びました。

「あっ、あー、いいよ今!今だよ」

チチ子が「うん!」と頷いて、その手が!
チチ子の片手が、M彦のちんちんを柔らかく包みました。
もう片方の手は、おへそが見えるようにシャツを押さえてます。
そしてちんちんを包んだ方の手がモソモソと動いたように見えた、次の瞬間でした。

でゅるっでゅわ~。

などという、おだやかなものではありませんでした。

どっぷん!

ものすごい勢いでM彦の精液が飛び出しました。
チチ子の手はM彦のちんちんが跳ねるのを制御しているようでした。
それでもビクビクと動くのに合わせて、精液はびゅうびゅうと出続けました。
それが何度もチチ子のおへそあたりに、びっし!びっし!とぶつかります。
私はポカンとして見守るしかありませんでした。
ぼたぼたと床に精液が垂れて、なんだか生臭い匂いがしてきます。

この人たちは一体何をしているんだろう!
変態だ!
なんで出るときにティッシュ使わないの?
汚い!
どうせ脱ぐなら、チチ子はなんで最初から脱がなかったの?
最後は触ったから出たの?
出るから触ったの?
なんでM彦が自分で触らないの?
最初からちんちんを触ってあげたほうがすぐ出せたんじゃないの?
チチ子はおっぱい揉まれて泣いたことあるくせに、いつM彦を好きになったの?
エッチなことがしてみたくて、こんな変な遊びを思いついたの?
まさか、私にもこれをさせるつもりで呼んだの?

・・・そんな疑問が次々と湧いてきて、突っ込みどころが満載です。
でも、私が本当に聞きたいことは、たったひとつ。
ひとつだけでした。

「せいえきって・・・そんなに勢いよく出るものなのっ!」

ティッシュでおへそと床を拭きながらチチ子が、「すごいでしょ」とニッコリ笑いました。

「チチ子ちゃんが触ったらこうなるみたい」とM彦が言います。

(手で触りながら出すと、あんな風に飛ぶのかな?)

確かカカシ君は、「水鉄砲みたいだった」と言っていました。

「弄ったら出た」と言ってたから、カカシ君も手で触りながらイッたんだと思います。
自分が異常なんじゃないかと、不安そうな顔をしていたカカシ君・・・。
でも今のを見る限り、精液が勢いよく飛び出すのは異常じゃないみたい。

教えてあげたい!
カカシ君、大丈夫だよ!
勢いよく出しても変じゃないんだよ!
気持ちよくなったら、いっぱい飛ばしていいんだよ!!

でも・・・それを知った理由を言えるわけない。
当然だけど、今起こったことは秘密の、チチ子たちの内緒のエッチな遊びです。
内緒にするのを前提で私を連れて来てるんだから。
それに、カカシ君を“変態下着男”に仕立て上げてしまった私。
そんな私に、カカシ君のためになんかをしてあげる資格なんてない。
それどころか、もう顔を合わすことすら恥ずかしくて申し訳なくて、できそうにない。
そんなふうにぼんやりと考え込んでいた私にチチ子が言いました。

チチ子「祥子もする?」

私「するわけないでしょ!」

怒ったわけではないけど、ちょっと呆れたふうな言い方で断りました。
そして、見たことを内緒にすることだけは約束して私は家に帰りました。
その日もやっぱり眠れなくて、色々と考えてしまいました。

あの2人は好き合ってるのかな?
好きじゃなくても、あんなふうにエッチな遊びしたり、するものなのかな?
チチ子も大人しいふりして、ほんとは変態だったのかな?
チチ子がM彦のセクハラを1人で引き受けてくれたって意味もあるのかな?
まあ平和だからいいのか・・・。
変な2人だけど、それにしてもすごかったな。
あんなふうにしてあげたら、カカシ君も気持ちよく射精するのかな・・・?
カカシ君・・・。
私はおっぱいを揉ませてあげられないけど、ちんちんを触ってあげることはできる。
喜んでくれるなら、してあげたいな・・・。
でも・・・もう会えないよ!
私が悪いんだ!

いつの間にか私は泣いていました。
そして、あそこがまた濡れているのにも気付きました。
カカシ君のことや、カカシ君のちんちんのことを考えると、こうなるみたい。
射精の予告で、ちんちんからも透明な汁が出て濡れるのと同じ?
それと似たようなことなんだ。
エッチな印、好きの印なんだと思いました。

(濡れるくらい好きなのに、このまま話さなくていいの?)

諦めきれませんでした。
次の日、私は思い立ってカカシ君に手紙を書くことにしました。
・・・でもその前に、お姉ちゃんに謝って、カカシ君の汚名を返上しよう。
でもさすがに、正直にほんとのことは言えません。
姉ちゃんのパンツをM彦が穿いたら射精して汚された、なんてことは。
嘘を嘘で取り消すことは、ちょっと抵抗あったけど。
でも私の目的は、カカシ君が変態下着男じゃないことをお姉ちゃんに弁明すること。

・下着を持ち出したのは私が自分の意思でやった。
・カカシ君は姉ちゃんの下着が見たいなんて言ってない。
・カカシ君の気を引きたかったから私がそうした。
・ゴムが伸びたのは私が引っぱったから。

こじつけっぽくて理由としては弱いけど、幸い姉ちゃんは信じてくれました。

私「だから、カカシ君が変な人って思わないで欲しい・・・」

お姉ちゃん「ふーん、まあいいけど。大好きなんだね」

私「・・・!そそ、そんなんじゃ、ない、けど」

お姉ちゃんには私たちがお互い好きなのがバレてました。
私が家に連れて来るほどの男友達はカカシ君だけでした。
好きだということを初めて意識したのは、カカシ君が私のパンツを穿いたあの日です。
でもお姉ちゃんは、それ以前からなんとなく勘ぐってたみたいです。
さすが大人の女は鋭い。
彼氏はいないくせに。

お姉ちゃん「じゃあカカシ君が私を好きって言ったのも嘘?」

私「うん、ごめん・・・」

お姉ちゃん「あーあ残念。今度デートに誘おうと思ったのにな」

私「いやー!やめて」

意地悪そうに笑ってるお姉ちゃんの顔を見て、(あ、冗談か)と思ったけど。

お姉ちゃん「小学生にはまだ早い気がするけど。祥子に彼氏ができるんだね、いいなあ・・・」

姉ちゃんがちょっと寂しそうに笑いました。
まさかとは思うけど、お姉ちゃんもカカシ君のこと、本気だったのかも?
たぶん違うだろうけど、本当のことは今もわかりません。

お姉ちゃん「でも祥子も早く自分の下着でカカシ君を誘惑できるようになるといいね」

真っ赤な顔の私を見て、お姉ちゃんはニコニコしていました。
私が大人の恋愛事情を想像して照れたように見えたんだと思います。
実際には、すでに自分のパンツと肌着でカカシ君を勃起させました。
そのことを思い出してもじもじしただけです。
「もう自分でカカシ君を興奮させたんだよ!」なんてことは言うわけないけど聞いてみました。

私「姉ちゃんは誰かを誘惑したことってあるの?」

・・・なんだかバツが悪くなったようで、ぶつぶつ誤魔化すようなことを言われました。
前に彼氏がいたことあるのは知ってるけど、あまり経験はなさそうです。
それとなく精通のことを探れないかと思ったけど、それは諦めました。
・・・とにかく、お姉ちゃんのカカシ君に対する誤解は解けた!
嘘に嘘をかぶせた形だけど、その罪は私が背負う。
カカシ君の名誉を回復できたから今はそれでいい。

あとはカカシ君と仲直りするだけ。
嫌われたわけじゃないから全然問題ないはず。
でも私の良心は、すぐにラブラブになることを許しませんでした。
カカシ君への手紙にはこんなふうなことを書きました。

――――――――――――
冷たくしてごめん。
下着のことがお姉ちゃんにバレて、私はカカシ君のせいにしてしまった。

その誤解は解けたけど、一度嘘をついてまで私はカカシ君を悪者にした。
しばらくは自分が許せそうにないです。
今は仲良くできません。
私のおっぱいが大きくなって、ブラジャーするようになるまで待っててください。
そしたら約束通り、あの時の続きをしたいです。
OKだったら、それまで私のパンツを預かっててください。
もしだめなら返してください。

それから、調べてみたらカカシ君の精通はおかしくないみたいです。
安心してください。
――――――――――――

正直に書いたことを少し後悔してもいました。
最初、お姉ちゃんに嘘をついたことをカカシ君は知らないんだから。
精通のことは、調べてみたってことにしました。
やっぱり浅はかな私は、深く追及されたら適当に誤魔化せばいいって思ってました。

その手紙は学校で、直接カカシ君に渡しました。
受け取ったカカシ君は、「あとで読む」とだけ言って私に背を向けました。

(どう思うだろう・・・)

数日間、私はドキドキしながら待つことになりました。

数日後、私はカカシ君と校庭の隅の木陰にいました。
カカシ君はビニール袋に入れた私のあのパンツを持って来ていました。
パンツを返しに来たってことは、「だめ」っていう返事?
ああ、これから失恋するんだ。
でも、私が自分で決めたこと。
後悔するつもりはない、でもでも・・・やっぱり悲しい。
落胆しかけた私にカカシ君は言いました。

カカシ君「2人でここに埋めよう」

私「え、なんで?返しに来たんじゃないの」

カカシ君「返したら、もう祥子と遊べないんでしょ?でも俺んちには置いとけないから」

私「あっあっ、じゃあ、いいの!待っててくれるのっ?」

カカシ君は、「ほんとは待つのは嫌だ」と言いました。
姉ちゃんの誤解は解けたんだし、カカシ君も怒ってないんだから。
確かに、待たせる意味はないかも知れない。
私が自分への戒めのために、カカシ君への気持ちを凍結しようとしただけだから。
私の良心が、嘘をついたくせに浮かれてる私を許せないだけ。
でも、自分に厳しくしても誰も喜ばないけど、これだけはケジメをつけたかったのです。

私「ごめんね、その間に他の子を好きになっちゃうかな」

カカシ君「大丈夫だよ、祥子が決めたんだから待ってみるよ。でも・・・祥子のおっぱいが大きくなるの待ってたら、何十年後になるかわかんないね」

私「それもそうだね、って何それー!ちゃんとすぐに大きくなるよ!」

意地悪な冗談だってわかった上で私はカカシ君を叩くふりをしました。
それを避けるようにして、ふいにカカシ君が私を抱き締めました!

あ!ドキドキする。
カカシ君もドキドキしてるのが伝わってくる気がする。

恥ずかしくなって、そのあとは無言で2人で穴を掘りました。
パンツを埋める段になって、ようやくカカシ君が口を開きました。

カカシ君「『その時』が来たら、また掘り出そう。その時はまたこのパンツを穿きたいな」

私「タイムパンツだね」

今にもキスできそうな雰囲気だったのに、どうしても恥ずかしくて、できませんでした。
カカシ君にとっても、そうだったと思います。
裸は見せ合ったのに今さらキスが恥ずかしいって、今思うととてもおかしな感じです。

ここまで小学校6年生の終盤、3学期の話です。
このあと、すぐに中学生になりました。

中学2年の初夏、ようやく初潮を迎えた少しあと、私はついにブラジャーデビュー。
お姉ちゃんが一緒に買いに行ってくれました。
初めてなので当然なのかな、勧められたのは白の地味なスポーツブラでした。

「もっと可愛いのとか大人っぽいのがいいな」

私がそう言うと、「祥子にはまだ早い!」と言われました。
そして・・・。

お姉ちゃん「カカシ君に見せたいの?ふふ、子供のくせに」

図星を言われて私はドキドキしました。
カカシ君とはあれ以来、距離を置いてます。
でも姉ちゃんの中では、ずっと彼氏彼女の関係だと思ってるみたいです。
距離を置いてると言っても、普通に級友として話はしてました。
ただ6年生の時のあのことは話せませんでした。
性知識が増えてきて色々とわかってくると、恥ずかしいことばかりだから。
あの時、無知なまま、いかに私たちが恥ずかしいことをしていたかってこと。
それがわかるにつれて、2人の間で話題としてはタブーになってた感じです。

でも当然、性欲というか、好きな人とべたべたしたいって気持ちはあります。
エッチな好奇心をカカシ君に思い切りぶつけたいって気持ちがあります。
そんなの面と向かって言えないけど。

このブラジャーが、遠くに行ってた2人の思い出を蘇らせてくれる!
これはあのタイムパンツの鍵です。
カカシ君もそう思ってくれてるよね・・・。
あの時の話はしないけど、普通に会話できてるんだから、まだ私のことが好きだよね・・・。

私には、こだわらないといけないポイントがありました。
それはホック付き!
お姉ちゃんが勧めたのは、ホックのないタンクトップみたいなスポーツブラ。
これだと私との体格差がさらに広がったカカシ君にはキツいよ・・・。
ホックはどうしても必要です。
ホックを留めずにいれば、カカシ君の腕に通すだけのことは最低限できるから。
見た目のダサさは妥協できても、これだけは外せません。
ホックだけに外せません。
でも姉ちゃんの言い分は。

・擦れにくくて、乳首が痛くないのはこういうタイプだから。
・ホック付きは透けると目立つから恥ずかしい。
・どうせすぐに大きくなるから最初はこういうので慣れたほうがいい。

姉ちゃんの意見はもっともだけど。
私の目的は、自分のおっぱいを守ることよりも、カカシ君に着けさせること。
でも本当の理由を言って駄々をこねるわけにはいかない・・・。
と思ってたら・・・。

お姉ちゃん「まあ、慣れる意味で種類は揃えとこうか」

普通のホック付きのも合わせて、何枚か買ってくれました!
やった~!

そして初めてブラジャーをして登校した日。
鬱陶しさに辟易しつつ、ドキドキしながら、カカシ君のクラスの前を通りました。

(気付いてくれるかな?そしてあの約束を覚えてくれてるかな?)

廊下にいた私と教室の中にいたカカシ君の目が合いました。
夏服のブラウス、肌着はなしでブラジャーだけ。
ブラデビューは女子の友達にはすぐに気付かれました。
カカシ君もわかってくれるはず・・・。
わかってくれました!
言葉はなくても、表情でわかってくれたことがわかりました。
カカシ君はすぐに私の所に来て言いました。

カカシ君「俺、今日、部活休むね」

私「じゃあ先に行って待ってるから」

これだけで私たちにはわかる。
話題に出さなくても、ずっと同じ思い出が2人の胸に生きてたことがわかりました。
それがとても嬉しかった・・・。

放課後、小さなスコップを手に小学校の校庭の片隅に佇む私。
その足下には私とカカシ君の恥ずかしくも大切な甘酸っぱい思い出が眠っている。
そして向こうから笑顔でゆっくり歩いてくるのは、私の大好きな人。
私も笑顔で迎えよう!
木の幹にもたれて目を瞑って深呼吸。
目を開けたら、きっと彼がそこにいる。

その時、初夏の爽やかな風が私のスカートの中をくぐり抜けていきました。
熱く、酸っぱく、淫靡に湿った空気をさらって、彼のもとへ。
そして私たちは、そこで初めてのキスをしたのでした。

ブログランキング参加中!

えろばな研究所はアダルトブログランキングに参加しています。
もし当サイトを気に入っていただけたら、 このバナーをポチってもらえると励みになります!

オススメのマッチングサイト

ちょっと一息エロ動画