私の青春を妬んでイジメてきた兄嫁

この体験談は約 3 分で読めます。

フェイクが入っています。
高校１年の時、兄が結婚した。
兄と兄嫁は結婚してそのまま実家（私もいる）で同居し始めた。

新婚当初は、私と兄嫁は仲悪くはなかったと思う。
半年した頃から兄嫁に嫌味を言われ始めた。

剣道部だったため、「妹ちゃん臭いねｗ」（入浴後）とか、「妹ちゃんの甲手って馬糞みたいな匂い」（洗って陰干ししていたのをわざわざ嗅いで言う）とか部活関係を主に、成績や異性交遊についても・・・。

当時、私は恋愛よりも部活一辺倒だったため、「彼氏できないんだ？ｗ行き遅れ確定だね。むしろ行かず後家かな？」などの嫌味は非常に煩わしくて仕方なかった。
一方、母と兄嫁は仲が良かったらしく、母に相談しても「兄嫁さんがそんなことするわけないでしょ」なんて言っていて相手にしてくれなかった。
兄もそうだった。
むしろ、「嫁いびりやめろ」と私の頭を引っ叩いた。
父は無関心だった。

高３の時、兄嫁から財布を貰った。
ブランド物に疎い私は正直イラネと思いつつ、関係改善に期待しつつ、それを貰った。
あとはバッグとか。
貰いっぱなしは悪いと思って、でもバイトしてないからお礼の品を買うことなんてできないから兄嫁の家事を率先して手伝った。

センター試験二日前、父母兄がいきなり部屋に入ってきた。
みんな鬼みたいな顔をしていた。
兄に腕を乱暴に引っ張られ、椅子から転げ落ちた。
その間、母は襖の中を漁って兄嫁から貰ったバッグや財布を見つけて金切り声をあげていた。

「兄嫁さんの！あんたって子は兄嫁さんの盗んで！」って。

父にどういうことか尋ねられた。

兄嫁にもらったと答えると、「嘘つくな」と殴られた。

「何万もする財布やバッグをほいほいやる人なんかいないだろう」と。

嘘はついてないと言っても、父母兄から見れば盗品は私の部屋にあって盗みがバレたのに貰ったものだと開き直る私を信じるはずもなく、夜が明けるまで説教（というより罵倒）された。
次の日は何をしていたか覚えていない。
翌日、翌々日のセンター試験を終えて吐いた。

それから父母兄と話し合いが始まって、「泥棒は家にいらないし、学費も払わない」と言われ、高校卒業とともに家を追い出された。

センターで第一志望に合格していたんだけど、学費が無いため授業料免除となった第四志望の私大に行った。
あとは奨学金で生活した。
その後、卒業しそこそこ良いところに就職した。

しばらくして、実家からコンタクトがあった。
理由は、兄夫婦の子が病気になってドナーが必要だったから。
そもそも生まれたなんて知らないわ。
それで懇願されて検査を受けたところ、私は適合したらしい。

兄夫婦に土下座されて、「是非移植してほしい」と懇願された。

だから兄嫁に、「なんでセンター二日前を狙って濡れ衣を着せたのか」を聞いてみた。

「返答次第では提供もやぶさかではないよ」と言い添えて。

兄嫁の答えは非常にくだらなかった。
私が女子高生で部活などで青春していたからだそうだ。
本当にくだらない。

「子どもが大切なんですね？」と聞いたら、「当たり前じゃない！自分の子なんだから！」と言われた。

だから、提供を拒否した。
兄嫁発狂、父兄呆然、母号泣。
そんな大切な子ならなおさら、提供するはずがない。

「子どもに罪はない」ってよく言うけれど、兄夫婦の子というだけで憎しみの対象だから。

その子はドナーが見つからなかったため死んだという知らせを聞いたので、祝電の準備をしつつ記念かきこ。
ちなみに両親と兄からは謝罪はあったけど、許すわけないのでそのまま絶縁宣言してある。