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美奈のことが忘れられなくて[後編]

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清楚な外見とは裏腹に美奈はセックスが好きだった。
声も大きく、感度も良好だった。
今夜が初めてなのに・・・色々とテクニックについては勉強してきたらしい。
腕枕をして何ともなく話をしていると、美奈の指が俺の乳首のあたりに置かれ、時々微かに動く。
美奈は別に意識していないのだが、その僅かな動きにそそられ、俺のチンコは勢いよく天を向いた。
手を取り俺のチンコへ持っていくとそのままチンコを軽く握り、「どうしたらいいの?」と聞かれた。

俺は真中を握らせ、向きに抗わずゆっくり上下に振らさせ、美奈の口を俺の乳首に持っていった。
美奈は案外と上手に手でコキ、乳首を丁寧に舐めた。
そして頼んでもいないのに布団の中に潜っていき・・・パクリ。
咥えられた俺は身震いした。

(これが・・・女の口の中の感触か)

美奈は歯を立てないようにゆっくりとチンコ全身を吸った。
美奈の口の中の空気が出て行き、チンコがぴったりと粘膜で包まれる。
俺とチンコはピクピク痙攣した。

美奈「ねぇ。何か・・・味がする」

俺「先走りだ。美奈が吸い上げるから出ちゃったんだ」

美奈「ね・・・どうして欲しい?」

俺「ん・・・下から上に舐めあげて、先っちょを舌の先でぺろぺろして・・・」

美奈の舌が硬くなったチンコに絡みつき、音を立てながら舐め上げる。
俺はたまらず体勢を入れ替え、美奈の尻を顔の上に持ってきてマンコ全体に吸い付いた。
美奈の口の中は俺のモノでいっぱいだ。
うめき声が漏れる。
そのまましゃぶりつき、舌を膣に差し込んだ。
うめき声が大きくなる。
どんどん溢れてくるジュースを受け止めながら、俺も快感にうめき声を漏らした。

だが、どうしても美奈の腰が引けてしまう。
上下を入れ替え、下で待ち受ける美奈の口にチンコを詰め込んだ。
今がチャンスだ。
美奈は俺の行為が見えない。
俺はベッドサイドの電気を一番大きくし、ライトをこちら側に向けた。

柔らかいオレンジ色のライトに照らされたマンコはピンク色だった。
両手の指で花弁を開き、膣を指でつつく。
ひくつくマンコ。
うめき声。
両手の人差し指を同時にゆっくり入れていく。
沈んでいく俺の指。
ヌチャヌチャという卑猥な音。
美奈のうめき声が一段と大きくなった。
限界まで入れてから左右に広げ、膣の入り口を舐め、クリを噛む。
美奈はうめきっぱなし、液体は垂れ流しだ。

俺「美奈、濡れすぎだよ。いやらしいな。俺の指がぬるぬるで、白いものでいっぱいだ」

俺が何か言うたびに美奈のマンコはピクピクと痙攣した。
一本抜いてやるとうめき声は一段落したが、中指を再挿入。
2本でピストンだ。
俺の指は長い方だ。
奥の突きあたりまで達している感触がある。
うめき声も大きくなった。
美奈の舌は相変わらず俺のモノを舐め続けている。

さらに指を増やした。
美奈のうめき声が大きくなり、マンコは痙攣しっぱなしだ。
突然、最初の挿入の時に感じた征服欲の意味がわかった。
俺にはレイプ願望があったんじゃないのか?
こんなに魅力的で誰もが可愛いと感じる美奈。
今の状況は決して楽しいとは思えない。
もっと優しくされるのが当然だ。
口にブツを入れられ、変な味のするチンコをしゃぶらされ、マンコを明るい光で見られながら指を挿入される。

けれど美奈、お前が望んだんだ。
出来うる限りの性経験を俺と最初に体験したいんだろう。
俺の限界点が近づいた。

俺にはもう一つアイデアがあった。
美奈の中から指を抜き、口からチンポを抜いてやった。
ヨダレだらけになった美奈の顔を拭いてやり、「ちょっと待ってて」と言い残して隣室へ。
俺のバッグに丁度いいものが入っている。
マーブルチョコのケースぐらいの円筒で、先っちょに丸いキャップがついている。
腹が鳴らないように買っておいたグミキャンディーのケースだ。
隠し持ってベッドに戻ると美奈がすがりついてきた。
布団を肌蹴て裸体をライトに晒した。

俺「大きく足を広げて」

美奈「ヤダ・・・恥ずかしい」

俺「ダメ。これ以上開かないくらい広げるんだ」

おずおずと開脚する美奈。

俺「まだ広げれるはずだよ」

美奈「もう・・・許して」

俺「じゃあ膝を立ててみよう」

美奈「・・・こう?やだ。恥ずかしい・・・見ないで」

俺「そう、かかとをお尻につけて・・・足を浮かせて」

美奈のマンコがこれ以上ないと言うくらいに晒されていた。
美奈は恥ずかしさのあまり顔を覆っている。
グミのケースを思い切りよくズブリと差し込んだ。
チンポより細いんだ。
大丈夫だろう。

美奈「あぁぁっいやあっうっうんっあっあっ」

そのまま激しくピストン運動をさせる。
美奈が喘ぎ続ける。

美奈「ね・・あぅっあうっ・・・おねがい・・やめ・・あぁっ、あぁっ」

俺「うるさい子はこうしなきゃ」

口にチンポを差し込んだ。
美奈の喘ぎ声はやんだが、ずっとうめき続けている。
俺はこのまま発射したくなった。
頭は飛んでしまっている。
もう口でも顔でもなんでもよかった。
中出しをせがまれたが、やっぱり俺にはそこまでの覚悟はない。
美奈許せ。
何の前触れもなく突然俺はイッた。

ドピュピュピュ・・・。

むせながら美奈は起き上がってきた。

「飲まなくていい」と言ったが、美奈は頭を横に振り、やがて喉が動いた。

美奈は泣いていた。
ヨダレと精液と涙が混じってひどい顔だったが、やはり綺麗だった。

俺は・・・確かに美奈が言ったんだ。
出来る限りの性体験を俺としたいって。
でも今日、ここまでする必要があったんだろうか。
美奈に謝ると・・・。

「私が望んだことだし、私は何をされてもしても嬉しいの」

そう言ってバスルームに消えていった。

不覚にも俺は美奈が戻ってくる前に寝息を立ててしまっていた。
なんてひどい男だ。
俺が目覚めたのはたぶん夜中の3時ぐらい。
美奈がベッドから出る気配で目が覚めた。
俺は夢の中でも美奈を抱いていた。
美奈は喘いでいた。
チンポはもう復活していて、俺は自分のサル加減にうんざりした。

美奈はバスローブを羽織って窓際に立っていた。
地方都市はもうライトをあらかた落として眠りについている。
俺も起き上がってローブを羽織、美奈の隣に立った。

「ごめんな・・・俺、子供みたいで。それから・・・」

いつかの『弄んでるつもり』かと言ってしまった時、俺が美奈とセックスしたがってるのを見抜かれたと思ったんだ、と言った。
美奈は微笑んで「人はみんな子供から出発するんだから」と言った。

その瞬間わかった。
自分の馬鹿さ加減が。
俺は自分が惚れられていると思っていた。
全然逆だ。
俺が惚れてたんだ。

その証拠に美奈のことならどんなにつまらない事でも覚えているじゃないか。
体育祭で出た種目、テニス部の戦績、家庭科の時間に縫ったスカートの柄、履いているソックスの柄、誰に告られたか、欠席の日数まで。
そして俺は惚れられたと勘違いして、いっぱしの男が女を捨てるのと同じ感覚でより偏差値の高い大学を選んだ。
13歳年上の兄貴が俺に忠告してくれていたのに。

『大学のランクなんか、ある程度まで行けば社会に出れば一緒だ。どんなにいい大学を出ていても使えない奴はいっぱいいる。要は大学で何をしたいか、自分に合っているのか、大切にしたいものを見つけることができるのか。それが大事だと思うよ』

俺はここで、大切にしたいものを失おうとしているんじゃないのか・・・。

美奈がバスローブを脱いで俺のローブのベルトを取り、そっと寄り添ってきた。
ローブごと美奈を抱き締め、しばらく二人で佇んでいた。
美奈がそっと口を開いた。
元は京都出身なこと、父親の転勤で3年だけこの街にいたこと、父親が仕事で賠償金請求され会社も首になったこと、一気に知り合いも知人も冷たくなってしまったこと・・・。
美奈は、「私はこの街に追い出されるのかもしれない」と寂しく笑った。
そしてまた元気になってしまった俺のチンコに口を近づけていった。

その日、俺たちは朝までの間に6回もやった。
美奈は俺の挿入の度にどんどん液を湧出させ、腰をひねりながらよがった。
最後のあたりには美奈の痛みも減ったようだ。
自ら俺の尻を引き寄せるようになった。
俺は調子に乗ってどんどん腰を振った。
激しく激しく・・・。

もう会えなくなるのが判っていたからか、二人は果てても果ててもまたすぐにお互いを昂ぶらせ、合体した。
強く乳首をひねると湧出量が増えるのもわかった。
俺は挿入しながら何度も乳首を噛み、跡をつけてしまった。
バックの方が感じるらしいこともわかった。
白々と夜が明けるのを見ながら窓に手をつかせ、後ろから攻め立てた。
クリトリスは潰れんばかりに絞ってやった。

結局俺は美奈の中に3回出した。
一回、割れ目から白い液体を滴らせているマンコを見せてやった。
背面から美奈の膝に腕を通し、持ち上げてドレッサーの前まで連れて行ったのだ。
美奈は小さく「アリガトウ」と言った。
礼を言われる筋合いはないのに。
美奈は俺の首筋にしがみつき、「一生忘れない」と囁いた。

美奈は・・・もう俺と会うつもりはないんだ・・・。
俺が京都へ行っても、同窓会があったとしても。

その日、12時半の新幹線で美奈は京都へ向かうことになっていた。
チェックアウトの時、俺は「改札口に見送りに行く」と言った。

美奈は優しく微笑んで・・・。

「もし言えなかったら後悔するから先に言うね。ありがとう。さようなら」

予感があったのか。
俺は改札口に行けなかった。
いや、行ってはいたのだが、友達と別れの最中の美奈のところに出て行けなかった。
柱の陰からふと覗き見ると、美奈は改札口を入ろうとしているところだった。
やっと柱の陰から出て行く俺。
友達が美奈に声をかける。
エスカレーターから振り返り、手を振る美奈。
俺の姿が目に入ったかどうかはわからない。
美奈はそのまま振り返らず、エスカレーターの上に消えていった。

一週間後、俺も同じホームから関東へと旅立った。
美奈とのことは俺のトラウマのようになってしまった。
美奈自身も美しく、セックスも素晴らしかったから。
女と知り合うたびに美奈と比較してしまう。
付き合った女もセックスした女も数人いるが、全員美奈とは比べ物にならなかった。

果たして美奈は、卒業後2年目と5年目の同窓会に出席しなかった。
俺は粟立つ心を抑えて帰郷したのだが。
そして26歳の時、大田が美奈の友達と結婚した。

(披露宴ぐらいは来るだろう・・・)

俺は再会を楽しみにしていたが、美奈は現れなかった。
2年前、年賀状が戻ってきてしまってから音信不通なのだそうだ。

俺は半年ばかり悩んでから、探偵事務所(『昔の恋人探します』)に20万ばかりを支払って美奈を探してもらった。
今更会いたいというわけでもなく、何を期待しているわけでもないのだが、どうしているのかが分かれば吹っ切れるような気がしたのだ。

ところが驚いたことに美奈は千葉にいた。
俺は当時横浜。
同じ関東でも随分と遠いが、京都よりはマシか。
父親の賠償金のおかげで京都の地所を売り、母方の方へ身を寄せたのだという。
美奈は大学の卒業に合わせて千葉に移り住み、仕事をしているらしい。
住所を知ってしまうと行きたくなるだろう。
ストーカーみたいになってしまうかもしれないじゃないか・・・。

俺は震える手で報告書にガムテープを貼り、封印した。
その1年後、俺は天の配剤か、千葉営業所に転属となった。
ここまで書けばもうおわかりだろう。

俺は美奈とコンビニで再会を果たす。
転居に伴い、報告書のガムテープを剥がしてしまったのだ。

今、俺は大阪で仕事をしている。
美奈は千葉にいる。

来月、ゴールデンウィークが終わる頃、美奈は大阪へやってくる。
俺の子供を抱いて。

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