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彼女の肩には一応毛布を被せた。
俺はジャケットを羽織った。
この格好で人に見られると、下半身丸出しの俺の方がやばかったが、その時はプレーに夢中だった。
50メートルほど歩かせ、熟年夫婦の泊まるバンガローの前まで来た。
中は真っ暗なので寝ているだろう。
「よし、ここでいいか」
俺はローターのスイッチを入れた。
「あああん、はあ、あぁ」
「ん、さっきより声が小さいな~。気持ち良くないの?」
「あん、いえ、はあ、気持ちいいです」
「じゃあ、もっと聞かせてあげたら?あの親父、喜ぶよ」
「いや、ああ、もう、あぁ」
彼女は声を殺していたが、その表情からはさっき以上の快感によがっている様子が窺えた。
「よし、よく頑張ったな、ご褒美あげるから、そこに手をついて」
俺はローターを抜き、彼女に熟年夫婦のバンガローの入り口の手すりに手をつくよう指示した。
「何、するの?」
「ん?いいから、もっとケツを突き出せよ、それじゃ入んないだろ」
バックから挿入することに決定した。
「え、いや、だめだよ、ここじゃ」
「もう決めたんだよ、もっとケツを突き出せって言ってるやろ」
「は、はい」
ゴムをつけてゆっくりとお姉さんの背後から挿入した。
「ああ~、あっ」
締め付けてくる、吸い込まれるようだ。
半分くらい挿入し、また言葉責め。
「入れてもらって嬉しい?どうして欲しい?」
「あああ、ちょうだい。ああん、もっとちょうだい」
「もっと声を出してごらん、あの夫婦、驚いて起きてくるかもな」
「いやあ、はあ、早く」
俺が腰を振らなくても夢中で腰を振ってくる。
声は殺しているが、唸るような感じになってきた。
ホントに起きてこないか、俺の方が心配になってきた。
「あっあっ、ああ、ダメああ、ん、イ、イク」
「まだだめだ」と言って腰を止める。
「はあ、はあ、お願いイカせて、ああ、あん、ううう」
腰を擦りつけてくるお姉さん。
「あの親父、たぶん聞いてるよ。もうあの窓から覗いてるかもな」
耳元で囁くと、ビクッと体で応えた。
立ちバックでは時間がもたないので、自分たちのバンガローの前まで帰ってきた。
彼女は少し朦朧として座り込んでいる。
「ビデオに撮ってるの知ってた?」
「え、うそ!」
「本当、これ見てみ」
「うそ、やめてよ」
お姉さんは泣き出しそうな顔をしている。
しかし、ずっとビデオを回しているのだから知っていると思うのだが。
まあ、どちらでもいい。
認知させた以上、撮影を了承したようなものだ。
俺はビデオを片手に持った。
「大丈夫、俺が個人で楽しむだけだから、それに俺も映ってるわけだし。すぐに消すから」
そう言いながら俺は正常位で挿入した。
ゆっくりと深く腰を振った。
液晶画面に映る彼女は苦悶の表情を浮かべて喘いでいた。
夜空に向かってイヤイヤと首を振っているようにも見える。
「大事な部分も撮っとかないとな。ほら、結合してるところが映ってるよ。俺のに◯◯美の液体がまとわりついて糸引いてる」
「あっ、あっ、いやああ、ああん」
これほど興奮するとは思わなかった。
自分もそうだが、彼女もすごい。
夜空の星に照らされてするセックス。
どんどん性欲が湧き出てくるような感覚がする。
一旦抜いて、四つん這いにさせた。
カメラを持って俺は立ち上がる。
少し離れて、四つん這いになったお姉さんの姿を撮影する。
「いやらしい格好だな。その格好のままじっとしてろよ」
お姉さんの目は半開きになっている。
朦朧状態というか、ぼーっとしていて頭が働かないようだ。
俺はお姉さんの表情をアップで撮ったり、肛門を撮ったりとしばらく撮影を楽しんだ。
もちろん言葉責めをしたり、割れ目にタッチしながら。
「ああん、もう」
再び後ろから挿入した。
最速で腰を振った。
お姉さんは激しく喘いでいる。
「ああ、あっ、イクッ!」
イッたことを確認し、再び体を裏返し、正常位で挿入した。
「よし。俺もイクからな」
そう言いながら荒々しく腰を振った。
彼女は、「ワ~」とか「ああ」とか、何やら言葉にならない声を発している。
俺も決壊が近づいていた。
「うおー」
普段はイクときもほとんど声をあげたことはないのに、吼えてしまった。
ペニスが彼女の中でドクドクと脈打っているのがわかる。
彼女に被さったまましばらく休んだ。
肌にかかるひんやりとした風が心地良かった。
ゆっくりとペニスを抜いた。
彼女は放心状態だったが、その瞬間、「あん」と小さく喘いだ。
小屋のベッドに彼女を寝かせてから、俺は後片付けをしに外へ出た。
ハードなセックスだったが疲れはなかった。
満たされていた。
午前1時。
外でタバコを吸いながらビデオを再生してみた。
暗闇の中、ランタンのぼんやりとした灯りに照らされて、男と女が真っ裸で揉み合っていた。
絶えず女は声をあげ、男は動いていた。
暗いので、残念ながら秘部ははっきりと映っていなかった。
しかし、その微妙な暗さが、獣のような雰囲気が出ていてよかった。
俺は、今イッたばかりなのに勃起していた。
小屋に入り、彼女を窺う。
眠っている。
そっと寄り沿い、毛布を捲って乳首を撫でてみた。
ピクンと体が反応した。
ゆっくりと下半身に指先を這わせる。
「はあ~」という声が漏れた。
目は閉じたままだ。
アソコ全体に手のひらを押し当て、上下に揺すってみた。
「あ~」という声が漏れる。
「あん、あっ」
彼女の体は異常に敏感になっていた。
そっと体に触れるだけでビクビクっと体を震わせる。
そしてアソコに触れるとすぐにイッてしまうのだ。
何度イッたのかわからない。
そのうち俺も眠気に襲われ、気絶するように眠った。
翌朝、俺は5時に目が覚めた。
疲れはなかった、朝陽の差す気持ちの良い朝だった。
横でお姉さんはぐっすりと寝ていた。
顔を洗おうと炊事場に行くと、熟年夫婦が食事の後片付けをしていた。
挨拶してきた。
今から山に登るのだという。
昨夜のことは知られてないと思ったが、なんとなく気まずい。
手短に歯を磨いて戻った。
まだ彼女は起きない様子なので、寝かせておくことに。
その間、1時間ほど釣りに行くことにした。
エサは川虫を捕った。
しかし、落ち込みで1匹、小さなアマゴが釣れただけだった。
小屋に戻るとお姉さんはまだ寝ていた。
体を揺すってみると、「うーん」と言いながら半分目を開けた。
「1匹釣れたよ」
そう言ってバケツに入ったアマゴを見せる。
「うわあ、ホントだ」
「疲れてない?」
「うーん、大丈夫」
簡単に朝食を済ませ、釣りに出かけた。
はっきり言って釣れるとは思わなかった。
渓流は初心者には難しい。
それでもカワムツが釣れて嬉しそうだったので俺はホッとした。
細い流れだったので、これ以上は無理だと思いしばらく休憩することに。
砂地にビニールシートを敷いて並んで座った。
鳥の鳴き声、水の流れる音、新鮮な空気、木々の間から差し込む朝陽。
「そうだ、昨日のビデオ観てみる?」
俺はリュックからカメラを取り出した。
食事の場面などが流れるが、早送り。
ランタンの光に照らされ、バックから挿入されている場面でビデオカメラを渡した。
少し戸惑っているのか、表情からは、どう感じているのかは読み取れない。
食い入るように液晶を見つめている。
「可愛かったよ。心配いらないよ、しばらくしたら消すから」
そう言いながら俺は彼女の顔を引き寄せ、唇を重ねた。
体を弄るとすぐに喘ぎだす彼女。
まだ体には昨夜の余熱が残っているようだ。
「舐めてくれ」
そう言うなり、俺はリュックを枕にしてゴロンとビニールシートに寝転んだ。
お姉さんは従順だった。
ズボンのホックを外し、パンツをずらして俺のペニスを取り出し、手で擦ってきた。
そして、ゆっくりとした動作で口に含んだ。
心地よい感触が下半身に広がる。
俺の手には、すでにビデオカメラがあった。
「袋を手で擦ってくれ」
「口に含んで舌で転がしてみて」
「ああ、いやらしい眺めだな」
起き上がり、ペニスを咥えている彼女の唇を擦った。
「ん、んん」
お姉さんの目は少しとろんとしてきた。
「じゃあ、お返しするから立ってみて」
俺は彼女のジーンズを脱がせて下半身をパンティだけにした。
ふくらはぎから太もも、お尻をいやらしい手つきで撫でる。
「はあ、ああ」
パンティを剥ぎ取った。
「足を開いてみて。ああ、もう濡れてる。垂れてきそうなくらい」
「ああん、いやん」
「昨夜みたいに、自分で広げて見せてよ」
膝をついて彼女のアソコ全体を手のひらで揺すった。
息が荒くなる。
わざとピチャピチャ音を立てて舐めた。
「んんっ、はああ、気持ちいい」
俺の肩に手を置き、必死で耐えているのがわかる。
ほどほどにして彼女を四つん這いにさせた。
「ねえ、自分でやってみてよ」
「え、それはいや」
「ダメだ、しろ」
「いや、許して」
「しろって言ってんだろ、ほら早く!」
少し荒っぽく彼女の手を取り股間に導いた。
俺の剣幕に怯えたのか、お姉さんはゆっくりとアソコを摩りだした。
「ん、いつもそんないやらしい格好でオナニーしてるの?」
「あっ、ああん」
「ちゃんと見ててあげるから、イクまで続けろよ」
「ああん、ああ、はあ」
やはりM女だ。
俺の言葉に体が反応している。
次第に快感が高まっていってるのがわかる。
「どんな表情してるのかな~」
顎を掴み、顔を自分の方に向けてみた。
「ああ、いや、恥ずかしい、ああん」
「恥ずかしいだけじゃないだろ?」
「はい、ああん」
「見て欲しいんだろ?」
「ああん、は、はい」
俺は彼女の前に立ち、ペニスを突きつけた。
「舐めてみて。オナニーも続けて。どっちかがイクまでやめさせないから」
俺は少し中腰気味の姿勢をとらなければならなかったが、刺激的な光景だった。
彼女は四つん這いになり、俺のペニスを咥えながらオナニーを続けた。
気持ちいいのか、苦しいのか、苦悶の表情を浮かべ、必死で俺のペニスを咥えている。
しばらく続けたが、イケないようだ。
俺は仰向けに寝転んだ。
「じゃあ上になって入れてくれ」
お姉さんは、ゆるりとした動作で俺に跨がり、ペニスを掴むと割れ目に沿わせた。
騎乗位の体勢だ。
ペニスはズブズブという感触で吸い込まれていった。
「あああん、はあ、はあ」
お姉さんは腰を振るのが上手かった。
カクカクという動作で腰を振り続けた。
「ああ、いいよ、気持ちいいよ~」
下から手を伸ばし、おっぱいを鷲掴みにして揉んでみた。
「いやん、ダメ~、イキそう」
「イクときは、ちゃんとイクって言えよ」
「はあ、はぁ、ああん、もうダメ」
彼女の腰が激しさを増した。
「あ、イクイク、ああ、イクよ~あああ」
お姉さんはまた達した。
服を着たあと、しばらく2人で横になった。
事が終わると、なんとなく気恥ずかしい。
行為のときのように命令口調は使えなかった。
寝転びながら30分ほど身の上話をした。
彼女は最近まで社内の宮野と付き合っていたことを告白した。
宮野は別の部署だが、なんとなくいけ好かない男だった。
会社のHPなどを手がけていて仕事はできる。
社内に女友達もたくさんいて、愛想もいい。
ただ、俺とは合わない。
一度、内線で話が噛みあわないことがあり、それ以来、どちらからともなく避けているようなところがあった。
会社には女性社員も多く、恋愛沙汰は結構多かった。
しかし知美(これからそう呼ぶ)が宮野と付き合っていたことを知って、俺の中で嫉妬心が湧き上がってきたようだ。
知美の口ぶりでは、振られたような感じだった。
俺のセックスは宮野と比べてどうなんだろうか?
どういうつもりで俺とここへ来たんだろうか?
色々と詮索したいけど、今この雰囲気で聞くのは怖かった。
お昼が近づいていたので、荷物を撤収し、近くの蕎麦屋に寄った。
その後、滝を見たりしてぶらぶらし、温泉に寄った。
温泉を出ると、もう4時近くだった。
帰りの車では疲れていたせいか、どちらも口数は少なめだった。
この女は俺のことをどう思ってるんだろうか?
俺はこれからどうしたいんだろうか?
このまま、何もなかったようにバイバイするのは惜しいし、寂しい。
かと言って、惚れているという感じでもない。
ただの性のはけ口なんだろうか?
いや、そんな軽い感じでもないような気もする。
宮野のことを話したときの寂しげな表情が気になる。
胸の中は複雑だった。
彼女のマンションまで送った。
「ちょっと寄ってく?」という言葉を期待したのだが、「じゃあ、ね」とあっさり彼女は帰っていった。
(ん?これで終わりか?)
そう思っていたら、午後9時頃、『ありがとう。楽しかった。また誘ってね』というメールが入った。
良かった。
もしかしたら、あんなセックスをして、傷つけたんじゃないかと気になっていたのだ。
彼女のメールを読み返しながら、幸せな気持ちで満たされている自分に気づいた。